鍵チェーンの種類と選び方とは？目的に合った鍵を見つける方法

まずは鍵チェーンの種類について解説します。

防犯性を求めるか、持ち運びが手軽な鍵チェーンにするかで、選ぶべき鍵の種類が変わります。

日本で最も定番な鍵チェーンが「チェーンロック」です。取り付けの自由度が高く、長さ・太さ・防犯性能も様々です。

しかし、持ち運びにはあまり向かないため、工夫が必要です。

軽く、持ち運びに便利な鍵チェーンの「ワイヤーロック」。

ヘルメットなども一緒にロックできるメリットがありますが、ワイヤーロック単体では防犯性に不安が残ります。

ハイセキュリティな鍵チェーンで有名なU字ロック。高強度なU字部分は破壊行為に非常に強い構造です。

しかし、ロック長が短いため鍵のかけ方に工夫が必要です。

切断体制が高く、使い勝手が良い鍵チェーンの「ブレードロック」。

セキュリティ性能がかなり高いので、盗難リスクを下げられますが重量があるため持ち運びには不利です。

鍵チェーンの選び方は、自転車の状況や使用用途によって変わります。

鍵チェーンには、セキュリティレベルという鍵の強度をレベル分けした指標があります。

レベル４以下は最低限のセキュリティで、手軽に持ち運びができ、最高レベルの15になると巨大な工具でも破壊が困難なレベルになります。

とにかくセキュリティの高い鍵チェーンを選びたい方は、重い鍵を選ぶと失敗は無いといわれています。

鍵チェーンの防犯性は、鍵の重さに比例して高くなっていきます。

自転車の使用目的に合わせて鍵チェーンを選ぶことで、後悔のない鍵を選ぶことが出来ます。

通勤通学時の鍵チェーンは、学校内や会社敷地内に自転車をとめられる場合、持ち運びのしやすいモデルでも比較的安心です。

しかし、駅付近の駐輪場など人の出入りが激しい場所の場合は、セキュリティレベルの高いモデルを選びましょう。

サイクリングをする時に選ぶべき鍵チェーンは、持ち運びがしやすいモデルです。

あまりセキュリティレベルが高すぎると重量があるため、持ち運びが負担になってしまいます。

自転車を外に保管している場合は、セキュリティレベルがなるべく高い鍵チェーンを取り付けましょう。

少なくともセキュリティレベル8以上の鍵がオススメです。

鍵チェーンをホイールのみに付けている場合、ホイールを外されて自転車を盗難される恐れがあります。

110cm以上の鍵チェーンを選べば、両輪・フレームをまとめてロックできるので安心です。

ABUSの鍵チェーンを選んだ場合、自転車を盗難された時に正しく使用していれば見舞金をもらえる制度があります。

鍵チェーンの鍵を紛失したり、暗証番号を忘れてしまうと自転車を動かすのが困難になってしまいます。

そんなときの対処方法を解説します。

鍵チェーンに鍵穴が付いている場合は、針金などでピッキングする手段があります。

しかし、この方法は鍵穴内部に針金が残留する恐れがあるため、鍵チェーンが壊れる原因になってしまいます。

次に、鍵チェーンを破壊・切断する方法です。セキュリティレベルの低い鍵を付けていた場合は、ワイヤーカッターで切断できるかもしれません。

しかし、警察に通報されたり鍵チェーンがもう使えなくなるため、注意しましょう。

最後に、鍵屋に鍵チェーンを開けてもらう方法です。24時間営業の鍵屋なら鍵チェーンが開かなくなった時、いつでも鍵開けに出張してくれます。

中には鍵チェーンの鍵開けに対応できない鍵屋もいるので、事前に電話で確認しておきましょう。

ここまで、鍵チェーンの種類や使用用途に合った鍵の選び方・トラブルが起きた時の対処法などについて解説してきました。

鍵のレスキューでは24時間いつでも鍵チェーンの鍵開けに対応中です！いつでもご相談お待ちしております。