ジムニー

ジムニーについて

ジムニーはスズキが販売している軽自動車でオフロード四輪駆動車です。初代の登場は古く1967年にホープ自動車の「ホープスター・ON型4WD」の製造権をスズキが買い取り、1970年に販売したことが誕生となります。それから48年後の現在までに行われたモデルチェンジはわずか2回（2018年7月の新型で3回）という自動車史上でも珍しいロングセラーモデルです。4WDの超本格オフローダーなのに軽自動車というユニークさが受けています。4WD方式も2WDと切り替え可能なパートタイム4WDを採用しています。1998年から20年続いた長い現行型である3代目の時代がようやく終わりを迎えようとしています。最新型の4代目が2018年6月にティザーサイトで公開され、7月販売を予定されているのです。気になるラインナップは、全部で5種類。軽自動車規格のベーシックな「XG」、ミドルグレードの「XL」、最上位グレードの「XC」。1500ccエンジン搭載モデルのジムニーシエラは標準グレードの「JL」と上位の「JC」。トランスミッションは全グレード共通で5速MTと4速ATから選択が可能です。伝統のメカニズムを継承しており、ラダーフレーム、エンジン縦置きFRレイアウト、パートタイム4WD、3リンクリジッドアクスル式サスペンションとジムニーファンも納得の一台となるでしょう。更に安全装備として、「スズキセーフティアシスト」を搭載しており、強固でタフなボディと安心の安全装備で完全武装と安心感が違います。伝統のデザインが生かされているだけではなく、豊富なカラーバリエーションが用意されており、モノトーンも合わせるとなんと全部で13色のラインナップを誇ります。外観は本格派オフローダーのワイルドさを表現しており、直線的で堀が深いごつごつとしたデザインです。内装もシンプルで実に機能的。今どきの軽自動車のように丸みを帯びたシルエットや内装は一切使っておらず、ジムニーの長い歴史、そしてジムニーたる誇りを表現し、時代にこびないその姿はまさにジムニーらしいの一言です。伝統のラダーフレームを採用していることによりオフロードを走破するラフさは健在で、昨今のSUV人気で登場したほかのクルマとは構造自体が違い、本格派オフローダーのDNAを色濃く受け継いでいて頼もしいです。3代目は軽自動車のみということでパワートレーンの部分でやや弱い部分がありましたが、今回の4代目でどうなるのか？気になるところです。パワーが欲しい方は1500ccのジムニーシエラを選択するのが良いでしょう。