自分でできる鍵が抜けない時の対処法とは?メンテナンス方法もご紹介

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自分でできる鍵が抜けない時の対処方法

「えっ?鍵が抜けないんだけど」
「昨日まではちゃんと使えていたのに」

鍵が抜けなくなるトラブルはいつ起こってもおかしくありません。

自分でできる鍵が抜けない時の対処方法

起こってしまったものはしょうがないので解決するしかありませんが、無理やり抜くと壊れてしまいます。

「じゃあ、どうすれば解決できるの?」
と思いますよね。

そこで今回は、鍵が抜けなくなった時に自分でできる対処法や、やってはいけないNGな行為、鍵が抜けた後のメンテナンス方法をご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

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鍵が抜けなくなった時に自分でできる対処法

鍵が抜けなくなった時に自分でできる対処法

早速、鍵が抜けなくなった時に自分でできる対処法をご紹介します。

簡単にできるものから紹介しますので、一緒にやってみてください。

鍵を小刻みに動かして抜く

鍵が抜けなくなるのは、鍵と鍵穴のパーツがうまく噛み合わずに引っかかってしまうのが主な原因です。

この引っかかっている部分をうまく噛み合わせることで鍵が抜けます。

1鍵を優しく持つ

鍵を優しく持つ

鍵が抜けないと焦って力が入ってしまいます。まずは落ち着いて鍵を優しく持ちましょう。

2鍵を上下左右小刻みに動かす

鍵を上下左右小刻みに動かす

鍵に引っかかっているパーツを1つ1つ噛み合わせるように、鍵を上下左右小刻みに動かしながら抜きます。

この時は力を入れて無理やり動かすのではなく、あまり力を入れずに行ってください。

鍵を回して抜く

鍵はある一定の角度でないと抜けないことが多いです。例えば、鍵を施錠・解錠した角度だと抜けません。

もしかしたら、鍵を回すことで抜ける可能性があります。

鍵の不具合で角度がずれている可能性もありますので、少しずつ鍵を回しながら抜いてみましょう。

1鍵を優しく回転させながら抜く

鍵を優しく回転させながら抜く

鍵を左右に回しながら抜いてみましょう。無理やり鍵を回そうとすると壊れてしまいますので無理をしないようにしてください。

2鍵を90度回してみる

鍵を90度回してみる

もし、鍵がスムーズに回るのなら鍵を90度回してみましょう。鍵が抜ける角度になるかもしれません。
ロッカーなどの場合は90度以上回すと抜ける角度になることが多いです。

鍵穴に潤滑剤をさして抜く

鍵穴に潤滑剤をさして抜く

鍵が抜けない原因として、鍵穴内の潤滑油が減っていることが考えられます。

長年鍵を使用していると、鍵穴内の潤滑油が減ることで摩擦係数が大きくなり、鍵が引っかかるようになります。最終的に鍵が抜けなくなるのです。

なので、潤滑剤を使って鍵の動きをスムーズにしてあげましょう。

 

潤滑剤は何を使っても良いわけではなく、鍵穴専用の潤滑剤でなくてはいけません。

鍵穴専用の潤滑剤はべたつかない性質をもっており、ほこりなどと一緒に固まることがありませんので、鍵を壊さずに使うことができます。

1鍵が濡れていないか確認する

鍵が濡れていないか確認する

雨などの悪天候の場合、鍵が濡れていないかどうか確認してください。潤滑剤は濡れるとダマになりやすいので更なるトラブルにつながってしまいます。

2鍵と鍵穴の間から潤滑剤を入れる

鍵と鍵穴の間から潤滑剤を入れる

鍵が濡れていないのを確認したら、潤滑剤を入れていきます。鍵と鍵穴にあるわずかな隙間から潤滑剤を流し込むように入れます。

この時に、潤滑剤が木材などに付着するとシミになりますので、雑巾などでこぼれないように対策を取りましょう。あとは鍵を抜くだけです。

鍵穴内のゴミを取り除いて抜く

鍵と鍵穴が噛み合わない原因として、砂やほこりなどの異物が困窮していることが考えられます。

そのゴミを取り除けば、鍵と鍵穴の引っかかりが解消されて鍵が抜けるでしょう。

1掃除機で鍵穴を吸う

掃除機で鍵穴を吸う

掃除機があれば、鍵穴の異物を吸い出すことができます。ノズルを鍵穴に密着させて吸引するだけです。

2エアダスターを使う

エアダスターを使う

掃除機が使えない場合はエアダスターで異物を取り除きましょう。

鍵と鍵穴のわずかな隙間めがけて空気を注入します。そうすることで中の異物が押し出されて鍵が抜けるかもしれません。

エアダスターが手元にない場合は、自転車の空気入れでも代用可能です。

鍵屋を呼んで抜いてもらう

鍵屋を呼んで抜いてもらう

上記の方法でも鍵が抜けなかった場合は鍵屋に鍵抜きを依頼しましょう。

鍵を無理やり抜いたことで鍵が壊れると、鍵交換の費用などが追加で発生してしまいます。

なるべくお金をかけないためにも、早めに諦めを付けて鍵屋を呼ぶのも賢明な判断です。

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鍵が抜けない時にやってはいけないこと

鍵が抜けない時にやってはいけないこと

鍵が抜けない時に誤った対処法を行うと、反って症状が重くなってしまう可能性があります。

NG事項を理解して鍵を壊さないようにしましょう。

力尽くで鍵を抜こうとする

力尽くで鍵を抜こうとする

鍵が抜けない原因として、鍵と鍵穴のパーツが引っかかっているということを前述しました。

この状態で鍵を力尽くで引っ張ると、引っかかっているパーツが破損する恐れがあります。

鍵はパーツが1つでも欠けると使えなくなるくらい精密なものです。

また、鍵が中で折れてしまう可能性もあります。鍵が折れると費用や手間がかなりかかります。

  

鍵を動かしたり、回したり、抜いたりするときはゆっくり優しくしてください。

食用の油などを入れて鍵を抜く

食用の油などを入れて鍵を抜く

鍵穴専用の潤滑剤を持っている方はそう多くないと思います。

そこで、潤滑剤の代用として食用のサラダ油やせっけんなど使うのはNG行為です。

食用の油などはべたつきやすく、鍵穴内でほこりなどと一緒に固まってしまいます。

そうなると、鍵穴内に異物が溜まり、鍵が抜けない症状がさらに重くなる可能性があります。

また、鍵が抜けたとしても、鍵がささらなくなったり、使えなくなったりしますのでご注意ください

鍵が抜けた後のメンテナンス

鍵が抜けた後のメンテナンス

鍵が抜けたのは良いですが、そのまま使い続けるとまた鍵が抜けなくなってしまいます。

同じことを繰り返さないためにも、鍵が抜けた後はメンテナンスを行いましょう。

ご家庭内にあるものでメンテナンス可能なので、ぜひ行ってみてください。

鍵穴内を掃除する

鍵が引っかかった原因が鍵穴内の異物である可能性があります。その異物を取り除くことで鍵の動きがスムーズになるでしょう。

鍵穴を掃除する方法は、鍵穴を掃除機で吸うか、エアダスターで空気を入れるかの2つです。

鍵穴内を掃除する

掃除機で吸う場合は、ノズルを鍵穴に当てて吸引します。これだけで鍵穴内の異物を取り除くことが可能です。

エアダスターを使う場合は、鍵穴内に空気を注入するだけです。空気の力で異物を押し出します。エアダスターの代用として、自転車の空気入れも使用可能です。

 

異物を針金や爪楊枝などで取り出そうとすることは危険なので避けてください。

異物を針金や爪楊枝などで取り出そうとすることは危険

針金などで鍵穴内をいじると、ピンなどのパーツを傷つけてしまう可能性があります。

また、爪楊枝などは鍵穴内で折れやすく、異物になってしまうので使わないようにしてください。

鍵穴に潤滑剤を入れる

鍵穴に潤滑剤を入れる

鍵穴の異物を取り除いたら、鍵穴に潤滑剤を注入しましょう。

前述した通り、鍵穴専用の潤滑剤を使わないと鍵が壊れてしまうので気を付けてください。

また、メーカーによって推奨される潤滑剤が異なりますので、購入・使用する際は注意しましょう。

潤滑剤は鍵穴に注入するだけなので簡単です。木材などにこぼれるとシミになる可能性があるので、雑巾などで抑えながら作業をしてください。

鍵そのものを掃除する

鍵そのものを掃除する

鍵が抜けなくなる原因は鍵穴だけでなく、鍵そのものにもあります。

鍵を長年使っていると、鍵の表面に汚れや錆がでてきます。それが鍵穴内に蓄積すると鍵が抜けなくなってしまうのです。

鍵の掃除は簡単で、乾いた歯ブラシなどで鍵の表面を擦ります。錆が酷い場合は研磨剤を用いて落とすのもありです。

鍵は水に濡れた状態だと回らなくなるので、濡らしてしまった場合は乾くまで待ちましょう。

スペアキーを使う

スペアキーを使う

鍵が曲がっていたり、欠けていたりすると、鍵穴とうまく噛み合わずに抜けなくなる可能性があります。

鍵に異変を感じたら、今すぐに使用をやめ、スペアキーを使うようにしましょう。

スペアキーが手元に無い場合、近くの鍵屋やホームセンターで作れます。

ディンプルキーなどの複製が難しい鍵は、メーカーから純正キーを取り寄せた方が安心です。

鍵を交換する

鍵を交換する

これらのメンテナンスを行っても鍵が抜けない場合は鍵穴が壊れている可能性があります。

鍵の寿命が10年~15年と言われていますから、それ以上使っていたら鍵穴内のパーツが損傷しているかもしれません。

例えば、バネの損傷やピンの破損、パーツの錆などが考えられます。

その場合、自分で修理するのは難しいので鍵交換を行った方が良いでしょう。

シリンダーのみの交換やドアノブごとの交換など、あなたの用途や予算に合った交換をおすすめします。

鍵を自分で交換する方法は別記事で紹介していますので、そちらを参考にしてみてください。

どうしても鍵が抜けないなら鍵のレスキューへ

色々試したけれど鍵が開かなかった場合は、鍵のレスキューまでお電話ください。

近くにいる認定錠前技師があなたの元へ素早く駆け付け、トラブルを解消いたします。

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