N-BOX

N-BOXについて

N-BOXは本田技研工業が販売するトールワゴン型軽自動車です。初代は2011年12月に発売が開始しました。全高が1700mm超と高く取られたボディに両側スライドドアを搭載し、スーパーハイトワゴン軽自動車として人気を博すN-BOXから、2017年8月に2代目が発売されました。初代が登場した2011年から数えること6年という短い期間でフルモデルチェンジされるのは珍しいことです。超高張力銅板を車両の約47％に採用し、80kgもの大幅な軽量化と剛性の増強を実現した渾身の一台といえるでしょう。グレードは標準とカスタムの2種類があり、自然吸気エンジンとターボエンジンから選択が可能です。細部にまでこだわり視界を拡張する為、Aピラーを薄く細く絞り込み、室内空間の出来は同クラスでもトップクラスといえます。助手席を前後に57cmもスライドできる「助手席スーパースライドシート」を採用し、シートの自由度と利便性を追求。子育て世帯にとっては車内を移動するのが楽になり、いちいち車から降りなくても後席にいけるというのはうれしい点です。後席もベンチシートになっており、折りたたむことで荷室を拡大できるため、自転車やベビーカーなど大きい荷物や長い荷物なども載せることができます。ホンダ自慢の自然吸気エンジンは加速力が良好でスムーズな発進ができノーストレスで、高速域でも伸びがよくこの手のクラスでは十分すぎる性能といえます。ターボエンジンの出来も非常に優れており、パワフルな中にも滑らかで上品。全車に高性能ダンパーを搭載しています。FF車にはリアスタビライザーを搭載し、安定感も抜群と性能面では非の打ちようがありません。もちろん全車にホンダセンシングを搭載。十分すぎるほどの安全装備で安心して運転することができます。そしてN-BOXは居住性が高いのも大きなポイントの一つです。車内での会話を遮るノイズを最大限無くすため、騒音の発生源にスポットを当ててノイズを減少させる高性能エンジンマウントシステムのほか、軽量化を実現させつつも遮音材をしっかりと使用しており、内からのノイズも外からのノイズも減少させています。長く乗っても疲れないカフェのようなソファーを実現する為に体を優しく包み込む低反発な柔らかいクッションを採用しています。高い居住性やシートの自由度などまさにファミリー世帯のお母さんのことを考えて細部まで設計されたことがわかります。その車内空間の広さと天井の高さ、そして座っていても疲れないカフェソファーのようなシートと移動のツールだけではなく、癒しの空間ともなりえるでしょう。