エクシーガ

エクシーガについて

スバルのミニバンモデルで親しまれていたエクシーガが、クロスオーバーSUVモデルとなって心機一転発売されたのがエクシーガクロスオーバー7です。エクシーガクロスオーバー７は日本の最高級車でもあるレガシイから譲りうけたグラマラスな高い走行性能と、かつてはドミンゴやトラヴィックなどの７人乗りを発売していたスバルらしい7人乗り3列シートのファミリーにも最適なバッケージング仕様、そしてSUVの万能でアクティブな面を化学反応させたようなクロスオーバーモデルとなり再び世界に躍り出ました。クロスオーバー７のペースとなった前進モデルの車、エクシーガは１９９５年に東京モーターショーに参考出品されたのち、2008年に市場に初お目見えしました。その後、2015年4月に大幅に改善改良された後にはSUVのテイストをうまくブレンドし、ターゲット層が絞り込まれたような特化型車としてではなく、広く親しまれるよう様々なファンクションを織り交ぜ、機能的にも乗車人数に関しても満を持してお披露目されました。搭載するエンジンは2.5リットル水平対向4気筒自然吸気の1種類で（実はスバルが水平方向エンジンを搭載したのはエクシーガが初めてなのです）、速さと馬力の根幹でもあるトランスミッションはエクストロニックと呼ばれるCVTが組み合わされ、躯動方式は4WDのみですので、山道や雪道にも強い特徴があります。家族でスキーにも、友達とバーベキューにも一役かってくれる存在です。派生タイプが自然や暑さの厳しいインドネシア、オーストラリアなどでも販売されていたこともエクシーガオーバークロス７の力強さの裏付けとなります。世界のへそと言われるエアーズロックに至る赤土の道を、リゾート感満点のキラキラした海岸線を日本のSUVが走っていたと思うとワクワクしますよね。しかし、残念ながら、すでに2018年3月末での生産終了がアナウンスされ４月１５日に販売終了となってしまいました。今後は在庫販売が中心となりますので、自分の希望のタイプが手に入らない可能性も無きにしも非ずといった状況になってきます。１９９５年に東京モーターショーに参考出品され、９８年にはドミンゴ生産終了時にはスバルの３列シート車はなくなるという時代を経て発売され、またインドネシアやオーストラリアなどでも販売され世界的にも親しまれたエクシーガですので、また販売が再開されることを祈っています。