ステップワゴン

ステップワゴンについて

ステップワゴンは本田技研工業が販売する箱型のミニバンです。1996年5月にクリエイティブ・ムーバーの後継として発表されました。パッケージングと価格帯がファミリー層に受け、大ヒットしました。その後、ステップワゴンのヒットを受け各社からミニバンが開発されていきます。現在のミニバン人気の火付け役と言っても過言ではありません。2015年4月に発売された現行のステップワゴンで5代目になります。今回から縦にも横にも開閉が可能という斬新なバックドア「わくわくゲート」や、3列目シートを床下に格納することができる「マジックシート」を導入しています。2017年9月に行われたマイナーチェンジでは、スパーダのエクステリアを変更したほかにもハイブリッド車を追加しています。更に全車に安全運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載し、安全性が向上しました。何と言ってもステップワゴンの魅力はハンドリング性能の良さや居住性の高さ、そして静粛性にあります。スパーダには2リットルエンジン+2モーターという組み合わせのホンダの「スポーツハイブリッドi・MMD」を搭載しています。同システムはアコードやオデッセイに採用されており、このクラスの中でもかなりハイクオリティといえるでしょう。ステップワゴンに優れた居住性の高さをもたらしているのは低床化された設計です。ミニバンの中でもトップクラスの床の低さを誇り、それにより車内空間を幅広く、そして天井を高く取ることができる為とても広く感じます。そしてステップ高が390mmと低く乗り降りしやすい乗降口は扉も広くとられており、お年寄りでも小さな子供でも楽に乗り降りが可能です。更に居住性を高めるオプションも多数あります。センターコンソールトレイ＆充電用USBジャック、前席シートヒーター、センターテーブルやロールサンシェイドなどタイプによりセットされています。低重心によりもたらせるのは居住性だけではなく、低重心によりコーナーリングの際も車体があおられることがなく安定します。パワフルで軽快な動きの中にも低重心により地面に吸い付くような威厳のあるしっかりとした走りの要素も含まれています。ステップワゴンのユニークな新機能「わくわくゲート」は大きな荷物を載せるときは縦開き、駐車場など狭いスペースで手荷物だけ取り出したい場合は横開きと使い分けが可能で、横開きの場合は後ろに640mmのスペースがあればよいので車を動かす必要がなく、とても便利です。安全性、居住性、積載力、運転性能にコーナーリングと欲しいところが全部詰まった素晴らしい出来となっています。