Z4

Z4について

BMWZ4はスポーツカーです。クーペタイプまたはロードスタータイプの２つのボディ形式があり、2002年にソフトトップを採用したロードスターとして登場しました。2006年にはクーペモデルも追加され、上位モデルには6シリーズが存在しますが、こちらは4シーターです。ロングノーズ＆ショートデッキというクラシカルなスタイリングを持つオープンスポーツカーですので、ノスタルジックな思いを抱く人も多いと聞きます。初代は2002年にデビューをはたし、2009年に二代目へとバトンタッチされました。2008年12月13日にはじめて発表された第二世代ですが、デザイナーはアドリアン・ファン・ホーイドンクというオランダのデザイナーでした。2009年に「sDrive35i」と「sDrive23i」の販売を日本で開始され、初代Z4にあったロードスターモデル、そしてクーペモデルは統合されるように、クーペカブリオレタイプのリトラクタブル式ルーフが採用されました。年を重ねるごとにパワーユニットの変更や外装や居住空間のインテリアの変更などを行ってきましたが、2016年に生産が終了しており、最終モデルは3.0fl直6ターボ(306ps)とさらには7速DCTの「sDrive35is」でした。この「sDrive35is」の変速機は７速DCTの詳細は、最大トルク45.9kgm（オーバーブースト時最大なんとトルク51.0kgm）の直6ツインターボエンジンを搭載していて、 Mエアロダイナミクスパッケージを含むMスポーツパッケージを標準装備していました。18インチMライトアロイホイールやアダプティブMサスペンション、BMWインディビデュアル・アンソラジット・ルーフライニング、マットオキサイドシルバー色のドアミラーなどを採用し、高級感とスマートさがより洗練されたと言うことができると思います。価格は2016年10月当時で、「sDrive20i」が518万円、「sDrive35i」が726万円、「sDrive35is」が850万円となっていました。2017年のフランクフルトショーで次期型のコンセプトモデルが公開されていますので、新型の発表まで今や秒読み段階にあるといえます。全体的にコンパクトに作られているのに、その存在感はBMWの他の車種と比べても良い勝負です。スポーツカー、BMWが好きというのであればしっくりとくる車種です。