PCX

PCXについて

PCXは本田技研工業が販売するスクータータイプのオートバイで2010年3月より日本国内で販売が開始されました。2018年9月には量産型二輪自動車としては世界初となるハイブリッドエンジンを搭載して発売される事が決定しました。車の世界ではハイブリッド車はもはやおなじみのエンジンですが二輪自動車としては初めての試みです。実際に試乗した感想としてはスタート時のエンジンのレスポンスは驚きの一言。十分すぎるほどの加速感があり、今までのバイクの常識を覆す素晴らしいできです。「４秒で、世界は変わる」というホンダのキャッチフレーズ通りの出来です。ハイブリッドのアシスト力を自分の好みのレベルに設定が可能な3種類の走行モードが用意されており、ユーザー独自の楽しみ方が生まれる楽しい二輪自動車となっています。フレームは軽量化を実現しながらも安定した操縦性をかんじさせてくれるダブルクレードルを採用しており、最適なハンドリング性能を楽しむ事が可能です。ラグジュアリー感を高めてくれる優れたリアサスペンションを搭載しており、街乗りからツーリングまで快適な走行性能を誇ります。パワートレーンは力強いトルク感と燃費性能を誇るeSPエンジンを搭載。エクステリアは先進感と高級感を追求した流麗で伸びのあるフォルムにずっしりとした重厚感と軽やかさを両立するカラーバリエーションと光の陰影を感じさせる素晴らしい造形となっています。PCXといえばテールランプが特徴的ですがもちろんその点も受け継がれており、Xをかたどったような上下のストップランプは後方から見てもPCXらしさを強調してくれています。細かいディティールや素材感にこだわりが光るシルバーとブラックのツートンカラーのマフラーやハンドルグリップに採用したシルバーなどドライバーの心をくすぐるデザインです。優れた機能も数多く搭載されており、反転液晶表示のデジタルメーターは一目で情報を捉える事ができるPCXオリジナルのメーターを装備しています。Honda SMART Keyシステムを搭載しており、ポケットから鍵を取り出さずにエンジンの始動やハンドル操作が可能。もちろんイモビライザーは標準装備です。ラゲッジボックスは容量28リットルという収納力を誇り、使い勝手もとことん考え抜かれています。その他、フロントインナーボックスやアクセサリーソケットなどドライバーの合ったらいいなをしっかりと装備した素晴らしいできとなっています。