タント

タントについて

タントは、ダイハツ工業が販売している軽ワゴンで、2003年に初代が販売されました。販売後、軽スーパーハイトワゴンとして子育て世帯を中心にユーザーを獲得し、現在ではダイハツの軽自動車で最量販モデルとなっています。全高は1750mmというトップクラスの高さを誇ります。通常高さを求めると安定性に欠け、コーナーリングが弱くなる傾向がありますが、タントはコーナーでの安定感もしっかりしている印象で、軽自動車でありながら十分な走行性能を持っているといえます。現行型である3代目タントは2013年10月に登場し、直近では2017年12月に一部改良が行われています。改良内容としては「パノラマモニター」が採用されています。駆動方式は2WDと4WDの2種類で、トランスミッションはCVTとなります。燃費はJC08モードで24.6～28.0km/リットルと低燃費を実現しています。エクステリアはオーソドックスなスタイリングで、プラットフォームを同じくするタントカスタムは男性ユーザーを意識したデザインで威厳があり、作りこまれた細かなフロントマスクはごつごつしたワイルドなデザインです。助手席側にBピラーを扉に内蔵し、広い乗降口を実現した「ミラクルオープンドア」を採用しており、助手席ドアとスライドドアを両方オープンすると幅が1,490mmという驚愕の広さが出現。お年寄りや子供の乗り降り、荷物の積み下ろしが非常に楽で便利です。ボディカラーも豊富なラインナップでタントで個性豊かな全10色から選択可能。タントカスタムで全8色と合わせると計18色と多彩です。内装は徹底的に子育て世帯のニーズを考えた実用性となっており、助手席は380mmも前方へスライドすることができる為、小さな子供がいるママが車内でオムツを変えることも簡単。助手席を倒せばテーブルにもなる為、レジャーや買い物で疲れた時の休憩室に早変わりします。子供がジュースをこぼしても安心な撥水シートに床面がフラットになっている為、車内移動も楽ちんです。室内の高さが1,365mmあり、小学生くらいなら車内で立って着替えることもできます。ラゲッジスペースも十分な広さがあり、荷物が多いファミリー世帯にはうれしいです。機能性だけではなく、2016年度予防安全性能評価で最高ランクの「ASV++」を獲得しているので安全面でも優れており、運転が苦手なママでも安心して運転ができます。