RX-7

RX-7について

初代の登場は1978年3月となっており、サバンナの後継機としてサバンナRX-7が発表されました。プラットフォームにSAプラットフォームが使用されており、パワートレーンは12A型水冷2ローターエンジンで自然吸気、130psという当時では高いパワーを発揮しました。その後、細かいマイナーチェンジを繰り返し進化を遂げており、その後1度目のフルモデルチェンジが行われ2代目が登場したのが、1985年10月です。初代の課題点であったセミトレーリングアームの欠点を改良し、好評を得ました。1989年4月にマイナーチェンジを行っており、エアフロ部分をフラップ式からメジャリングコア式に変更しており、その他にもリアコンビネーションランプを丸型3灯に変更、サスペンションの強化、エクステリア部分のデザイン変更などが実施されました。 3代目のRX-7は、1991年12月にマツダから発売されました。車名からサバンナが消滅し、当時の販売チャンネルの関係でアンフィニRX-7と呼称されました。2代目よりホイールベースが5mm切り詰められており、全長も15mm短く設計されましたが、幅が広がるとともに車高が低く設定され、躍動感漂う精悍なエクステリアはスポーツカーさながらの印象でした。中身もスポーツカーの名に恥じない内容となっており、13B型REは低速域で1基を、高速域で2基を作動させるシーケンシャル・ツインターボチャージャーがマッチングされており、255psのパワーと30mkgのトルクをいかんなく発揮しています。レヴリミットは8000rpmまで引き上げられています。前後ともアルミ製ダブルウィッシュボーンに変更されグレードアップしたサスペンションは、どのような状況下でも極力ニュートラル特性を保つように作り上げられました。前後重量配分はついに50:50という良好なバランスを実現しています。 93年8月のマイナー チェンジにより、廉価版の2座モデルを追加設定しています。日本車初となる17インチタイヤをオプション設定しています。96年1月には、5段マニュアル車のパワーを10psアップしよりパワフルになり、リアコンビネーションランプを丸形3連タイプに変更しています。97年になってマツダRX-7に改名されました。98年12月には、280psのモデルを登場させるなど進化を続けていましたが、2002年8月に生産終了を迎えることになりました。