クラウン

クラウンについて

1955年の初代登場以来、クラウンは日本を代表する高級車として数多くのユーザーに支持されてきました。時代が変わっても変わらぬ耐久性能、顧客を裏切らない確かな信頼性、上質なデザインだけではなく機能にまでこだわった車内の居住性、乗っているだけで心が満たされるようなラグジュアリー感から一般消費者だけではなく、会社役員専用車両や官公庁の車両にまで多く採用される理由となっています。14代目の現行モデルは2012年12月に登場しました。ロイヤルとアスリートの2シリーズが用意され、両モデルとも大きく斬新なデザインのフロントグリルを装蒲し、歴史あるモデルが変化したことをアピールしました。搭載されるパワートレーンは約12年振りに復活した2リットル直列4気筒ターボをはじめ、2.5リットルと3.5リットルのV型6気筒DOHC、2.5リットルエンジン＋モーターのハイブリッドシステムの4種類が用意されています。4気筒エンジンは10代目以来となる採用でFR専用ハイブリッドシステムとしてモーターと組み合わせることにより、エンジンのパワーを最大限引き出し、かつ燃費性能を14.0km/リットルから23.2km/リットルに引き上げています。トランスミッションはエンジンによって8速AT、6速AT、CVTが組み合わされました。クラウンは時代の移り変わりとともにニーズに合わせて形を変えてきました。モデルチェンジごとに最新の技術を積極的に採用しています。現行モデルではセルフリストアリングコートという車体の細かい傷を自己修復するコーティングを採用していたり、車内のスイッチ類をタッチパネルで一括操作できるシステム、「トヨタマルチオペレーションタッチ」を採用しています。また、2017年の東京モーターショーでは、新型クラウンが発表されました。2018年の夏に発売を予定している新型クラウンでは、「コネクテッド」機能が採用される見込みです。コネクテッドとは、モノとインターネットを繋げることにより新しい価値やサービスを生み出すという考え方、つまり「IoT」を車に採用するということです。新型クラウンでは、すでにプリウスにも使われているトヨタの最新技術「TNGA（Toyota New Global Architecture）」で設計されることになっています。クラウンの揺るぎない確かな品質に最新技術が導入され、今までの根強いファン層の心を釘付けにするとともに、新しいクラウンファンを作り出すことでしょう。