鍵の開け方、自分で鍵を開ける方法

全部で5つの開錠法を紹介します。

方法を選ぶ観点は3つ。

鍵の開け方	レベル	時間	道具
バンピング	初級	5分	ハンマー、てきとうな鍵
ピッキング	上級	20分	ピック、テンション
破壊開錠	中級	30分	ドリル
窓外し	初級	5分	ドライバー

鍵をハンマーで叩くだけで開ける開錠法。

かんたんにできて、道具もすぐに揃えられます。

バンピングの詳細へ

有名なピッキングです。

誰でも簡単にチャレンジできますが、実際に開けられるようになるには、ちょっと訓練が必要です。

ピッキングの詳細へ

"効率的に"鍵を破壊して、鍵を開ける方法。

鍵は壊しても、ドアは壊さないようにするために、ちょっとだけ勉強しましょう。

破壊開錠の詳細へ

窓から入って、玄関に行き、内側から鍵を開ける方法。

窓の鍵が開きっぱなしの時にだけ使える奥の手。

窓外しへ

物や場所ごとによっては、上記で説明した以外の方法で鍵を開けることができます。

それぞれ、わかりやすく解説しているのでこちらも見てみてください。

鍵のレスキューは24時間営業している鍵屋さんで、これまで多くの鍵トラブルをお客様からご依頼していただきました。

どんな鍵でも、どんな場所でも作業させていただきます。

お客様の安心を第一に、どんなご相談でもお気軽にお電話ください。

鍵のレスキューへ相談する場合へ

壊さないように気を付けてください。

心配なら鍵屋さんに頼みましょうね。

バンプハンマー

どんなハンマーでも大丈夫です。

鍵を叩くために使うので、小さいものや、ラバーが付いているものが良いでしょう。

てきとうな鍵

鍵穴にささる鍵を用意します。

マンションなどであれば、お隣さんから鍵を借りましょう。

そもそも鍵はどうなってるの

まず、鍵の仕組みを簡単にみてみましょう。

鍵は、
　① 外筒
　② 内筒
　③ トップピン
　④ ボトムピン
からできています。

正しい鍵を挿すと、ピンがちょうど良い高さに移動します。

ピンがちょうど良い高さにあると、トップピンは外筒の中に、ボトムピンは内筒中に収まります。（左側参照）

この状態で内筒を回すと、回転を邪魔するものがないので、くるっと回ります。（右側参照）

これが”鍵が開く”という現象です。

一方、正しい鍵を挿していないと、ピンの高さはちょうどよくありません。

これではピンが邪魔で内筒が回りません。

これが”鍵が開かない”という現象です。

鍵の基本的な仕組みはわかりましたか。
ここから、鍵の開け方を紹介していきますね。

鍵が無くても、鍵は開く

鍵の仕組みを逆手にとると、鍵は無くとも、鍵を開けることができます。

正しい鍵をささなくても何らかの方法で、ピンの高さを丁度よくしさえすれば、鍵は開きます。

衝撃を使って鍵を開ける

バンピングではシリンダーに衝撃を与えて、トップピンを外筒に収めます。

ボトムピンはもともと内筒に収まっているので、これで鍵を開けることができます。

衝撃を与えて、都合よくトップピンだけが跳ねるか、疑問に思うかもしれません。

でも心配ご無用です。

これと同じように、ボトムピンに衝撃を加えると、トップピンだけが跳ねていきます。

1鍵を挿す

鍵を挿してください。0.5ミリ程度、浅く挿します。

なぜ浅く挿すのかは後で説明します。

2テンションをかける

衝撃を加えてピンの高さがちょうど良くなるのは一瞬です。

その一瞬に鍵を回すために、あらかじめテンション（回転力）をかけておきます。

あまりテンションをかけすぎると、トップピンが綺麗に跳ねません。

3鍵のあたまを叩く

鍵のあたまを軽く叩いてください。

このとき、下にではなく、奥に向かって叩いてください。

ステップ1で、”浅く挿す”と書いてあったのを覚えていますか。これには理由があります。

ピンを跳ねさせるときは、ただ衝撃与えるのではないのです。

ピンは鍵のギザギザに当てて飛ばします。

ですから浅く挿して助走幅を確保しておき、衝突のエネルギーを高めます。

うまく決まれば鍵がくるっと回ります。
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ピック

法律で鍵屋以外は所持できません。

鍵穴の中で動かせる程度に細い、棒状の物で代用しましょう。

テンションツール

鍵穴に加点力（テンション）をかける道具です。

ハリガネなどで代用しましょう。

そもそも鍵はどうなってるの

鍵は、
　① 外筒
　② 内筒
　③ トップピン
　④ ボトムピン
からできています。

正しい鍵を挿すと、ピンがちょうど良い高さに移動します。

ピンがちょうど良い高さにあると、トップピンは外筒の中に、ボトムピンは内筒中に収まります。（左側参照）

この状態で内筒を回すと、回転を邪魔するものがないので、くるっと回ります。（右側参照）

これが”鍵が開く”という現象です。

一方、正しい鍵を挿していないと、ピンの高さはちょうどよくありません。

これではピンが邪魔で内筒が回りません。

これが”鍵が開かない”という現象です。

鍵の基本的な仕組みはわかりましたか。
ここから、鍵の開け方を紹介していきますね。

鍵が無くても、鍵は開く

鍵の仕組みを逆手にとると、鍵は無くとも、鍵を開けることができます。

正しい鍵をささなくても何らかの方法で、ピンの高さを丁度よくしさえすれば、鍵は開きます。

ピンを操作して鍵を開ける

ピッキングでは、ピックでピンを直接操作して、ちょうど良い高さまで持ち上げます。

全てのピンをちょうど良い高さにすると、鍵が回ります。

ピンが落ちてこないようにする

ピンはバネと重力によって、地面の方向に押されています。

せっかくちょうど良い高さに持ち上げても、落ちてきてしまうのでは、いつまでたっても鍵はあきませんよね。

心配はご無用です。

鍵穴に回転力をかけることで、この問題を解決できます。

全てのピンをちょうど良い高さにすると、鍵が回ります。

鍵穴にテンション（回転力）をかけた状態でピンを持ち上げましょう。

そうすると、ボトムピンが内筒に乗っかって、落ちてきません。

ただし、回転が強すぎると、そもそもピンが持ち上がりません。

優しくテンショをかけてください。

1テンションをかける

鍵穴にテンションをかけます。

このあと、テンションをかけながらピックを挿すので、なるべく入口を広くとれるよう工夫してください。

2ピンを持ち上げる

ピンをピックで持ち上げます。

ちなみにピンは実際には、こんな感じで、鍵穴の中で一直線に並んでいます。

ところでどうやってちょうど良い高さかどうか判断するのでしょう。

正解は、"ピンの重さ"で判断します。

ピンをちょうど良い高さに持ち上げると、ピンが内筒に乗りますよね。

この状態では、バネがピンを押す力はピックに伝わりません。

そのため、ピンを持ち上げても軽いのです。

言い方を変えれば、「押しても手ごたえがない」状態になります。

すべてのピンにこの作業をすると、鍵がくるっと回ります。

■ピッキング編終了
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ドリル

ホームセンターなどで手に入る、市販のドリルで大丈夫です。

破壊するのはシリンダーだけ

破壊する場所を最小限にするために、鍵についてちょっと見ていきましょう。

壊すのはズバリ、シリンダーだけです。

シリンダーをキレイに壊せば、その他の物は引き続き使うことができます。

ところで、なんで壊すのはシリンダーだけで良いのでしょう。

実はシリンダーとサムターンは兄弟みたいなものなんです。

実はシリンダーとサムターンは兄弟みたいなものなんです。

サムターンは無条件でクルクルできます。
一方シリンダーは正しい鍵が挿さっているときだけクルクルします。

シリンダーをキレイに壊せば、サムターンと同じく無条件回ります。

ですからシリンダーだけ壊せば、鍵が無くても開け閉めできます。

キレイなシリンダーの壊し方

壊し方はシンプルです。

内筒の部分をくりぬきましょう。

このように壊すと、シリンダーも無条件でくるくる回ります。

ドリルで掘っていきます。
破片などが目に入らないよう気を付けてください。

■破壊開錠編終了
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ドライバー

どこにでもあるプラスドライバーを使います。

窓から入って、玄関に行き、内側から鍵を開けます。

窓の鍵が開きっぱなしの時に行います。

悪用厳禁です。

窓から入ります。

マンションの窓格子のように、障害物が簡単に撤去できる場所を選びましょう。

泥棒と間違えられないように、できればYシャツを着て作業しましょう。

■窓外し編終了
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電話

既におもちですよね。

鍵のレスキューはTV出演実績多数。実はあのドラマの金庫開けシーンで演技指導に呼ばれたりもしてるんです。
警察の強制捜査にも協力するなど、そのサービスは高く評価されています。

お電話一本で日本全国24時間どこへでも駆けつけます！

一番近くにいるものをお手配します。鍵のレスキューは作業時間だけでなく、到着時間も短いんです。

受注を全て自社で行っているので中抜き費用がありません。例えるなら、農家さんから直接野菜を買うようなもので、質の高いサービスを安くご提供できるんです。