Aクラス

Aクラスについて

1998年9月、メルセデス・ベンツのクラスに、コンパクトでlow priceなシリーズとして登場したのがAクラスでした。 バブル期後半の日本において、外車ブームが起こっていた中での登場に、日本でも瞬く間に大注目を集める車種となりました。 現行モデルは3代目Aクラス。 初代・2代目と全高が高く、フェイスがルーフから滑り台のようにストンと落ちるワンモーションフォルムがAクラスのトレードマークでしたが、3代目のデザインはガラッと変わりました。 今流行のボディデザインである、ワイド＆ローなボディに大変身。 先進の技術を惜しみなく投入した、スポーツコンパクトモデルにうつりかわりました。 価格も初代・2代目までは200万円台後半から300万円中盤の車両価格だったのに対し、3代目になり価格ベースが少し上がり、そして時代と共に徐々に車両価格の高いモデルを登場させ、今では一番高いAクラスとなると700万円を超えます。 2013年1月に登場した現行のAクラスは、2017年7月にマイナーチェンジが行われ、受注生産となっているA180スタイルに、パーキングパイロットなどのエントリーパッケージがつきました。 そしてA180AMGスタイルは内装を少し変え、その前のものよるリーズナブルに仕上げています。 またA250スポーツには、パノラミックスライティングルーフが標準装備されました。 いまだに人気の高い3代目人気のAクラスですが、2018年2月にオランダ・アムステルダムでフルモデルチェンジが発表されました。 フェイスは、最近のメルセデス・ベンツに多く導入されている、フロントライトはつり目。 そしてテールランプは横長デザインで、ボディは滑らかで現行と比較するとかなりシンプルな印象です。 このボディは空気抵抗を考えた造りとなっており、エアロダイナミクス性能をアップしています。 注目されているのは、クルマと乗員を結ぶマルチメディアシステム「MBUX」の初導入が決定していること。 MBUXは、AI知能を使って、乗員に快適性を与えるシステム。 また、Sクラスレベルの安全運転支援システムも、しっかり搭載され、安全面においても安心してドライブできる車へと進化を遂げています。 メルセデス・ベンツはこの新型Aクラスを「モダン・ラグジュアリー」と称しており、ベンツでありながらlow priceであり、高級車の良さも兼ね備えているという部分を推しているようです。