スカイライン

スカイラインについて

日産から販売されているセダンで、日本を代表するスポーツセダンの一つです。誕生は遡ること60年前の1957年です。2013年11月に登場した13代目である「V37」まで、日本のスポーツセダン＝スカイラインというブランドを守り続けています。現行のスカイラインは日産の海外向け高級自動車ブランドであるインフィニティのQ50をベースとしたモデルとなっています。その為、今回から初めてフロントグリルに、インフィニティのエンブレムを飾っています。パワートレーンは3.5リットルV6エンジン＋モーターのハイブリッド車と2リットル直列4気筒ターボの2種類です。トランスミッションは7連ATの1種類のみとなっています。ドライビングプレジャーを追求するというテーマがあり、日産の最新技術が盛り込まれた一台です。中でも200GT-tで設定できる世界初の技術「ダイレクトアダプティブステアリング」はステアリングを電子制御ユニットが察知し、ハンドリングを補助する機能で、低速域でのハンドリングや運転中の路面のうねりなどによる影響をコントロールし、よりシャープに、そして快適なドライビングを可能にしています。スポーツセダンとしての走りを追求してきたスカイラインらしくエンジンや足回り、剛性感はとても余裕があり、軽快かつ重厚な走りを楽しめる一台となっています。エクステリアは、今までのスポーティさを保ちつつもラグジュアリー感がより強調されており、落ち着いた高級感の中にも走る心を秘めた躍動感が満ちています。インテリアは運転席というよりは「コックピット」という言葉の方がしっくりくるほどドライバーのことを考え抜いて設計されており、上質な空間ときめ細やかな心配りが光ります。磨き抜かれた心地よい居住性の中にもスカイラインのスポーティな遺伝子が盛り込まれているのです。現行のV37にインフィニティという高級ブランドのロゴをあしらっているのは、日産がスカイラインをファミリーカーからプレミアムカーへと引き上げたいという意志表明ではないかと思えてなりません。より走りがマイルドになり、エクステリアとインテリアが上質になったスカイライン。新しい時代にスカイラインを繋げていくために進化した新しい形が、「V37」という新型なのではないでしょうか。60年とう長い月日を経ても日本のスポーツセダンといえばスカイライン、と断言できる素晴らしい出来となっています。