ソリオ

ソリオについて

ソリオはスズキが販売するコンパクトトールワゴンで、1997年に軽自動車のワゴンRを小型乗用車にスケールアップしたモデルとして登場しました。乗車人数を5人としただけではなく、スケールアップにより更に広くなった車内空間が市場に受け、日産のキューブやトヨタのbBが登場し「コンパクトトールワゴン」市場を生み出したヒットモデルです。現行型である4代目ソリオは2015年8月に登場しました。標準車のソリオとコンセプト違いで作られたソリオバンディットの2種類があり、幅広いニーズに応えています。パワートレーンは1.2リットル直列4気筒エンジンを中心に、モーター機能付き発電機を搭載しているマイルドハイブリッド車と、駆動用モーターを採用し、モーターのみのEV走行も可能となっているハイブリッドの計3種類のラインナップです。5速ATを採用するハイブリッド車はJC08モードで32.0km/リットルと低燃費を実現しています。エクステリアはまさに王道といえるスタイリッシュなフロントマスクでコンパクトにまとまった車体にも関わらず存在感のあるフロントグリルが映えます。「乗った瞬間、誰もが驚く。それくらいの広さをめざしました。」とスズキが公言しているように室内空間の広さや快適性は抜群でゆったりとした室内空間の奥行、そして天井の高さはコンパクトカーだということを忘れてしまうほどです。ヒップポイントを高めに設定することで視界が開け、快適な運転性を演出し、ショートノーズと相まって狭い道でも安心してドライビングすることが可能です。カーゴスペースの地上高が665mmと低く設計されており、リアシートを倒してフラットにすれば自転車など大きなものも載せることができますし、高さが低く取られている為とても積み下ろしが楽です。多彩な場面で活躍できる多彩なシートアレンジがとても便利です。更に様々な小物収納スペースがちりばめられており、置き場所に困ることがありません。もちろん荷物だけではなく、両側スライドドアとなっており、ワイドに開く仕様になっている為、乗り降りが楽で荷物を持ったままのるのも非常にスムーズです。乗降口は360mmという低床化で設計されている為、小さな子供やお年寄りにもうれしい親切設計です。安全にも気を配られており、ハイブリッドには先進の安全技術「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載しています。その安全性は高く、2016年度予防安全性能評価にて最高ランクの「ASV++」を獲得しているほどです。