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自転車の鍵をなくした時の対処方法
自転車の鍵をなくしてしまったり、鍵が折れてロックを開けられない状況の時、自分でできる対処方法を6つご紹介いたします。
できれば費用を掛けずに解決したい、時間がないので素早く解決したいなどの要望にお応えできる方法をご紹介させていただきます。
まずは自転車に使われている鍵の種類を把握する
自転車の鍵をなくした時の対処方法は鍵の種類で異なります。まずは、自分の自転車に取付けられている鍵の種類を把握しましょう。
自転車に使われる鍵の種類
馬蹄上
シリンダーロック
ワイヤーロック
馬蹄錠とは
馬の蹄のような形にちなんで名前をつけられた馬蹄錠。自転車で最も多く使われている鍵の種類になります。 簡素な仕組みで開き、鍵の形状も独特です。鍵ではなく暗証番号で開錠できるボタン式もあります。
シリンダーロックとは
馬蹄錠と似ていますが鍵の形が異なり防犯性能が高くなっています。ディスクキーからディンプルキーと鍵のタイプも様々です
ワイヤーロックとは
ワイヤーを使ってタイヤをロックすることができます。メーカーや製品によって対処方法が異なります。
自分で自転車の鍵を対処する方法
自転車の鍵を確認できたら実際に開ける方法をご紹介します。自分で鍵を開ける方法は主に2種類の方法があります。
自転車の鍵を開ける方法
ピッキング
破錠
自分で鍵を開けて対処する
一つ目はピッキングツールを駆使して鍵を開ける方法です。馬蹄錠、シリンダータイプ、ワイヤーロックの全てのタイプに対応することができます。鍵の開け方に関しては画像付きで紹介していますのでそちらをご確認ください。
鍵を壊して対処する際の注意点
ニッパーやベンチを使用して鍵を壊して開ける方法は最終手段です。一度壊してしまうと鍵が使えなくなってしまうため、壊すのは簡単でも鍵交換が必要になります。自分でできる対処方法ではありますが、なるべく他のサービスを利用する項目を読んでから壊すかを判断して欲しいと思います。
自分で開けられなかった場合は業者に依頼
ピッキング、もしくは鍵を壊す以外で開けたいという方は業者に依頼することをおススメします。自分でできる対処方法と比べると費用はかかりますが、確実にトラブルを解決することができます。
鍵屋に依頼する

鍵の事なら鍵屋に相談するのが一番です。自転車を移動させなくても鍵屋が現地に出張で来てくれるため、その場で鍵を開けることができます。合鍵を作成する場合、鍵の種類によっては作成できない場合があります。
費用相場
鍵屋に鍵開けを依頼する場合、業者にもよりますが数千円からの対応となります。近年、自転車の鍵の防犯性能も高くなり、ディスクキーやディンプルキーを使用するシリンダータイプが多く出回っています。
自転車屋に依頼する
自転車のトラブルに対しての備えは万全なので、鍵を壊すことから交換まで自転車屋で行うことができます。鍵屋さんの場合、鍵を作ることができたとしても、馬蹄錠のような特殊な鍵をその場で交換するのが難しいものです。
スペアの鍵がない場合は、自転車屋で交換してもらうとスムーズに対処することができるはずです。
費用相場
鍵交換を行う場合、馬蹄錠が500~1000円、それとは別に作業費が1,000円程度かかります。合わせると約2,000円程度。中には出張で作業対応する自転車屋もあるそうです。
メーカーに鍵を作成してもらう
ブリヂストンやパナソニック製の自転車であればメーカーに鍵を作成してもらうことができます。費用で言えば断然お得なのですが、書類確認や郵送で対応するため鍵が到着するまでに日数が必要です。
費用相場
鍵の種類にもよりますが数百円程度で自転車の鍵を作成することができます。ただ、メーカーとの直接対応はできないので、販売店を経由してスペアキーの作成を依頼することになります。
交番に相談してみる
可能性は低いですが交番に鍵が届けられている可能性もあります。もし近くに交番があるのであれば、鍵の落とし物がないか確認してみましょう。できればはじめに試してみたい対処方法となります。
自転車の鍵をなくさないためにできること
可能であればストラップやキーホルダーを付けておき、家の中や鞄の中に鍵を補完しておくスペースを決めておくと鍵を無くし辛くなります。また、ストラップを付けておくことで落とし物として拾われる可能性が高くなります。
まとめ
今回は自転車の鍵を無くした時に自分で開ける方法と、業者に依頼する方法をご紹介しました。 自分で対処する場合は安く済むものの道具が最低限必要ですので場所を選びます。その反面、業者に依頼すればすぐに対応してもらえますが、少々費用がかかります。 どちらも一長一短あるので状況に合わせた対処方法をお試しください。