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玄関の鍵のあれこれについて解説
「玄関の鍵を交換したい」
「玄関の鍵が回らない」
など、玄関の鍵に関することをまとめました。
鍵交換や後付け、鍵の種類、トラブル解決方法など色々なカテゴリーに分けてありますので、あなたのお悩みに合ったものを参考にしてください!
玄関の鍵を交換したい
鍵の故障や防犯性の強化、使いやすい鍵にしたいなどの理由で鍵を交換される方は多くいらっしゃいます。
玄関の鍵交換は自分でできるものもあれば、鍵屋さんに依頼した方が良いケースもあります。
鍵交換を行う前に確認すること、自分で鍵交換を行う方法、業者に依頼した時の費用相場を解説しますので、読んでみてください。
鍵交換を行う前に確認すること
マンションや賃貸物件にお住まいの方は、鍵交換を行う前に確認しなくてはいけないことがあります。
交換する鍵を購入する前、鍵交換を依頼する前に読んでください。
マンションなら管理者に相談
分譲や賃貸に関わらず、マンションにお住まいの方は勝手に鍵交換を行うことができないことがあります。
マンションには規約があり、交換する鍵の指定や交換に必要な手続きなどが記載してあります。
勝手な鍵交換が規約違反となりますので、マンションの管理者に鍵交換の旨を伝えましょう。
賃貸物件なら管理者か家主に相談
賃貸物件も同じように、管理者か家主への相談が必要になります。賃貸の場合、物件の所有者は家主側にあることが多いです。
無許可の鍵交換は、退去時に原状復帰費用を請求される可能性があるので注意してください。
自分で鍵交換を行う方法
鍵交換の費用をなるべく抑えたいですよね。自分で鍵交換をできれば部材費だけで済みます。
一見難しそうに見える鍵交換ですが、シリンダーのみの交換なら自分でもできますのでチャレンジしてみてください。
1鍵型を確認する
最初に行うのが鍵型の確認とシリンダーの購入です。
ドアの側面を見ると、メーカー名と英語が刻印されています。この英語が鍵型です。
この鍵型に合ったシリンダーを購入することで、自分で交換作業を行うことができます。
2鍵を取り外す
シリンダーを購入したら、作業に移ります。
まずは、今付いている鍵を取り外しましょう。外し方は鍵型によって異なります。
3鍵を交換する
鍵を取り外すことができたら、新しい鍵を取り付けます。
取り付け方も鍵型によって異なりますが、外した時と反対の手順で行えば大丈夫です。
鍵型ごとに交換方法を知りたい方はこちらを参考にしてください。写真で詳しく解説しています。
鍵交換を業者に依頼した時にかかる費用の相場
「自分で鍵交換を行うのは難しい」
「今とは違う鍵にしたい」
という方は鍵屋さんなどの業者に依頼すると失敗無く交換することができます。
鍵交換を依頼する際に気になるのが費用ですよね。そこで、鍵交換の費用相場やどのように費用が決まるのか解説します。
鍵交換の費用相場
鍵の種類 | 交換費用の相場 |
---|---|
ディスクキー | 2,000円~14,000円 |
ディンプルキー | 2,000円~20,000円 |
玉座錠 | 2,000円~12,000円 |
室内鍵 | 2,000円~20,000円以上 |
シャッターキー | 2,000円~8,000円 |
鍵交換の費用相場は大体これくらいです。
鍵の種類や状況によって費用が高くなる可能性がありますのでご注意ください。
鍵交換にかかる料金の決まり方
鍵交換の料金は「部材費」+「作業料」+「出張料」で決まります。
「部材費」は交換する鍵の値段、「作業料」は取り付け作業の値段、「出張料」は現地へ駆け付ける値段です。
鍵交換を安く済ませたい方はこれらを考慮して業者を選ぶのが良いと思います。
鍵交換の費用に関して詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。鍵交換の疑問にもお答えしています。
玄関に鍵を追加・後付けしたい
鍵の後付けや追加は防犯性を強化する上で有効な手段です。
しかし、後付けできる鍵の種類や、後付け方法はなかなかわかりづらいと思います。
玄関に後付けできる鍵の種類と後付け方法を解説しますので、参考にしてください。
補助鍵の後付け方法
比較的安価で簡単に取り付けられるのが補助鍵です。
簡単ゆえに、防犯性は高くないので、侵入までの時間稼ぎ程度に使うと良いでしょう。
1取り付ける位置を決める
補助鍵を取り付けたい位置を決めます。
上の方に取り付けると、空き巣犯の行動が周りから見えやすくなります。
2ネジを締める
取り付ける位置を決めたら、ネジを締めて固定します。これで後付け作業は完了です。
補助鍵には、ネジを使わないタイプもありますので、色々探してみてください。
固定式シリンダーの後付け方法
固定式シリンダーは防犯性が高く、玄関に後付けする鍵として向いています。
しかし、ドアに穴を開けるなどの加工が必要になるので取り付け難易度は高いです。
1ケースを取り付ける
フロントプレートをドア側面に当て、外枠をペンで縁取ります。
縁取った部分にドリルで穴を開け、やすりで平らにし、ケースを入れます。
2ドア正面に穴を開ける
バックセットとスペーシングを測り、その通りに穴を開けます。
3シリンダーを固定する
先ほど開けた穴にシリンダーを入れます。その状態でケースにかんざしを入れ、シリンダーを固定しましょう。サムターンも同じように入れます。
これで作業完了です。
もっと詳しく知りたい方や、室内に鍵を追加したい方はこちらを参考にしてください。
スマートキーの後付け方法
鍵を持ち歩きたくない方や、スマホなどで鍵を開けたい方はスマートキーを玄関に後付けしてみてはいかがでしょうか。
スマートキーは種類によって、ドアに穴を開けるものもありますが、最近では既存の鍵穴を利用したものやサムターンに取り付けるだけのものもあります。
1鍵を取り外す
既存の鍵穴を使うスマートキーの場合、今ある鍵を取り外す必要があります。
鍵の取り外し方は鍵交換のコラムを参考にすると分かりやすいです。
2既存の鍵穴に取り付ける
鍵を外したら、その鍵穴にスマートキーを取り付けましょう。
製品によってつなぐコードや室内側に取り付ける部品などが異なりますので、説明書を参考にしてください。
サムターンに取り付ける
鍵を取り外さなくても、サムターンに取り付けるだけの簡単なスマートキーも登場しています。
取り付け方は両面テープなどでサムターンに取り付けるだけです。
この時に、粘着力が落ちないようにほこりや水気は払い、隙間を作らないようにしっかりと貼りましょう。
後付けできるスマートキーが気になる方はこちらをご覧ください。
玄関に使われる鍵の種類
鍵の交換や後付けで防犯性を強化することは大切ですが、鍵の種類でも防犯性は異なります。
今使っている鍵やこれから交換したい鍵を知っておくことで、鍵交換などを行う際に役立つでしょう。
ピンシリンダー
鍵の片側がギザギザしていて山のようになっているのが特徴です。
最近ではピンの数が増え、アンチピッキングや超鋼ピンの採用により高い防犯性を実現しています。
ロータリーディスクキー
鍵の両側がギザギザしていて、多くの住宅で使われているタイプです。ロッキングバーというものが鍵穴にあるため、ピッキングなどの不正解錠に強くなっています。
比較的安価なのも特徴の1つです。
ディンプルキー
丸いくぼみが特徴的なディンプルキー。ピンの数が多く、耐ピッキング性能に優れています。
防犯性が高く、鍵交換をするならディンプルキーをおすすめします。
ディンプルキーについて詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
ウェーブキー
波状の刻印が特徴的なウェーブキー。玄関以外にも車などで使われます。
構造的にピッキングがほぼ不可能で、防犯性が高いです。
鍵開けや合鍵作製の難易度が高く、費用も高くなりやすくなっています。
スマートロック
スマホやICカード、暗証番号などを使って鍵を開けます。鍵を持ち歩かなくても良いので鍵をなくす心配がありません。
鍵穴を塞ぐタイプだと、ピッキングができないので不正解錠を防ぐことができます。
スマートロックについて気になった方はこちらをご一読ください。
その他にも鍵の種類は様々ありますので、気になった方はこちらを参考にしてください。
玄関の鍵トラブル解決方法
一番鍵を使い、一番鍵のトラブルが起こりやすいのが玄関ではないでしょうか。
長く使っていると劣化などによるトラブルが起こりやすくなります。
もし、トラブルに遭ってしまった時のために解決方法をご紹介しますので、こちらを試してみてください。
玄関の鍵をなくした
鍵屋さんが利用されるケースで多いのが玄関の鍵をなくすことです。
玄関の鍵をなくすと家に入れなくなってしまうため、ダメージがとても大きくなります。
その時に少しでも解決に近づけるような行動をご紹介しますので、試してください。
1身の周りを探す
身の周りを再度隈なく探してみてください。足元、カバンやポケットの中に入っていませんか?意外とすぐ近くで見つかることが多いです。
2歩いた道を探す
身の周りを探しても見つからない場合は、探す範囲を広げてみます。
これまで歩いてきた道やカバンを開けたところを重点的に探してみましょう。
3交通機関などに連絡する
道を探してみても見つからない場合は、立ち寄ったレストランや駅に電話をして、落とし物がないか聞いてみましょう。
4警察に連絡する
それでも見つからない場合は、警察署や交番に行き、遺失届を提出し、見つかった時に受け取れるようにしましょう。
ちなみに、落とし物は各都道府県警のホームページで確認することができます。
5自分で鍵を開ける
家に入りたい場合は、自分で鍵を開けることも1つの手段です。
ピッキングやバンピング、破壊解錠ができれば鍵屋さんを呼ばずとも鍵を開けられます。
鍵開け方法についてはこちらを読んでみてください。
6他の場所から家に入る
運よく玄関以外の鍵が開いていれば家に入ることができます。
2階などの窓が開いている場合はそこから入れますが、転落事故につながるかもしれないのでなるべく避けた方が良いでしょう。
7家族に合鍵を借りる
家族と同居していたり、鍵を預けていたりする場合は合鍵をもらって開けましょう。
ひとまず家に入り、落とした鍵が返ってくるのを待つ、鍵を交換するなどの対処を行うのが良いと思います。
8賃貸物件の管理者や家主に連絡する
賃貸物件にお住いの方で、家族が鍵を持っていない方は管理者や家主に連絡してみましょう。もしかしたら、マスターキーで鍵を開けてくれる可能性があります。
また、マスターキーが無かったとしても、鍵屋さんを手配してくれるかもしれません。
鍵をなくした時の対処法について知りたい方はこちらを読んでみてください。
鍵が回らない
鍵はささるけど回らないというケースのトラブルが生じています。
この場合は鍵本体や鍵穴など様々な部分に問題があるので、色々な解決方法を試してみてください。
1鍵は間違っていないか
さした鍵と鍵穴が一致していない場合、鍵は回りません。
玄関と同じ種類の鍵を別の場所で使っているのなら、使っている鍵が合っているのか確認しましょう。
2ドアをずらして鍵を回す
風や建付けの悪さが原因で鍵が回らないことがあります。この場合は、ドアを押したり引いたりしながら鍵を回してみましょう。
正しい場所に当てはまると鍵が回ります。
3鍵を乾かす
雨風の影響で鍵や鍵穴が濡れていると鍵が回らなくなることがあります。
その場合は鍵を乾いたタオルなどで拭き、鍵を回してみましょう。
それでも回らない場合は、ドライヤーなどを使って鍵穴を乾かしてから鍵を回してみると良いと思います。
4鍵穴を温める
冬の時期になると鍵穴が凍ってしまい、ピンやバネが動かなくなって鍵が回らなくなってしまいます。
このケースは鍵穴を温め、ピンやバネを動くようにすることが必要です。
カイロや温かい缶などを鍵穴に当てましょう。直接お湯などをかけると鍵の故障につながるので避けてください。
5鍵穴の異物を取り除く
鍵穴に砂やほこりが入っていると鍵が回らなくなることがあります。
この場合は、掃除機や空気入れを利用して異物を除去しましょう。やり方は、鍵穴に掃除機のノズルを当て、吸引するだけです。
小さな異物が原因の場合はこれで解決ができます。
6潤滑剤を使う
鍵を長年使っていると鍵穴内の潤滑が悪くなり、鍵が回りにくくなります。
このケースは、鍵穴に潤滑剤を入れてあげることで滑りが良くなり、鍵が回るでしょう。
潤滑剤は必ず鍵穴専用のものを使ってください。
7スペアキーを使う
鍵山がすり減っていたり、折れていたりすると鍵が回らなくなります。
これは鍵穴ではなく、鍵に問題があるので、スペアキーを使うと鍵が回るでしょう。
壊れた鍵は使わないようにして、鍵の本数が少なければ鍵交換や合鍵作りをしておくと良いです。
鍵が回らない時の対処法について詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
鍵がささらない
鍵がささらないというトラブルもよく起こります。無理やり鍵を刺そうとすると壊れてしまうので避けてください。
1鍵をきれいにする
鍵は精密な作りになっているので、ゴミが付いていると鍵がささらなくなることがあります。
きれいなタオルなどで鍵を拭き、ゴミを取り除きましょう。できれば歯ブラシで鍵を軽く磨いてあげると長く使うことができます。
2鍵穴を解凍する
鍵穴が凍るとピンやバネが動かなくなり、鍵がささらなくなります。鍵穴を解凍して、正常に動くように戻すことが必要です。
カイロや温かい缶で温めるのもありですが、鍵穴に使える解氷剤も使えます。解氷だけでなく凍結も防止してくれるので1本あると安心です。
3鍵穴のゴミを取り出す
鍵穴に異物が詰まると鍵がささらなくなります。ほこりや砂なら掃除機などで取り出すことができるので吸引してください。
ガムや接着剤を詰められてしまうと、個人では解決することが難しくなります。
子供のいたずらでなければ、被害届の提出なども検討しましょう。
4合鍵を使う
鍵が曲がってしまうと鍵穴にささらなくなります。曲がった鍵は使わずに、壊れていない合鍵を使いましょう。
合鍵が手元に無ければ、鍵屋さんに行って作ってもらうこともできます。中には鍵が曲がっているため、断る鍵屋さんもいるので、事前に確認しておくと良いかもしれません。
5鍵を交換する
色々な方法を試してみたけど、鍵がささらない方は鍵を交換することが一番の解決策です。
鍵交換は鍵が開いていないとできませんので、鍵を借りたり、鍵屋さんに開けてもらったりするなどをしてもらいましょう。
鍵がささらない場合の解決方法を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
鍵が抜けない
突然鍵が抜けなくなるトラブルも発生しやすいです。この時に力づくで抜くと鍵が壊れてしまう可能性があるので、優しく扱ってください。
1鍵を小刻みに動かしながら抜く
鍵穴のピンと鍵山がうまく噛み合わない状態になると鍵が抜けなくなります。この引っかかりを解消してあげることが大切です。
鍵を優しく上下左右に動かしながら抜きましょう。そうすることでピンの引っかかりが解けて鍵が抜けるようになります。
2鍵を回しながら抜く
鍵穴が回っている状態だと鍵が抜けなくなることがあります。鍵を左右に少しずつ回しながら抜いてみましょう。
もしかしたら、90度回転させると鍵が抜けるかもしれません。
3潤滑剤を注入して抜く
鍵の滑りが悪くなってしまうことで鍵が抜けなくなることがあります。
鍵がささっている状態で、鍵と鍵穴の隙間から潤滑剤を注入しましょう。この時に鍵穴専用の潤滑剤以外を使わないようにしてください。
4鍵穴を掃除機で吸う
ほこりなどの異物が邪魔をして、鍵が抜けなくなることがあります。この場合は掃除機や自転車の空気入れを利用して異物を取り除くことが必要です。
鍵と鍵穴の隙間から空気を注入する、掃除機で吸引するなどをしましょう。
鍵が抜けない時の対処法や予防方法を知りたい方はこちらをご覧ください。
鍵が折れた
鍵を力づくで回したり、ささった状態でぶつかってしまったりすると鍵が折れてしまいます。
鍵の折れた箇所や折れ具合で解決方法が異なりますので確認してみてください。
1ペンチなどで引き抜く
鍵が根本から折れて、鍵穴から少し出ている場合はペンチやニッパーで取り出すことができます。
鍵を奥に押し込まないようにして、鍵を優しく引き抜きましょう。
2ピックツールなどで掻き出す
ペンチやニッパーで取り出せない部分で折れてしまった場合、ピックツールなどで鍵を掻き出しましょう。
この時に鍵穴内のピンを傷つけないように注意してください。
3ピンバイスで鍵をさす
鍵が先端で折れてしまい、ピックツールでも取り出せない場合は、ピンバイスを使います。
ピンバイスを鍵穴に差し込み、折れた鍵に刺して鍵を取り出す方法です。
細かい作業である上に、鍵穴を傷つけやすいので細心の注意を払う必要があります。
4シリンダーを分解する
鍵が開いている状態で折れた場合、シリンダーを分解して鍵を取り出す方法があります。
シリンダーの分解方法は鍵の種類によって異なりますが、ものすごく難しいものではありません。
しかし、部品をなくしたり、壊したりすると鍵を交換しなくてはいけなくなりますのでご注意ください。
5鍵を交換する
手元にある鍵が無くなった場合などは鍵交換をおすすめします。
鍵交換で新しい鍵に変更し、鍵を3本くらいに増やすのが安全です。
鍵交換も鍵が開いている状態でないとできませんので、ご注意ください。
鍵が折れた時の解決方法や鍵の分解方法を知りたい方はこちらを参考にしてください。
鍵穴に556は使えない
鍵が抜けない時などに潤滑剤を使うと解決できる可能性があります。この時に使う潤滑剤は鍵穴専用でなくてはいけません。
市販の556や食用油などを使うとほこりが固まってしまうので、鍵が壊れやすくなります。
鍵穴専用の潤滑剤が無いからと言って、他の潤滑剤を使うのは避けてください。
556と鍵穴についてはこちらのコラムをお読みください。
玄関の鍵を開けてもらう
鍵のトラブルを自分で対処してみても解決できないことがあります。その時は鍵屋さんに依頼してトラブルを解決してもらうことが一番です。
鍵屋さんに開けてもらうにもなるべく費用がかからないところに依頼したいですよね。
そこで、高額請求をされない鍵屋さんの探し方をご紹介します。
鍵開けを依頼する鍵屋さんの探し方
マンションや賃貸物件の場合、管理者や家主が鍵屋さんと提携している可能性がありますので、まずは相談するところから始めましょう。
一戸建てや提携していない場合は、自分で鍵屋さんを手配する必要があります。
この時にぼったくりをする鍵屋さんに当たらないように探すコツをご紹介します。
近くの鍵屋さんを探す時
なるべく早くトラブルを解決したい人は「近くの鍵屋さん」で検索すると思います。
しかし、その鍵屋さんが本当に近い鍵屋さんとは限りません。
その場所にいないで、別の場所で作業している可能性があります。そうなると早く駆け付けることが難しいです。
近くの鍵屋さんに依頼するときは、どこから来てくれるのか、どれくらいで到着するのか聞いてみましょう。
近くの鍵屋さんで調べる時は、こちらを読んでから探してみてください。
町の鍵屋さんを探す時
町に根付いた鍵屋さんは信用第一なので、高額請求をする可能性は高くありません。
中には高額請求をする鍵屋さんも存在するので注意が必要です。
町の鍵屋さんは営業時間が決まっていて、夜間に作業ができない可能性があります。
また、作業員が少ないので予約でいっぱいになったり、すぐに駆けつけたりすることができなかったりするので、事前に確認しましょう。
町の鍵屋さんについてはこちらをご覧ください。
東京都の鍵屋さんを探す時
東京都は人口が多い分、鍵屋さんもたくさんあります。
多くあるからと言って、どの鍵屋さんを選んでも良いということはありません。
適当に選んでしまうと遠い場所から駆け付けることになり、高い出張料を払う羽目になることも。
特に23区外にお住いの方は、23区外の鍵屋さんに依頼するのが良いと思います。
東京都にお住いの方はこちらを参考にしていただけると幸いです。
鍵開け費用の相場
鍵屋さんの選び方は分かったけど、どのくらいが高額請求になるのか把握しておきたいですよね。
そこで、鍵開けの費用がどのように決まるのか知っておき、相場がどれくらいなのか把握しましょう。
鍵開け料金の決まり方
鍵開けの料金は「鍵の種類」+「現場までの距離」+「鍵開けの時間帯」で決まります。
防犯性の高い鍵は開けるのが難しいため、費用が高くなりやすいです。
あとは、現場までの距離が遠い、深夜に依頼すると鍵開けの料金が高くなりやすいので覚えておきましょう。
ちなみに、鍵のレスキューは時間帯で料金が変化することはありません。
鍵開けの費用相場に関してはこちらを参考にしてください。
鍵屋さんにぼったくられない方法
鍵屋さんの探し方を紹介してきましたが、どの鍵屋さんが安心できるのか判断が難しいですよね。安いとおもったらぼったくり鍵屋さんだったことも。
そこで、ぼったくり鍵屋さんの被害に遭わない方法をご紹介します。
ぼったくり鍵屋の見極め方
ホームページを見て、サービスや料金がはっきりとしない鍵屋さんは怪しいです。サービスの不透明さを利用して、ぼったくろうとしている可能性があります。
また、会社概要が架空のものであったり、クレームを受け付けていなかったりするのも怪しいので避けましょう。
現地でぼったくり鍵屋か判断する方法
ホームページだけでぼったくり鍵屋さんかどうか判断するのは難しいです。そこで、現地に来た時にぼったくりかどうか判断する方法をご紹介します。
一番怪しいのが、到着して何の説明もなしに作業を始める鍵屋さんです。
事前に料金や手法を明かさずに作業をすることで、後から高額請求をする可能性があります。
作業前に必ず見積もりをもらうようにしましょう。
高額になりやすいケース
ぼったくりかと思っても、その料金が妥当であるケースも存在します。では、高額になりやすいケースとはどのようなものなのでしょうか。
一番の要因は防犯性の高い鍵の開錠です。開ける難易度が高く、特殊な道具を使うこともあるため、費用が高額になりやすいです。
他には、深夜の依頼や遠くへの出張、仲介業者を挟むなどをすると料金が高くなります。
ぼったくられない方法
ぼったくられないために、依頼時の電話で気になることをすべて聞いておきましょう。出張料や深夜料金、作業の流れなどです。
他には、現地で作業前に見積もりをもらうこと。その見積もりに納得できなければ安易にサインをしないことがぼったくられない方法です。
鍵屋さんにぼったくられない方法はこちらを見ていただければ、詳しくわかります。
玄関のドアノブを交換したい
玄関では鍵と同じくらいドアノブも使用します。そのため、ドアノブも長年使っていると劣化し、トラブルが発生する可能性も。
また、最近では使い勝手の良いドアノブも登場しているため、ドアノブ交換の需要もあります。
そこで、ドアノブの交換方法や修理方法をご紹介しますので、試してみてください。
ドアノブの修理で解決できる場合
多少の緩みなどはドアノブを交換しなくても、修理で直る可能性が高いです。
修理で直るケースと修理方法をご紹介します。
ドアノブの台座が緩い
ドアノブの台座が緩んで、グラグラするケースは台座のネジを締めることで解消することができます。
台座部分にネジが見えていれば、そのネジを締めてください。見えない場合は、ドアノブを分解する必要があります。
ラッチが緩い
ドアを開け閉めするのに必要なのがラッチです。このラッチが緩んでいる時も修理で直ります。
ドア側面のプレートのネジを締めましょう。そうすることでラッチの緩みを解消することができます。
これでも直らない場合は交換が必要です。
ドアノブが下がっている
レバーハンドルの場合、ドアノブが水平ではなく、若干下がってしまうことがあります。
このケースは、ドアノブに付いているネジを締めると直ることが多いです。
ドアノブを水平に入れ直した状態でネジを締めるとドアノブが水平に戻ります。
ドアノブの修理を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
ドアノブ交換が必要な場合
修理だけでは直らず、ドアノブの交換が必要なケースもあります。
どのようなケースでドアノブ交換が必要になるのかご紹介しますので、当てはまるものがあれば交換してください。
ドアノブが空転する
ドアノブを回したり、下げたりしてもラッチが動かない場合、ドアノブ内部のパーツが故障しています。
単純な修理作業では直らないため、交換が必要です。
ドアノブが動かない
ドアノブが硬くなり、動かなくなる症状もドアノブ交換が必要です。
これもドアノブ内部のパーツの故障が原因だと考えられます。
もしかしたら、ドアノブの潤滑が悪くなっているだけかもしれないので、潤滑剤を吹きかけて様子を見るものありです。
使い勝手を良くしたい
「回して開けるドアノブが使いにくいので、下げて開けるタイプのドアノブにしたい」という場合も当然ながら交換が必要です。
サイズなどを間違わなければ自分で交換することができますので、チャレンジしてみてください。
ドアノブの交換方法が知りたい方はこちらをご覧ください。
玄関の鍵のことなら鍵のレスキューへ
玄関の鍵でお困りなら鍵のレスキューまで!鍵開けも鍵交換も鍵修理もすべて承ります!