500(チンクエチェント)

500(チンクエチェント)について

フィアットはイタリア自動車メーカーです。 500は二人乗りの超小型車で、丸みのあるフォルムとボンネットのやや上の方に位置しているヘッドライトはとても愛嬌のある外装となっています。1936年の初代モデルの発売当時は、トポリーノの名で呼ばれたこともあります。日本語でハリネズミという意味です。小さなボディで俊敏に動き回る姿からその名はつけられました。 映画ローマの休日でのワンシーンに登場しているのも初代モデルになります。 こうして、500は瞬く間に人気の車となっていきました。 世界各国にフィアット500の愛好者がたくさんいます。 日本でも例外ではありません。 これまでも愛嬌のあるスタイルに魅了された人も多いはずです。 ミニと並んで輸入コンパクトカーの中でもひと際高い人気を誇るのがフィアット500です。 2008年の導入以来、初めてマイナーチェンジを受けたのは2016年1月で、エンジンONで点灯するLEDデイライトを追加したほか、フロントグリルはクロームメッキのデザインにチェンジされ、リアのバンパー形状も変更されました。 全体のフォルムもエクステリアも500のスタイルを残しつつ、細部にこだわったマイナーチェンジが行われました。これまでのレトロ可愛い印象から、シックで大人向けなイメージへと変わりました。 中央部に位置するフィアットのロゴの左右に横長のモールを追加したデザインもありの、細かいながらにオシャレになった500の魅力はますます上昇中です。 ポップ仕様ではヘッドライトをプロジェクタータイプに変更されたほかに新たにLEDデイライトが採用されました。また、内装ではグローブボックスを装善し、ドリンクホルダーの形状を変更になりました。 インテリアはオーディオは5インチのタッチスクリーン仕様になり、ハンドルにコントロール機能が追加されています。Bluetoothを使用することで携帯電話のハンズフリーでの通話が可能になり、カーナビでは楽ナビの装着が可能となりました。USBケーブルなど外部端子を利用し、スマートフォンに保存された音楽の再生もできるようになります。 搭載されているエンジンは、ツインエアと呼ばれる0.9リットル2気筒ターボと、1.2リットル直列4気筒自然吸気の2種類となっています。 ドアの開閉にも現れています。ドアをしめると重みと深みのある感触を得られます。 新スタイルのフィアット500は運転がもっともっと楽しくなる車になりました。