オデッセイ

オデッセイについて

オデッセイは本田技研工業が販売するミニバンで、初代は1994年に登場しました。初代から現在の5代目までヒットを続ける日産を代表する車種です。両側スライドドアを装備した5代目オデッセイは、デビュー当初「ミニバンの皮をかぶったスポーツカー」と呼ばれ、操縦性は抜群、だが乗り心地は硬くいまいちであるという評価でした。しかし、2017年11月にマイナーチェンジにより、不評であった乗り心地は改善され柔らかく優しいものへと進化したのです。メイングレードであるハイブリッドはアコード専用のシステムを小型化・高出力化したもので、184psもの出力に315Nmという素晴らしいパワーを持ち合わせています。セカンドシートにキャプテンシートを装備した7人乗りとベンチシートの8人乗りがあります。2リットルエンジン+2モーターによる強力なパワーとトルク、そしてライバルを突き放す最高26km/リットルという抜群の低燃費性能を実現しています。ハイブリッドの弱点の一つとしてモーターを載せることによりスペースを奪ってしまうという点がありますが、ハイブリッドシステムを徹底的に小型化・高効率化し、バッテリーを全席下に配置する事で室内空間を犠牲にすることなく広々とした空間を演出することに成功しています。更に小型化したことにより低重心化を実現。走行時の安定性の向上だけではなく、車内空間を高く取ることが可能となり、解放感のある室内を実現しています。ガソリン車と比べると約80kg重たい車体から、よりストローク感を感じるしっかりとしたしなやかで上質な「高級サルーン」を彷彿とさせる乗り心地を表現しています。実燃費は市街地で20km/リットル、高速走行時は17km/リットル程と高性能です。2.4リットル車のアブソルートは、国内ミニバンの中でも最高峰のスポーツ性能を持ち合わせており、軽快な走行感、高回転時の爽快感は素晴らしいの一言です。安全装備に「ホンダセンシング」を装備しており、様々な場面でドライバーをアシストしてくれる多種多様な機能が搭載されていて安心です。「走るラウンジ」と日産が表現している通り、柔らかく上質になった乗り心地と最高級の操縦性、そして高級感に包まれた癒しの室内空間はラウンジそのものです。所有するだけで心が満たされて、大事な人を迎えることに誇りを感じる。異動するだけのツールとしてだけではなく、特別なアイテムとしてオーナーを満たしてくれるでしょう。