鍵が閉まらないときはどこを確認すればいい？

鍵に原因がある場合です。 鍵が曲がっている・鍵が錆びている・鍵が経年劣化で削れている などが主な原因です。 電子キーであれば暗証番号が違う・カードキーに利用していたカードの磁器が弱っている などがあげられます。

シリンダーが原因となっていることもあります。 例えば、シリンダーの内部にホコリや小石がつまっている場合などです。 他にも爪楊枝をシリンダーに差し込み入れて折り曲げる行為が自動車、パチスロなどの遊技機で発生したという事例もございます。

玄関の扉が斜めに傾いているときや、自転車のリング錠が歪んでいると鍵がかみ合わずに閉まらないという現象が発生します。 自動車では、スライド式ドアの可動部に異常があったということもあります。

鍵に原因があるときの対処方法について解説していきます。

スペアキーを探してみましょう。
スペアキーがあれば、すぐに鍵を閉めることができます。

鍵のレスキューでは鍵穴から鍵を複製することができるのでお気軽にお電話ください。

鍵に水分が付着した状態で鍵を回そうとすると、ホコリやゴミなどが固まってしまいピンの高さが合わず、閉まらなくなってしまうかもしれません。

乾いたタオルやハンカチなどで水分をしっかりとふき取ってから鍵を回してみましょう。

鍵が汚れている場合や、錆びている場合は磨くことによって鍵が復活するかもしれません。

こちらのコラムで詳しくご紹介していますのでご参照ください。

鍵が閉まらない時の原因2つ目はシリンダーに問題があるときです。

鍵穴の中は普段覗くことがないので清掃をおろそかにしがちですが、定期的に掃除をすることで鍵を長く使うことができます。

鍵穴につまっているゴミを取り除きます。

取り除くのに使える手段として、掃除機・エアダスター・歯ブラシなどを使用するとうまく取れます。

鍵用の潤滑剤を使用することで閉まらなかった鍵が閉まるようになるかもしれません。

なおシリンダーが壊れますので、液体性の潤滑剤は絶対に使用しないでください。

鍵穴にkure5-56を使用してはいけない理由はこちらのコラムで解説しています。

KURE社からも鍵穴用のスプレーは発売されているのでそちらをご使用ください。

寒冷地などでは、シリンダーが凍結することがあります。

シリンダーが凍ってしまうと内部のピンの高さが合わなくなったり、動かなくなったりします。

鍵を閉めるには正しいピンの高さにそろえなくてはいけないので、間違った位置で凍結していると閉まりません。

このようなときは、カイロや自分の手で温めるという手段が有用です。

鍵が閉まらなくなる原因の3つ目は、鍵・シリンダー以外に原因がある場合です。

玄関やトイレのドアなどで発生します。

蝶番のネジが緩んできてしまい、次第に扉が微妙に斜めになっていると扉が閉まらなくなります。

蝶番のネジをドライバーで正しい位置でとめなおすか、その場にドライバーがなければ一度扉を持ち上げながら閉めると鍵がかかる場合があります。

ストライクという受け座が緩んでしまうと扉が閉じなくなります。

ストライクは別名ラッチ受けと呼ばれており、デッドボルトと呼ばれる扉の飛び出たものが、ストライクに引っ掛かることで扉はきちんと閉じる仕組みになっているのです。

ストライクをドライバーで調整するときちんと閉じるようになります。

鍵とドアノブが一体化している商品もドライバーで修理することができます。

ドアノブが勝手に下がってしまっている・丸いドアノブが空転（空回り）しているときは正しい位置で固定してあげる必要があります。

玄関やトイレのドアノブの調整方法は以下のコラムで詳しくご紹介しています。

鍵が閉まらない時にやってはいけないことをご紹介します。

玄関なら空き巣に狙われ、車やバイクなら盗難のリスクがあり大変危険です。

知人や家族に協力してもらい、何かあったらすぐに動ける準備を対策しておきましょう。

鍵が折れる可能性があります。

鍵が閉まらないのは力が足りないから回らないのではなく、ピンの高さがあっていないから回らないというのがほとんどですので、力任せで閉めようとするのはおやめください。

窓の鍵が閉まらないときは、窓のサッシを掃除し、窓についているクレセント錠という鍵を取り外して掃除をすることで動きがスムーズになる場合があります。

サッシは掃除機でゴミを吸い取り、ドライバー1本でクレセント錠は取り外すことができます。
取り外したクレセント錠にパーツクリーナーなどを吹きかけてもとのように取り付け直せば作業完了です。

こちらのコラムでは、さらに詳しく解説していますで窓の調子が悪い方はこちらをご参照ください。

自転車の鍵リング錠であればKURE5-56が使える可能性があります。
シリンダーではなく、可動部がさび付いているのであればこちらに噴射しても問題ありません。

また、自転車の鍵が閉まらない場合は、鍵の値段が2千円前後とお手頃なので交換という手段も考えてもいいかもしれません。

車の鍵が閉まらない場合は、ディーラーか修理工場に持ち込みましょう。

スペアキーを作製してもシリンダー内部に問題がある場合は、鍵交換をしなくてはいけません。

また、ドアノブが故障している場合は車そのものに問題があるので鍵屋さんだけでは解決できません。

最後に鍵が閉まらない時の解決策をご紹介します。

本体が故障していないかぎりは鍵屋さんにお任せを。

立て付けを修理するのも、鍵を取り外してパーツごとに鍵を清掃することができます。
専門的な清掃を行えるのでお勧めです。

賃貸の場合は管理人にまずはご連絡をお願いします。
貸し物件であるため、住居者の方がいたとしても鍵の交換などは行えないからです。

修理を鍵屋などに依頼する場合は、

という流れになります。

勝手に鍵交換を行うと、玄関ドアの修繕費用を請求されることもありますので注意してください。

いかがでしたでしょうか？鍵は毎日使うものですから日々のメンテナンスがとても大事になってきます。

雨に濡れたら拭く、年に1回は鍵の清掃を行うなどして使用している鍵を大切にしてくださいね。

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