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スポーツスターの概要
概要 |
Harley Davidson XL883N 排気量クラス=大型自動二輪車 メーカー=ハーレーダビッドソン エンジン=Evolution型 883cm3 空冷4ストロークOHV45°V型2気筒 内径x行程 / 圧縮比=76.2mm x 96.8mm / 9.0:1 最大トルク=66Nm / 4,500rpm 車両重量=260kg |
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- 概要
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Harley Davidson XL883N
排気量クラス=大型自動二輪車
メーカー=ハーレーダビッドソン
エンジン=Evolution型 883cm3
空冷4ストロークOHV45°V型2気筒
内径x行程 / 圧縮比=76.2mm x 96.8mm / 9.0:1
最大トルク=66Nm / 4,500rpm
車両重量=260kg
スポーツスターの鍵の特徴
ハーレーダビッドソンスポーツスターは、ギザギザの鍵と、丸い鍵穴の2種類の鍵があります。イモビライザーに関してはオプションによって搭載となります。
スポーツスターについて
バイクメーカーの中でも屈指の伝統をもつハーレーダビッドソンの看板ラインナップがスポーツスターです。1957年に最初のモデルが登場、以来30近いモデルが現れます。スポーツをその名に冠することからもわかるように、運動性能に強いこだわりを持ったラインナップとなっています。また比較的低価格で入手でき、車体がコンパクトなため多くのバイクファンはもちろん、女性やこれまでバイクを持てなかった人々からも支持を得ています。 ハーレーダビッドソンは自動車産業の草創期1900年代から続く老舗ですが、スポーツスターの登場は創業から約50年後と、メーカー史の中では若いラインナップとも言えます。1960年代は一般庶民が自動車を購入できるようになった時代であり、当時自動車の代替品程度に考えられていたバイクは産業自体が深刻な打撃をうけました。そのような背景にあってもひるむことなく堂々と展開されたスポーツスター、激動の時代を乗り越え、世代を超えて世界中で愛されています。 実はハーレーダビッドソン、これまでに何度も危機的状況にさらされます。1030年代の世界恐慌の際はそれまで共にアメリカバイク業界を支えていたインディアンが深刻なダメージを受け、ハーレーダビッドソンもギリギリの状態でした。またオイルショックの際にも大きな打撃を受けました。いずれの危機も乗り越えてきたからこそ、ブランドの哲学に厚みを感じます。 スポーツスターは女性ドライバーも多く獲得しています。その理由に前述の通りコンパクトで扱いやすいことが挙げられます。また重量が大きくないので取り回しやすい点にも注目です。オートバイ文化に多大な影響を与えてきた、否、オートバイ文化を作り上げてきたハーレーダビッドソン、女性ドライバーという文化もまた同社が作り上げたものです。なかでもスポーツスターが果たした役割は特質すべきものです。 2000年代前半のモデルチェンジの際にエンジンの振動がドライバーに伝わりにくくなるように改修が施されました。これを「改善ととらえる」か「改悪ととらえる」かは判断する人にもよります。現在では排気量1200ccと883ccが販売されています。883ccは、それをもじって「パパサン」と親しみを込めて呼ばれています。883ccはスーパーローとアイアンの2モデルが展開されています。 シリーズとして半世紀も人気を保ち続けてきており、ライダー文化のアイコンともいえるスポーツスターは、エレクトリックビークルや自動運転など技術の進歩に忙しい私たちに、ふと古き良きオートバイの魅力をささやくように気づかせてくれます。