スイフト

スイフトについて

スイフトはスズキが販売するコンパクトカーで発祥は1983年から海外向けに販売されていたカルタスが元になっています。スイフトとして登場したのは2000年です。現行型である4代目スイフトは2017年1月から販売が開始されました。外観はブラックアウトしたピラーなどスイフトらしさを受け継ぎながらも、たくましさと上質感を備えたフォルムに進化しています。インテリアはドライバーを中心に据えた設計となっており、操作パネルなど全体的にストレスなくスムーズに扱うことができ操作性は高いです。先代より全長は短くなりましたが、ホイールベースを長くとったことで後席シートの空間にゆったりとした広さが生まれ、大人でも無理なく長時間座っていても疲れない最適な居住空間を生み出しています。荷室は奥行き、高さ、幅などすべてが先代より広くとられており、乗車する人間の事を中心に設計されていることがうかがえる出来です。パワートレーンは2種類あり、プラスでハイブリッドが設定されます。1リットル3気筒直噴ターボはスズキが「1.5リットル自然吸気エンジン並み」と謳っている通り、加速感が素晴らしくパワーとトルクを思う存分楽しめる素晴らしい出来です。1.2リットル直列＋CVTのマイルドハイブリッドは加速時にモーターがエンジンをアシストしてくれる為、軽い踏み込みでも十分反応してくれますし、低燃費にも効果があります。フルハイブリッドは低燃費に効果のあるMTギアボックス「AGS」との組み合わせで、発進時はモーターのみで走るEV走行が可能で低速の走り出しのスムーズさはぎくしゃく感が全くなく、心地よいフィーリングを生み出してくれます。狭い駐車場で活躍する「フロントドア3段階オープンや、2ドアクーペのような美しいデザインをもたらせてくれるピラーマウントドアハンドル、まるでオーダーメイドのように最適なドライビングポジションを作り出してくれるチルトステアリングと稼働幅を大きく取ったシート設計とユーザーのニーズではなくウォンツを掴み新しい価値観を提示してくれています。居住空間を十分にとっているのにも関わらずラゲッジスペースが大きいのもスイフトの魅力です。更にリアシートを倒すことで最大579リットルもの広大なスペースが発生します。各席に設置されているドリンクホルダーや小物入れもうれしいです。寒い日に活躍するシートヒーターやハイブリッドに装備されている室内を素早く温めてくれるPTCヒーターと実用性抜群の装備となっており、2018年RJC・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した名車といえるでしょう。