シャトル

シャトルについて

シャトルは本田技研工業が販売するステーションワゴンで20115年5月に発売が開始されました。当初はフィットの後継車種として「フィットシャトル」という名称で販売されていましたが、「ハイブリッドカーに新たな価値を」というテーマで趣味やレジャーを思い切り愉しむユーザーに向けた独自の路線を強調する為、フィットの冠を外し「シャトル」とされました。燃料タンクを薄型化し、通常後席シート下に配置することが多い燃料タンクを前席下に配置することで低重心化・スペース確保を可能とする技術「センタータンクレイアウト」を採用。荷物を搭載する能力をより強化し、リアシートを倒して使用すると最大1141リットル、5人乗車時でも570リットルという驚異の積載力を兼ね備え、この数値は同クラスでもトップクラスです。まさに趣味とレジャーを思い切り愉しめる仕様に仕上がっています。更に、マルチユースバスケットや荷室下にも収納を追加。高い収納力と利便性を身に着けています。使う人のことを徹底的に考えて作られたインテリアは心からくつろげる癒し空間といえます。パワートレーンも優秀で、1.5リットル直列4気筒DOHCエンジン+CVTと1.5リットルハイブリッド+7速セミATの2種類から選択可能です。駆動方式はFFと4WDから選べます。気になる燃費性能はハイブリッドタイプでJC08モード34.4km/リットル、ガソリンタイプでもJC08モード22.0km/リットルと優秀で満足のいく数値となっています。2017年9月には先進の安全装備である「ホンダセンシング」が標準装備されています。ミリ波レーダーと単眼カメラにより精度の高い見地が可能となっており、最新の技術がドライバーの安全を監視してくれます。より安全性が強化されたほか、ドリンクホルダーの深さを調整可能にしたり、フォグライトを改良するなどきめ細やかなチューニングが実施されました。ユーザー目線で進化を続けてきたホンダの姿勢を物語っている改良だと言えるでしょう。「最高の週末を。」というテーマがシャトルにはあります。クルマをモノとして考えるのではなく、あくまでクルマはレジャーや趣味を思い切り愉しむツールであり、シャトルを購入することによりアクティブな気持ちが生み出される。つまり「最高の週末を売っている」というのがホンダの考えではないでしょうか。そういう意味では家族との時間を大切にしたい方、趣味を思い切り愉しみたい方には打ってつけのクルマといえます。