Vストローム

Vストロームについて

V-STROM1000ABS/XT ABSは、伝統あるVツインの魅力を磨きぬいた1台となっています。Vストローム1000はカッチリとした車体と足回りで、高速ワインディングをビッグNKと遜色ないスピード走らせることができるツアラースポーツです。昨年加わったXTは、スポークホイールを採用しています。衝撃吸収力に優れる柔軟なホイールと、高剛性なフレームの素晴らしいマッチングにより、ホイール、サスペンション、フレームとあらゆる路面からの大きな衝撃を一丸となって吸収し、良好なライド感を演出してくれます。そのルックスだけでなく、 確実な威力、高い性能をもったスポーツ仕様です。パワートレーンは、高速道路やあれた路面でも6速のまま流せるほど滑らかでトルキーです。このクラスのアドベンチャーモデルの中では、若干シンプルなスタイリングとなっていますが、日常的な取り回しやすさに秀でたビッグマルチパーパスとなっています。このクラスのアドベンチャーとしては標準的といえるアップライトなポジショニングです。ラチェット式のスクリーンは気軽に角度が調整可能とあらゆる場面で活躍が可能です。1036c水冷Vツインは、パワーと操縦性を兼ね備え、快適なライディングを提供してくれます。 V-STROM 650ABS/XT ABSは、質実剛健なミドルアドベンチャーです。ちょっと「冒険」してみたいというユーザーにピッタリのサイズとなっています。Vストローム650XTは、従来からオンロード指向の強かったベースモデルのVストローム650に前後スポークホイールと若干のオフ指向のエッセンスを加えたタイヤを装備しています。サスペンションの基本セッティングを変更したモデルで、スポークホイールは柔軟で、しなやかな乗り心地を演出してくれるだけではなく、オフロードでの突き上げや跳ねが吸収されるため、走破性を向上させてくれています。時折穴ぼこのあるようなダートを走行すると、スタンダードのキャスト仕様とは比べものにならないほど安定を感じることができます。路面の細かな衝撃もハンドルに伝わる衝撃やシートからの突き上げ、さらには車体を弾く力まですべての感覚がまろやかに感じられます。荒れた郊外の道をリッタークラスのスポーツNKなどと走行していても、ギアホールドしたままのダッシュであれば、ほとんど遅れをとらず追従が可能な力強さも持ち合わせています。大型モデルに近いパワーのゆとりと安定性があり、オンロード指向の強い大型アドベンチャーに比べ、オフでの機動力もあります。ロングランや、荒れたオフロードやダートまで乗り回したいライダーには、XTが最適でしょう。左にアナログの回転計、右に液晶パネルを配置する意匠はVストローム1000と共通のスタイリングとなっています。メーター下には12VのDCソケットも装備されており、遠出でも安心です。SVR50をルーツに開発、熱成を重ねさらに洗練されてきた水冷Vツインを装備。トルクフルな扱いやすさと高回転域のスムーズな加速が素晴らしいフィーリングを生み出します。シリーズ共通の個性的なフロントマスクはもちろん健在です。「Solid & Smart」をコンセプトに、上下3段階の調整可能なスクリーンなどで高い快適性も実現されています。ライディングポジションは、STDとどうようですが、タイヤの違いから足着きが若干良好になっています。スタンディングはこのジャンルのバイクにしては容易で、ホールドも快適です。