ハイラックス

ハイラックスについて

2017年9月にトヨタ自動車から発売されたハイラックスは、13年という長い年月を超えて日本市場に再度登場となったピックアップトラックです。1968年の初代モデルの発売から、約180の地域と国で販売され愛されてきました。日本ではあまりメジャーではないかもしれませんが、世界で約1730万台という大ヒットを記録しているトヨタの中ではカローラの次に売れているのがハイラックスです。13年もの間、海外でのみの販売でしたが、日本国内にいる約9,000人のオーナーの熱い要望に応えて再び日本市場に復活することになったのです。売れるか不安視していたトヨタの予想とは裏腹に年間目標2,000台で売り出されたハイラックスは最初の月で2,300台売れ予想を上回りました。生産は日本ではなく、タイのバンポー工場で行われて、日本へ輸入されることになります。搭載されているエンジンは2.4リットル直列4気筒ディーゼルターボで、なんと最高出力は150psまであがります。安全性能は、障害物を検知し衝突を回避する自動ブレーキシステム「プリクラッシュセーフティ」、車線のはみ出しを検知し知らせるドライバーサポート機能「レーンディパーチャーアラート」、急発進・急加速を制御しうっかり事故を未然に防ぐ「ドライブスタートコントロール」、7個ものエアバッグで搭乗者を守る「SRSエアバッグ」と安全装備はばっちりです。それに加え高剛性フレーム構造を採用している為、非常にタフな構造となっており、ちょっとやそっとの衝撃には屈しません。元々、ハイラックスという車種は大変タフな車で海外の番組内で鉄球を落とされたり、火をつけられても壊れないというパフォーマンスが行われたり、北極圏という寒冷地での使用や火山に接近するなど極地でも一切の改造なしで乗れるほどでした。話が極端ですが、それほどタフで丈夫だからこそ日本国内にいる数多くのオーナーからの熱い要望があったといえるかもしれません。その屈強さと低速域の力強いパワーからオンロード・オフロードを問わずタフに走ることができます。荷台の最大積載量は500kg。更に荷台にスペースを取られたからと言っても居住性はしっかりと確保されており、室内は5人乗っても十分余裕があります。更にシートも上質さにこだわられており、オートエアコンが装備されている為、快適な車内空間にトラックであることを忘れてしまうこともあるかもしれません。更に夏場にはうれしいエアコン送風機能付きのアッパーボックスがついており、ぬるくなりやすい飲み物を冷たく保つことができます。