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- 鍵を紛失したときに見つかる確率を上げるには?
鍵を紛失しても見つかるの?
日ごろどんなに気を付けていてもふとした時に鍵を落としてしまうことありますよね?
急がなくてはいけなくて、いつもと違うところにいれたために落としてしまったり、酔っ払って、あるいは疲れてうっかり電車やバスの中に置いてきてしまったり…
鍵を落とすときはウッカリがつきものです、焦る気持ちを抑えこのコラムを参考にしてみてください。
鍵を紛失した時に見つかる確率は約30%!
鍵を落として見つかる確率は、経験上だとだいたい約30%くらいだと思います。
これは1時間以内に気付けた場合の話で、鍵を落としてから時間が経っているとさらに鍵の見つかる確率は低くなっていきます。
今回はもしも鍵を落としてしまったときの対処法と、少しでも戻ってくる確率を上げる方法をご紹介します!
鍵を紛失したときに見つかる確率を上げる方法
鍵を紛失したときに最初にすべきことをご案内します。
鍵を落としたときは、気付いてからの行動が早ければ早いほど見つかりやすい傾向にあります。
まずは、どの鍵であっても共通してやるべきことから確認していきます。
もう一度身の回りに鍵がないか探す
落とした、と焦る気持ちをこらえて一度普段は入れないようなカバンのポケットの中まで探してみましょう。
仮にキーケースで持ち運んでいたとしても、キーケースは小さいので書類の間などに挟まっていることがあります。
来た道を戻って鍵を探す
カバンの中や、ジャケットの内ポケットなどくまなく探しても見つからなかったら、次は来た道を戻ってみましょう。
家の近くで落としたことにすぐ気が付けば、見つかる確率が高いです。
行ったお店に鍵が届いていないか連絡してみる
もしかしたら、立ち寄ったお店で無くしているかもしれません。
出先などでお店の名前がわからなければGoogleのロケーション履歴で見ることができます。
①GoogleMAPアプリを開いて右上をタップして“タイムライン”を選択
②日付を選ぶ
③行った日の場所の記録を見る
という手順になります
ただし、これらは④Googleのロケーション履歴がONになっていないとさかのぼれません。
万が一に備えてONしておくのも一つの手段です。
遺失届を警察に出す
できるだけ早く警察に遺失届の提出をしましょう。
遺失届とは、警察庁の遺失物センターに登録し、各都道府県検索をかけてもらえるようにするものです。
落とし物の保管期間は3か月です。
また、拾った方はかならず交番に届けましょう。
最悪の場合、遺失物横領罪に問われる可能性があります。
公共交通機関の遺失物センターに問い合わせる
公共交通機関で落とし物をした方はお問い合わせセンターに電話をしましょう。
電車を降りてすぐに鍵を落としたことに気付き、何号車かまで覚えていれば、降りた駅の駅員さんに伝えれば何駅か先で拾ってもらえます。
電車は一日に何度も往復するのでずっと気付かずにいると、拾われた駅の近くの主要駅で保管されることになります。
着払いで送ってもらうか、保管されている駅に行くことになるので早く行動に移しましょう。
家の鍵を紛失した場合
実際に鍵を紛失したことに気付き、遺失届を出すなどの手順を踏んだらどうすればよいのでしょうか?
家の鍵を紛失した場合から考えていきます。
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家族・同居人に連絡する
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賃貸住宅は管理者に相談する
まず、家族や同居人がいる場合は連絡を取りましょう。
鍵を持っていれば家に入ってからそのあとのことを考えられます。
失くしたのが遠方であるなら鍵を交換する理由は低いですが、近所で落とした場合は早急に交換を検討しなくてはいけません。
もし悪い人ならこっそり鍵を拾ってあなたの後ろをつけ、家を特定しているかもしれません。
すぐに交換したい場合、一人でお住まいの方はすぐにお電話を!
大家さん(管理者)がマスターキーを所持しているので、日中であれば開けてもらえるでしょう。
深夜や早朝に無くしたことに気が付いたときは、一度ホテルや友人の家で一夜を過ごして日が昇ってから大家さんに相談する。もしくは鍵のレスキューにお電話いただければ鍵を開錠いたします。
また、賃貸住宅の鍵交換は、一軒家の鍵交換とは異なりますので管理者(大家さん)に相談する必要があります。
車・バイクの鍵を紛失した場合
車とバイクの鍵を紛失したときに探すべき場所や、やることをご紹介します。
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エンジンはかかるか試す
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運転席の周り・バイクの下に鍵がないか探す
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車のシートの下に鍵がないかを探す
スタートプッシュのお車でしたら、エンジンが始動するか試してみましょう。
スマートキーならどのメーカーも半径約2m以内に鍵がないとエンジンが始動できないので、かかれば近くにあるということになります。
急いで車に乗り込むと、普段は置きもしないようなところについつい鍵を置いてしまうということがあります。
写真の赤丸を付けたようなところに置いてないか確認してみましょう。
また、バイクはうっかり落としてバイクの下に隠れていたということもありますので下まで見てみるといいでしょう。
紛失した車の鍵が見つかる場所としてシートの下というのが非常に多いです。
「ポケットに入れておいた車の鍵がうっかり落ちてしまった」
というのがよくある原因です。
その他の鍵を紛失した場合
その他の鍵を紛失してしまったときの対処方法をご紹介します。
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公共ロッカーの鍵を紛失した時
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会社のキャビネットの鍵を紛失した時
公共ロッカーの鍵の紛失もよくあるトラブルの一つです。
探すべきところは、普段は入れないポケット、カバンの底など。 ライブ会場のロッカーであれば、フロアの中に落ちているということもあるようです。
公共ロッカーの鍵は勝手に開けられないので管理者に連絡する必要があります。
詳しくはこちらのコラムでご紹介しています。
会社のキャビネットの鍵の紛失は焦りますよね。
会社の中での紛失で見つかることの多い場所はやはり、机の下や、鍵のかかっていない机の中です。書類などをどかしてもう一度探してみましょう。
仮に外で落としてしまっても会社の内部には簡単には入れませんし、悪用される心配はそこまでしなくても良いでしょう。
ですが、必ず上司・上長に報告することをお忘れなく。
緊急で開けたいときは以下のコラムで解説しています。
それでも鍵が見つからない時
それでも鍵がみつからないときはどうすればよいのでしょうか?
一度鍵を捜索することを断念し、まずは鍵を開けて自宅・車の中に入ることから考えてみましょう。
すぐに鍵を開けたい場合は鍵屋さんを利用して鍵を開けるのがオススメです。
無理に自分で開けようとすると、鍵の内部を傷つけてしまい被害が拡大する恐れがあります。
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鍵の交換を検討する
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自宅の鍵を交換する
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車・バイクの鍵を交換する
見つからない時の最善策は鍵を交換することです。
自宅の鍵が見つからないということは、誰かに拾われている可能性があります。 拾った人が良い人であればなにも問題はありませんが、悪い人の場合住居に侵入されるかもしれません。
自宅の鍵を交換する場合は
・業者に依頼
・鍵のレスキューに依頼
する形になります。
以下のコラムで玄関の鍵交換の方法をご紹介しています。
自分で交換する場合、鍵をホームセンターで購入するか、メーカーに依頼して鍵を購入します。
日中でしたらこれでも問題はないですが、深夜はお店が開いてないのでそもそも鍵が買えません。
同様に業者に依頼する場合、日中でしたら作業可能ですが深夜は難しいでしょう。
一方、鍵のレスキューにお電話いただければ、24時間365日いつでも対応させていただきます。
アパートやマンションの場合は火災保険を利用して鍵の交換をすることも出来ますので確認をしてみましょう。
車バイクの鍵の紛失し鍵を交換する場合、お値段が非常に高くなります。
イグニッションキーだけでなく、ドア、トランクの鍵も変更することになるためです。 スマートキーであれば、イモビライザー機能に登録してあるIDを書き換えればエンジン始動とドア開閉、トランクの開閉も行えますが、そもそもスマートキーの複製のお値段は技術が必要なため決して安くはない金額です
依頼先はディーラーです。 車の鍵の紛失の対処方法については以下のコラムでご紹介しています
鍵が見つかる確率を上げる方法
鍵を紛失しないのが何よりですが、万が一鍵を落としてしまったときに鍵の見つかる確率を上げるにはどうしたらよいのでしょうか?
見つけやすくなる方法とやってはいけないことをご紹介します。
キーホルダーを付ける
キーホルダーをつけることにより、無機質な鍵単体よりも特徴がでます。
警察に遺失届を提出するときも、必ず特徴を聞かれますので答えやすくなり警察も探しやすくなります。
また、落下した際にはキーホルダーに鈴がついていれば音がなりますのでイヤホンをしていても気付く確率が上がります。
キーケースで持ち歩く
キーケースで持ち歩く、これは非常に見つかる確率が上がります。
キーホルダーよりも分厚くはなってしまいますが、その分カバンの中に入れてもすぐに探せますし、キーホルダーと同じく特徴が出るのでオススメです。
スマートロックにする
鍵を見つかる確率をあげるというよりも、そもそも鍵を持たないという方向で考えてみるのも一つの手です。
スマートロックにすると、スマートフォンが鍵の代わりになるので、なくす心配は鍵よりも低くなります。
ですが、スマホの電池切れや鍵本体の電池切れということも考えなくてはならないので十分な検討が必要です。
SNSで「鍵を探しています」は危険
最後にSNSで鍵を探していますという趣旨の投稿は止めましょう。
いつだれがあなたの投稿を見ているかはわかりません。
仮に拾ってなくても嘘をついて身元を特定しようとする人もいるかもしれないからです。
鍵が見つからない時は鍵のレスキューまで!
鍵を紛失し、このコラムでご紹介した方法で解決できなければ鍵のレスキューまで。 自宅・アパートの鍵から車・バイクの鍵、デスクの鍵でも作成いたします。 24時間年中無休の出張サービスですのでお気軽にお電話を!