Wの概要
概要 |
W800 エンジン=空冷4ストローク並列2気筒 / SOHC4バルブ 内径x行程 / 圧縮比=77.0mm×83.0mm / 8.4:1 最高出力=35kW(48PS)/6,500rpm 最大トルク=62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm 車両重量=216kg W400 エンジン=空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ 内径x行程 / 圧縮比=72.0 mm×49.0 mm / 8.5:1 最高出力=21 kw (29 ps) / 7500 rpm 最大トルク=29 N・m (3.0 kg・m) / 6000 rpm 車両重量=193kg W650 エンジン=空冷4ストローク並列2気筒 内径x行程 / 圧縮比=72.0 mm×49.0 mm /8.6:1 最高出力=48PS/6,500rpm 最大トルク=5.5kgf・m/5,000rpm 車両重量=211kg |
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- 概要
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W800
エンジン=空冷4ストローク並列2気筒 / SOHC4バルブ
内径x行程 / 圧縮比=77.0mm×83.0mm / 8.4:1
最高出力=35kW(48PS)/6,500rpm
最大トルク=62N・m(6.3kgf・m)/2,500rpm
車両重量=216kg
W400
エンジン=空冷4ストローク並列2気筒SOHC4バルブ
内径x行程 / 圧縮比=72.0 mm×49.0 mm / 8.5:1
最高出力=21 kw (29 ps) / 7500 rpm
最大トルク=29 N・m (3.0 kg・m) / 6000 rpm
車両重量=193kg
W650
エンジン=空冷4ストローク並列2気筒
内径x行程 / 圧縮比=72.0 mm×49.0 mm /8.6:1
最高出力=48PS/6,500rpm
最大トルク=5.5kgf・m/5,000rpm
車両重量=211kg
Wの鍵の特徴
カワサキ Wは、刻み部幅7.5ミリ、長さは約6~8センチ程のギザギザの鍵です。イモビライザーは搭載していません。
Wについて
1966年に発表された「650-W1」が元祖となっている、「カワサキ・W」。高度経済成長の真っただ中にリリースされた同車は、当時のカワサキの最大排気量(624cc)のオートバイであり、アメリカやカナダなどのマーケットを狙った商品でした。W1は日本国内での販売もありましたが、「W2SS」や「W2TT」が北米輸出専用となっていたのもそのためだったそうです。 1973年に誕生した「650RS-W3」は、先代のW1の改良に加えて、ダブルディスクブレーキを搭載したことが当時話題となりました。このブレーキは当時としては最先端の技術を結集したもので、カワサキのバイクでは初の試みであったことも、話題となった大きな理由です。しかしながら、日本市場向けに生産されていたZシリーズが、北米地域での評価も次第に高まり、Wシリーズはこれに押し出される形で生産終了を迎えました。 再びWシリーズが日の目を浴びたのは1998年のことでした。同年末に発表され、翌年から発売された「W650」がその一台です。空冷4ストローク2気筒SOHC4バルブのエンジンを搭載したW650は、25年という長い時間が経過した後でも、当時のWシリーズの外観を残すことから「ネオクラシック」や「ネオレトロ」という言葉で形容されました。また、2006年に登場した「W400」は、その名の通りW650の排気量を下げた商品で、普通自動二輪車の免許で運転できると話題になりました。ライダーのすそ野を広げる役割も、間違いなくW400が果たしたでしょう。 2008年に、排ガス規制の強化に対応できず、惜しくも生産終了となった上の2台ですが、後継はその2年後に登場し、ファンを歓喜させました。それこそが最新の「W800」です。2010年から2011年にかけて、海外輸出モデルや日本モデルが発表されたW800は、1973年の「650RS-W3」を思わせるデザイン。しかしながら、そのW800も、2016年には前回同様2017年の排ガス規制の強化に適合できないことから、生産終了が決定。規制値に合わせて製造するとオーバーヒートの恐れがあり市販ができず、50年の長い歴史はここで途絶えることとなってしまいました。最後にリリースされた「W800 ファイナル・エディション」は、同車のスタンダードな安定性と、職人技ともいえる外装のこだわりが前面に表れている一台です。特に塗装は「4コート4ベイク」といわれ、塗装と焼付を各4回も繰り返すことで完成しています。 カワサキのバイクとして、一時代を築き上げたWシリーズ。再販を希望する声はほかの車種と比較してもひときわ多いそうですが、今後このWシリーズの歴史を引き継ぐ一台が登場するのか期待されています。
カワサキの車種一覧
カワサキ(バイク)のイモビライザー表
車種 | イモビライザー 導入年式 |
対応可否 |
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VN | H18年~ | ○ |
Z1000 | H16年~ | ○ |
Z-750 | H18年~ | ○ |
Z750S | H18年~ | ○ |
ZZR 1400 | H19年~ | ○ |
ニンジャ ZX-10R | H16年~ | ○ |
ニンジャ ZX-6R | H18年~ | ○ |