カングー

カングーについて

カングーの誕生は1960年代に自動車メーカー、ルノーが開発したキャトル・フルゴネットがはじまりで、荷室拡大型小型貨物車エクスプレスの後継として開発がすすめられました。 もともと初代モデルには2種類ありました。乗用モデルと商用モデルです。ヨーロッパを中心にカングーの人気は急上昇してきました。そのセールスポイントとなったのものは、広い室内空間と高い機能性です。その人気は大衆の枠を越え、数々の映画に出演しました。探偵や警察をテーマにしたアクション映画に用いられることで、より身近になり親しみやすく実用性の高い車としてフランス国民に受け入れられるようになっていきました。 カングーは広い室内空問と高い機能性を持ち、フランス本国では「遊びの空間」として親しまれているルノーのハイトワゴンです。 人気は世界各国へと広がり、日本市場にカングーが登場したのは2002年の3月のことでした。 日本での発売当時は、1.4リッターガソリンのK7Jエンジン、4速AT、ハッチバックドアのモデルのみでした。翌年のマイナーチェンジを切欠に、日本におけるカングーの歴史ははじまりました。 現在のパワーユニットは1.2リットル直4ターポ＋6遠MT/6速EDC（デュアルクラッチ）のみ。カングーは限定車の設定が多く、2017年に入ってからも「オーセンティック」や「S」、「ラ・タント・イレーズ」、「フォーミュラエディション」、「クルール」を次々と、市場に投入しています。 随所に散りばめられた遊び心のあるデザインや使い勝手に優れたユーティリティ装備が、多くのユーザーに支持されています。 熱心なファンは年1回開かれるカングージャンポリーに、自分流の遊び方を表現した愛車で参加し、オーナー同士の交流を深めています。 カングージャンポリーは2009年から開催されて、臨海副都心会場には200台を越えるルノー車が集まりました。 カングーの魅力は遊び心を広げることにあります。カングーに乗ったらついつい遠くに出かけてしまいたくなります。実用性の高さは上位クラスにあるのではないでしょうか。 カングーの室内空間を利用し、モトクロスバイクをのせて参加している人やカヌーを屋根に固定して持ち運びしている人など、遊びの幅は無限大です。 カングージャンポリーは、ルノー車とカングーを愛してやまない人たちで作られている団体です。 彼らの目的は単にカングーを集結させることではなく、カングーでどれだけ遊びの幅を広げることができるのかについての可能性を追求しています。どんな遊びを持っているのかを交流会を通して、真剣に遊びを議論している大人の団体なのです。