V40

V40について

ボルボのV40は日本では「ぶいよんじゅう」の名で知られ、ｖ４０が世界にはじめて登場したのは１９９５年でした。当時、生産はオランダ政府と三菱自動車工業、そしてボルボの合弁会社であったネッドカーで行われました。同じ工場でプラットフォームを共有する三菱自動車のカリスマとともに生産されました。Ｖ４０はステーションワゴンモデルで、１９９５年に初代が登場し、２代目はCセグメントの5ドアハッチバックのV40というかたちで2013年に発売され、その後2016年にマイナーチェンジが行われました。ボルボのV40はクーペC30と、セダンS40、ワゴンV50の統合後継車種として開発され、前述の通り5ドアハッチバックモデルで、駆動方式は前輪駆動と四輪駆動の２種類があります。エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジン両方あり、最高出力の2.5Lガソリンエンジンは187kW(254PS)とされています。燃費低減機構としてアイドリング・ストップシステムや、ブレーキ・エネルギー回収システムが搭載されていて、トランスミッションは6速でMT、トルクコンバーターによる6速AT、そしてパワーシフトと呼ばれている湿式多板クラッチによる6速デュアルクラッチトランスミッションが用意されています。安全装備も万全で、追突を回避・軽減の自動ブレーキ機構である「シティ・セーフティ」が標準搭載されているほか、歩行者を検知して回避・軽減する「ヒューマン・セーフティ」や車線逸脱を防止する「レーン・キーピング・エイド」、そして車両の急接近を警告する「レーン・キーピング・エイド」、道路標識を読み取ってディスプレーに表示する「ロード・サイン・インフォメーション」などもオプションではありますが追加することができます。この他にも世界初採用である「歩行者エアバッグ」をオプションながら設定し、国内では、V40が2.0/l直4ディーゼルターボのD4(190ps)、1.5/l直4ターボ(122ps)のT2、同ターボ(152ps)のT3、同ターボ＋スーパーチャージャ-(245ps)のTSという4つのパワートレインで8モデルが展開されています。クロスカントリーはT3、04、TSの3つで6モデルを構成し、TSのみ駆動方式がAWDとなっています。XC40と同じCMAを採用する新型が現在、スタンバイしている状態で、ボルボのエントリーモデルでありつつ、最量販車種でもあるV40は2016年7月のマイナーチェンジを行いました。外観ではフロントのデザインが一新され、XC90と同じくT字型のLEDポジションライトを組み込んだヘッドライトを全車に用意し、安全面では、歩行者エアバッグも標準装備されるなど、クラストップレベルの充実度を実現しました。ラインナップは5ドアのショートワゴンと、最低地上高を引き上げたV40クロスカントリーの2種類で、エンジンはガソリンが1.5リットルターボと2リットルターポ、ディーゼルが2リットルターボの計3種類が用意されています。最近のボルボV40の動きとしては、2017年10月にチューンドモデルのポールスターが50台限定で発売され、注目を集めています。