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- 中山貴之の防犯コラム
- ひったくりに遭った時の対処法
もしも被害者になってしまったら
迅速な対応で第二、第三の犯罪を防ぐ
近年まずまず増加傾向にあるひったくり、その被害に遭った場合はすぐ警察に盗難届を提出することです。
携帯電話を触りながら歩いているとき、置き引きで、自転車の前かごに入れていたら横から原付がさっと抜き取っていった、などいつ被害に遭うかわかりません。
また引ったくりにあって金品を奪われるほか、その二次被害にも気を付けなければいけない。
財布の中には免許証や身分証などの情報、その他金品、そして鞄の中には自宅の鍵が入っているのです。
被害にあったら現金が戻ってくることはまずないと思い、それ以外の被害を食い止めることを考えなければなりません。
例えばキャッシュカードやクレジットカードなど、免許証の誕生日やその他鞄の中からありとあらゆる可能性を使って暗証番号を割り出す方法はございます。
犯人が暗証番号を割り出してカード類を勝手に使ってしまうその前に、金融機関に利用停止の手続きをかけていくことです。
また情報の宝庫である携帯電話の利用停止も忘れてはいけません。
携帯電話は第三者の個人情報がたくさん盛り込まれています。
家族に振り込め詐欺の電話を掛けたり、友人や知人の電話番号から身元を割り出し第二、第三の空き巣などの犯行を行う、もしくは女性ならば性的暴行に至る可能性もあります。