ワインセラーの鍵を紛失した際の対処法と自分で鍵を開ける方法

ワインセラーはレストランやワインの販売店だけでなく、家庭でも設置していることがあります。

そのため、ワインセラーの鍵を紛失した際にすべきことを、飲食店などにあるワインセラーの鍵を紛失した場合と家庭にあるワインセラーの鍵を紛失した場合に分けて説明します。

レストランなどの飲食店やワインの販売店などにあるワインセラーの鍵を紛失してしまった際は、営業に支障が出るためいち早くワインセラーの鍵を開ける必要があると考えられます。

その際は、24時間出張サービスに対応している鍵屋さんに依頼するのがおすすめです。
もし夜中や早朝などにワインセラーの鍵を開けて欲しい場合でもすぐに対応してもらえます。

そのためワインセラーの鍵を紛失した場合は、24時間対応の出張鍵屋さんに一度相談してみましょう。

家庭にあるワインセラーの鍵を紛失した場合、急ぎでワインセラーの鍵を開けないといけない方や鍵開けに失敗したくないという方以外はまず自分でワインセラーの鍵を開けてみることをおすすめします。

自分で鍵を開けることによって、鍵開け費用を大幅に抑えることができます。
そのため、費用をあまりかけたくないという方は自分での鍵開けを試してみましょう。

しかし、緊急の場合は鍵屋さんに鍵開け依頼をすることをおすすめします。

24時間対応や即日に鍵開けができるので一度相談してみて下さい。

ワインセラーの鍵の種類をご紹介します。

ワインセラーの鍵を自分で開ける方法は、鍵の種類によって異なってくるので、ご自身のワインセラーの鍵と比較してご自身のワインセラーがどの鍵なのか確認しましょう。

ワインセラーの鍵にシリンダーキーが採用されているものがあります。

シリンダーキーはギザギザした鍵を鍵穴にさしてワインセラーの鍵を開けます。

八万ロックは丸い形をしており、自動販売機や券売機、バイクのチェーンロックなどの鍵に採用されています。

また、八万ロックはエースキーとも呼ばれることがあります。

八万ロックは特殊な構造をしており、ピッキングがしづらい、合鍵の複製がしにくいため防犯性が高いのが特徴です。

ワインセラーの鍵の中には、六角形をした鍵があります。

　　　

鍵穴の形に合う棒状の鍵で押して回すと解錠できる仕組みです。

ワインセラーの鍵は、シリンダータイプとこの六角形の鍵が多く採用されています。

冷蔵庫などに後付けする鍵をワインセラーにも使っている方がいるかもしれません。

後付けする鍵は、ワインセラー本体と扉をワイヤーなどでつなげて開かないようにする仕組みです。

この後付けの鍵には、シリンダータイプとダイヤルタイプ、南京錠などがあります。

ワインセラーの鍵を紛失してしまったら、まず自分で鍵を開けてみましょう。

自分でワインセラーの鍵を開けるのは簡単ではありませんが、自分で開けることによって鍵開けの費用を安く済ませることができます。

鍵開け方法はワインセラーの鍵の種類によって変わってくるので、ご自身のワインセラーの鍵に合った方法で試してみて下さい。

ワインセラーの鍵がシリンダーキーの場合、自分で開ける方法は下記の4つです。

・ピッキングで開ける
・バンピングで開ける
・ハサミやマイナスドライバーで開ける
・電動ドリルで鍵を開ける

それぞれ自分のやり方に合う方法でワインセラーの鍵を開けてみて下さい。

ピッキングで開ける

ピッキングでワインセラーの鍵を開けるには、専用の道具（ピックとテンション）が必要になります。

鍵屋さんでないとピッキングで鍵を開けるのは難しいですが、運が良ければ鍵を開けることができます。

また、専用の道具も身近にあるもので作ることができるので一度試してみましょう。

1ヘアピン等を用意する

まず、身近にあるヘアピンやクリップ、安全ピンなど、どれでもいいので2つ用意します。

2ヘアピン等でテンションとピックを作る

つぎに用意したヘアピンなどを加工して、ピックとテンションを作ります。

3テンションを鍵穴にかける

先ほど作成したテンションを鍵穴にかけます。

この時、鍵が回る方向に力を加えて下さい。

4ピックで鍵穴内部のピンを押し上げる

ピックで鍵穴内部にあるピンを押し上げます。

この時雑に作業すると鍵穴内部が傷ついて開けられなくなってしまう恐れがあるので注意してください。

5鍵を回して開ける

ピンが全て揃ったら、鍵をゆっくり回して解錠します。

バンピングで開ける

次にバンピングでワインセラーの鍵を開ける方法をご紹介します。

バンピングとは、特殊な鍵を鍵穴にさして、鍵穴内部のピンに衝撃を加えて鍵を開ける方法です。

バンピングでの鍵開けは簡単ではないですが、ピッキングよりも技術が必要ではなくより手軽に行えるので試してみましょう。

1特殊な鍵を鍵穴に浅く挿す

まず特殊な鍵をワインセラーの鍵穴に挿します。

この時、鍵を浅く挿すようにしてください。

浅く挿すことによって、衝撃を与える時に鍵穴内部のピンまで伝わりやすくなります。

2テンションをかける

次に挿した鍵を少し回します。

鍵を少し回すことによって、鍵にテンションがかかり鍵を回しやすくなります。

3ハンマーで鍵を叩く

次に鍵のあたまをハンマーなどで叩いて衝撃を与えます。この時鍵穴の奥に向かって叩いてください。

上手くいくと、鍵穴内部のピンが跳ねて鍵が回るようになります。

ハサミやマイナスドライバーで開ける

ワインセラーの鍵がシリンダーキーの場合は、ハサミやマイナスドライバーなどで鍵を回して開けられる場合があります。。

しかし、この方法は鍵穴内部を傷つける可能性が高いので、鍵を壊したくないという方は、別の方法で鍵を開けることをおすすめします。

1ハサミを鍵穴に挿す

まず鍵穴にハサミやマイナスドライバーなどを挿します。

この時、できるだけ鍵穴の奥までハサミなどを挿してください。

2ゆっくりハサミを回して鍵を開ける

ハサミなどが奥までささったら、ゆっくり回して鍵を回してください。

上手くいけばワインセラーの鍵が開きます。

電動ドリルで鍵を壊して開ける

電動ドリルでワインセラーの鍵を開ける方法をご紹介します。

電動ドリルで鍵を壊した後は、その壊した鍵は使えなくなってしまうので注意してください。

また、電動ドリルを使用する際は怪我のリスクが高くなるので、電動工具を使い慣れていない方は別の方法で鍵開けを行ってください。

1電動ドリルを鍵穴に当てる

まず、鍵穴に電動ドリルを当てます。

この時電動ドリルが鍵穴からずれないようにしっかりと支えておきましょう。

2電動ドリルで穴をあけて開錠する

電動ドリルで鍵穴をくり抜きます。

目に金属片が入る恐れがあるので、電動ドリルを起動する前に目を保護しておいてください。

ワインセラーの鍵が八万ロックの場合、自分でワインセラーの鍵を開ける方法として下記の2つがあります。

　

・ピッキングで八万ロックを開ける
・電動ドリルで八万ロック壊して開ける

ピッキングで八万ロックを開ける

八万ロックは防犯性が高く、ピッキングの難易度が高いです。身近にあるものを使って開けることができる場合もあるので試してみましょう。

しかし、身近にあるものを使って開けることができる場合もあるので試してみましょう。

　　　　

1ヘアピン等を用意する

　　　

　　　

まず、身近にあるヘアピンやクリップ、鉄板などを用意します。

2ヘアピン等でテンションとピックを作る

次にヘアピン等でテンションとピックをつくります。

テンションは、クリップを切り、八万ロックの真ん中部分にはまる間隔で鉄板に貼り付けます。

貼り付ける際は、作業している際にクリップがずれないように、テープやはんだごて等で貼り付けてください。

ピックは、ヘアピンを伸ばして作るか、ヘアピンをそのままの状態で使うかはどちらでも問題ありません。

3テンションを鍵穴にかける

テンションをワインセラーの鍵穴にかけます。

この時、鍵を回す方向に力を加えるのがポイントです。

4ピックで鍵穴内部のピンを押す

次に、ピックで鍵穴内部のピンをすべて押します。

この時テンションをしっかりかけていないとピンがすぐ戻るのでテンションはかけたままにしておいてください。

5鍵半分を回す

ピンをすべて押したら、鍵が半分だけ回ります。

この時、ピンが元に戻って再びロックがかかります。

6もう一度ピックでピンを押す

鍵が半分回るとピンが元に戻るので、もう一度テンションをかけて、ピックでピンを押します。

7鍵を回す

ピンをすべて押すと、鍵がもう半分回ります。

そうすると、ワインセラーの扉も開くことができるようになります。

電動ドリルで八万ロックの鍵を壊して開ける

八万ロックの鍵を自分で開ける方法として、電動ドリルで鍵を壊して開ける方法があります。

しかしこの方法は、鍵屋さんのような鍵の構造を理解している方でないと難しいです。

運よく開く可能性はありますが、鍵の構造を理解していない方や電動ドリルを使い慣れていない方は別の方法を試した方が良いかもしれません。

1電動ドリルを鍵穴に当てる

　　　

　　　

まず、鍵穴に電動ドリルを当てて下さい。

この時電動ドリルが鍵穴からずれないように固定しておきましょう。

2電動ドリルで穴をあける

次に電動ドリルで鍵を掘っていき、周りの部分に穴を広げていきます。

そうすると、鍵穴内のピンが取れるので、ピンを取り出して鍵を回すと開錠ができます。

しかし、ピンが取り出せない場合やピンを取り出せても鍵が開かない場合は、電動ドリルで鍵を貫通させると開錠できる可能性があるのでためしてみて下さい。

ワインセラーの鍵が六角形の鍵の場合は、一つの鍵で別のワインセラーの鍵も開けられる可能性があります。

そのため六角形の鍵をなくした際は、六角形の鍵穴がある別のワインセラーの鍵で鍵開けを試してみましょう。

別のワインセラーの鍵が無い場合は、鍵穴に合う六角形の棒を鍵穴にさして開けてみて下さい。上手くいけば鍵が開きます。

それでも開かない場合は鍵屋さんなどに依頼した方が良いかもしれません。

後付けの鍵には、シリンダータイプとダイヤルタイプ、南京錠などがあります。

● 後付けの鍵がシリンダータイプの場合は、
ワインセラーの鍵がシリンダーキーの場合 を参考に試してみて下さい。

● 後付けの鍵がダイヤルタイプの場合は、すべてのダイヤルの組み合わせを試してみましょう。
3桁の場合は1000通りなのですべて試しても30分以内には終わります。

● 後付けの鍵が南京錠の場合は、ピッキングなどで開くことがありますが、他にも鍵開け方法があります。
詳しくはこちらのコラムを参考に試してみて下さい。

鍵付きのワインセラーを自分で開ける際に注意点があります。
注意点は下記の２つです。

・無理に開けようとすると鍵が壊れる可能性がある
・鍵開けの際はワインボトルが倒れないように注意する

それぞれの注意点を確認しましょう。

ピッキングなどでワインセラーの鍵を開ける際は、鍵穴内部が傷ついて鍵が開かなくなることがあり、鍵屋さんに鍵開けを依頼しても開けることが難しい場合があります。

この場合、鍵交換が必要になるケースが多く、無駄な費用を払うことになってしまうので、自分での鍵開けをする際は慎重に行うようにしましょう。

また、自分でワインセラーの鍵を開けるのが難しい場合は、鍵屋さんに依頼することをおすすめします。

自分でワインセラーの鍵を開ける方法には、ワインセラーの鍵に衝撃を与えて開ける方法があります。

この時、衝撃の影響でワインボトルが倒れてワインがこぼれてしまったというケースがあったので、ワインセラーにワインボトルがある際は十分に注意して下さい。

自分でワインセラーの鍵を開けるのが難しい場合は、業者に依頼するのが良いでしょう。

業者に依頼する場合は、鍵屋さんもしくはワインセラーのメーカーに依頼すると、鍵開けや鍵作成をしてもらえます。

　　　

しかし、鍵屋さんとメーカーでは、ワインセラーが開くまでの時間などが異なるのでそれぞれ確認しましょう。

　

鍵屋さんでは、24時間出張可能なところもあるため、ワインセラーの鍵を深夜や早朝でもすぐに開けることができるため、急ぎでワインセラーの鍵を開けたいという方は、鍵屋さんに依頼した方がいいかもしれません。

また鍵屋さんでは、鍵穴から鍵を作成することも可能なので、ワインセラーの鍵を紛失していても合鍵の作製ができます。

そのため、緊急の方や鍵開けのついでに鍵交換や鍵作成もしたい方は鍵屋さんに依頼をするのがおすすめです。

ワインセラーの鍵を紛失した際は、ご自身のワインセラーのメーカーに依頼すると純正の鍵を手に入れることができます。

しかし、メーカーに依頼する際は、ワインセラーの型式や鍵番号などが必要になるケースが多いので注意してください。

また、メーカーに依頼するとワインセラーの鍵が届くまでに１～２週間程かかるので、急ぎの方は注意が必要です。

詳しくは、メーカーのホームページ等で確認しましょう。

ワインセラーの鍵を紛失した際は、自分で開けることもできますが、少しでも難しいと感じたら出張鍵屋さんに依頼しましょう。

鍵のレスキューは24時間365日いつでも駆け付けることができます。
そのため、休日や深夜、通勤前の時間などいつでもワインセラーの鍵開け、鍵交換、鍵作成が可能です。

急なワインセラーの鍵紛失の際は、一度鍵のレスキューまでご相談ください。

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