CBR

CBRについて

本田技研工業から販売されるCBRは、軽量化とマスの集中を徹底するために、SPは公道用量産車として世界で初めてとなるチタン製燃料タンクを採用しました。減衰力を走行状況などに合わせて自動で調整してくれる電子制御サスペンション、オーリンズSinart ECシステムを標準で装備しています。CBR1000RRのなかでも電子制御サスペンションを装備したSPは、大変柔軟で幅広い状況に対応ができるSSとなっており、速度レンジやコーナーリングペースにまで幅広い適応力を遺憾なく発揮します。パワートレーンは、非常に強力。気楽に192psを発揮し、複雑な電子制御のセッティングも合わせて容易にコントロール可能なのが魅力です。これまでのCBRには、アシスト系制御が少なく、高いパワー性能をコントロールしづらかった面もありましたが、新型はリニアで最適なドライバーズフィーリングを得ることができる数少ないリッターSSに仕上がっています。 CBR400は、一クラス上の余裕を体感できる上質な操縦感覚が魅力。海外仕様の500と共通の車体となっていますが、既存の400cc車両としては標準的なボディとなっています。アップライトなポジショニングに肉厚シート、ソフトな乗り心地に仕上げられた前後サスペンションにより、上質なライド感を感じることができるでしょう。2気筒エンジンは常用回転域で振動も少なくなめらかに吹き上がり、エキサイティングさはあまりありませんが、7000回転から1万回転までの回転域では、パワフルさを感じさせてくれます。欧州向けに開発された500ccDOHCツインをスケールダウンしていますが、パワーは46psと同クラスでも充分すぎるほどの満足なパワーを発揮します。見た目はヘッドライトの眼光が鋭く、シャープなLEDを装備しており切れのあるボディとなっています。 CBR650Fは、バックボーンフレームを中核とする大変扱いやすいコンパクトなボディへ、低回転域から高回転域まで大変パワフルな648cc直噴4エンジンを搭載した、ミドルサイズのフルカウルスポーツです。モデルチェンジが実施され、先鋭的でスポーティーな見た目に衣装替えが行われました。同時にエンジンの吸排気系を改良することにより、最高出力を7psも増加しています。ミッション変速比のローレシオ化や新しいフロントフォークの採用などが行われており、バランスの取れた力強い走り感を強くしています。