エスクァイア

エスクァイアについて

2014年10月にトヨタ自動車から発売されたエスクァイアはヴォクシーとノアの兄弟車として登場したミニバンです。ヴォクシーとノアはスポーティーさを強調する3ナンバー車両のエアロモデルが用意されていますが、エスクァイアは上質感、高級感にこだわり5ナンバー車両のみと兄弟車の2車種とはきっちりと住み分けされています。搭載しているパワートレーンは2リットル直列4気筒ガソリンエンジンとシステム最高出力である136psを発生させる高性能ハイブリッドシステムの2種類となります。駆動方式はFFを全車両に設定し、4WDはガソリン車のみとなります。2017年7月にマイナーチェンジを行い、内装と外装の意匠改良とブラウン専用シート表皮やLEDコーナリングランプなどを標準装備したプレミアムパッケージが登場しました。プラットフォームは兄弟車のヴォクシーとノアと同一であり、違いはその意匠です。「ひとつ上を目指す男たちへ」というコンセプトがあり、ヴォクシーやノアの実用性に＋αしてステータスを求めるファミリー世帯をターゲットにしています。まず外見ですがフロントマスクの大半を占める存在感のあるダイナミックなＴ字型のフロントグリルが特徴です。フロントマスク中央のエスクァイアには盾持ちの意味があり、それを表現する盾のような存在感のあるエンブレムを中心に広がるメッキ加飾バー、更にグリルバーとヘッドランプにはスモーク加工がなされいぶし銀な渋さが光ります。内装にも抜け目がなく、5ナンバーミニバンとは思えない程の計算しつくされた広々とした社内、高級感の中にも随所に光る機能性、超ロングスライドセカンドシートによって様々なシチュエーションに対応できる自由さとまさにヴォクシーとノアで日本のミニバン市場をリードし続けるトヨタの英知がを詰め込まれた最高の出来となっています。更にセーフティ・サポートカーとして安全装備もばっちり揃えています。トヨタの最新技術であるToyota Safety Sense（衝突回避支援パッケージ）をセット、衝突回避自動ブレーキ、車線逸脱の事故を防ぐレーンディパーチャーアラート、夜間の走行を補助するオートマチックハイビームなどがあります。ヴォクシーとノアよりも価格設定は高いですが、車に乗るだけでは物足りないという＋αを求めるユーザーの心をくすぐります。イメージとしてはアルファード/ヴェルファイアの高級感をヴォクシー/ノアに加えたちょうど中間のような存在で、高級感は欲しいけれど普段使いとしての実用性も欲しいというニーズを満たす車両といえるでしょう。