フォレスター

フォレスターについて

スバルにはWRXやレガシィなど有名なブランドが多くありますが、その中でも日本国内で販売されているスバル車の中で、もっとも高い悪路走破性を誇るモデルがフォレスターです。走破性ですので、ただ走るだけではなく走り切れるという性質があることが特筆すべきかもしれません。このフォレスターですが実に現在は初期モデルから数えて４代目なのですが、その4代目の現行型は2012年11月に初お目見えしました。エクステリアは実にSUVらしい220mmのロードクリアランスで、スバル独自のシンメトリカルAWD、さらにエンジンやトランスミッション、AWD、VDCを統合制御する「Xモード」を搭載し、滑りやすい路面でも高い安定感を発揮します。雪道のスリップは雪国出身者でも焦ると聞きますのでとてもありがたい性能ですよね。搭載されているエンジンは、2リットル直噴ターボDITと2リットル自然吸気の2種類ですが、このエンジンはあの高級車レガシィに搭載されている新世代BOXER直噴ターボ"DIT"エンジンであるFA20型を280psのテイストをチューニングして搭載したものです。リニアトロニックと呼ばれるCVTを中心に自然吸気エンジンには6速MT車も設定されていることから運転もさらに自在になり、アイドリングストップ機能も搭載されていることからは環境にも十分に配慮されていることがうかがえます。力のある車はどうしても環境に良くないという印象を持たれがちですが、その点でもフォレスターはクリアと言った感じです。2017年7月にはダークメッキ加飾されたフロントグリルやドアミラーはシルバーとブラックが合いまっていますのでとても重厚感のあるカラーリングになりました。フロントフォグランプのカバーとサイドクラッティングのモール部にはオレンジを加飾し、ルーフレールとカラードドアミラーは上品でワンランク上のブラックに変更しました。X-BREAKリアオーナメントを装備し、アドバンスドセイフティパッケージを標準装備しながら、「X-BREAK」と同一価格に設定するという嬉しい改良版が特別仕様車として販売されました。パリダカ出場経験のあるあのスバルの中でもバッドロードを走らせればナンバーワンといわれるフォレスターが最高級のレガシィテイストのエンジンを搭載し、見た目もスタイリッシュになり、冒険が多かった大学生がいつのまにか酸いも甘いもかみ分けた大人の男のような渋みとキレを備えたという表現も過言ではないのかもしれませんね。