SV

SVについて

SV650 ABSは、スズキが販売するオートバイです。初めて登場したのはSV400でした。登場は1998年で、その後、1999年にSV650が、2003年にSV1000が登場しています。水冷Vツインをスタイリッシュで洗練されたデザインのボディに収納しています。熟成の645cc水冷Vツインエンジンは、細かい部分の見直しと追求により最新の排ガス規制・ユーロ4をパスしながらも燃費性能も向上しており、最高出力76.1psと5psのパワーの増強に成功しました。このエンジンを搭載するボディは、新開発のスリムなスチール製トラスフレームを採用で大幅な軽量化が可能となっており、大変俊敏でスポーティな走りを感じさせてくれます。オーソドックスな中にもシンプルな美しさを感じさせてくれる優れたスタイリングも人の心を引きつける要因となっています。 SV650X ABSは、ラリーカーイメージのカスタムカフェ2独創的なビキニカウルで装いも新たにしました。レトロ感があふれるタックロールシートと定評のあるパワフルなVツインエンジンの搭載によりスポーティさを強調したセパレートハンドルが特徴です。スリムな車体を活かした軽快なハンドリングと熟成を重ねてきたパワフルなエンジンが魅力のベーシックなミドルネイキッドとして、日本国内はもちろん、海外でも人気の高いマシンです。その優れたパフォーマンスや操縦性は今までのままに、レトロさとスポーティさをミックスしたスタイリングを作り上げることで個性的な雰囲気をプラスしたのがSV650Xです。ロケットカウルをイメージさせるデザインのヘッドライトカウルをはじめ、スタンダードのSVではバーハンドルだったハンドルをレーシーなニュアンスたっぷりのセパレートタイプに変更し、シートもレトロなイメージを強調するタックロールデザインを採用するなど全体的にクラシカルなカフェレーサーの雰囲気をまとったイメージに仕上げています。街中ではコンパクトなボディから実現する乗り回しのよさと同時にスタイリッシュな雰囲気を楽しむことができ、ワインディングでは、ライダーの意思をそのまま車体に伝えるスポーティな走行感覚を味わえる様々な欲求を満たす一台となっています。 2006年12月には、SV400とSV1000が生産終了となり、市場から姿を消す形となりました。2009年に発売されたグラディウスが後継車種と位置づけられています。