パッソ

パッソについて

軽自動車イーターとして登場したリッターカーのパッソ。従来はトヨタとダイハツが共同開発していましたが、2016年4月に登場した3代目からはダイハツが企画＆開発をすべて行い、ブーンのOEM供給車となりました。以前はパッソ独自のグレードが存在していましたが、現行型では全く同じとなり、スタンダードモデルのパッソと丸目のヘッドライトを採用して上質感を高めたモーダの2タイプを用意しています。新型パッソのコンセプトは「軽じゃないK」で、「K」とは『カイテキ・カワイイ・カッコイイ』の頭文字をとったもので、マツコDXがCMに起用されており見たことがあるかもしれません。搭載エンジンは最高出力69psを発生する1リットル直列3気筒DOHCのみとなります。組み合わされるミッションは駆動方式に関わらず、CVTが組み合わされ、JC08モード燃費は24.4～28.0km/リットルとガソリン車でトップクラスの低燃費性能を達成しているのが大きな魅力です。ただし、燃費性能は十分ですがエンジンパワーはお世辞にも高いとは言えません。高速道路などではアクセルを限界まで踏み込んでもいっぱいいっぱいに感じてしまうでしょう。しかし、一般道路では十分と言えますので高速道路に頻繁に乗るということがなければ問題ないレベルです。新型パッソから「スマートアシスト2（衝突回避支援システム）」を搭載して格段に安全性が向上しました。「スマートアシスト2」とは、「衝突回避支援ブレーキ」、「衝突警報機能」、「車線逸脱警報機能」、「誤発進抑制制御機能」、「先行車発進お知らせ機能」のことでこのクラスでは充実すぎるほどの性能を備えております。エクステリアは丸みを帯びたかわいいフォルムが女性に人気で、カラーバリエーションが大変豊富です。スタンダードモデルで12色、モーダだとツートンカラーを含む18色の計19色の中から自分の好みのものを選ぶことができます。インテリアは2代目から女性スタッフが中心となって開発していることもあり、女性視点で考えつくされた内装となっています。運転席と助手席の間にバッグなどを置ける空間があったり、ダッシュボードなどに小物を収納できるスペースを設けるなど徹底されています。低燃費性能の高さ、充実した安全性能、かわいい外見、かっこかわいく実用的な車内とパッソのコンセプトである『カイテキ・カワイイ・カッコイイ』を表現した魅力的な車といえるでしょう。