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- 強制執行時の鍵開けにかかる費用や執行までの流れを解説!
強制執行の鍵開けにかかる費用とは?
この記事は、鍵屋がよく関わる強制執行についての簡易的な説明と、強制執行時の鍵開けを鍵屋に依頼した際にかかる費用をご紹介していきます。
強制執行の手続きに関するお問い合わせは必ず司法書士や弁護士にご相談ください。
鍵開けが必要な強制執行とは?
鍵開けが必要な強制執行とは主に、賃貸住宅の家賃未払いなどによる債権の差し押さえを行う時に必要になる作業です。
強制執行から鍵開けを行う流れ
まずは、強制執行から鍵開けを行うまでの流れを解説します。
家賃未払いが長期間続いた時の強制執行を例に解説します。
家賃未払いの借主に債権差押命令がでる
まずは、家賃を払わない借主に対して、貸主が債権(給料や貯金など)を差し押さえる手続きを行います。
その後、債権執行の申し立てが裁判所に認められれば、借主に対して「債権差押命令」が発令されます。
取立権が発生したら鍵開けを行う
「債権差押命令」がでて一定期間がたつと、貸主は取立権をもちます。
その時点で借主が家賃などを支払わない場合、鍵屋や執行官とともに玄関の鍵を開けて強制執行を行うことが出来ます。
強制執行時の鍵開けにかかる費用
ここからは強制執行時の鍵開けにかかる費用について解説していきます。強制執行で設定されている主な料金科目は以下の通りです。
1.鍵開け費用(作業費)
2.出張費用
3.待機費用
4.キャンセル費用
鍵開け費用(作業費)
強制執行時の鍵開け費用は、玄関ドアに付いている鍵の種類で大きく上下します。ギザギザの鍵は比較的安価ですが、鍵表面に凹みがあるディンプルキーは防犯性が高いため比較的費用が高くなる傾向にあります。
そのため、ディンプルキーの鍵開けにも慣れている実績豊富な鍵屋に依頼すると費用を抑えられるでしょう。
出張費用
鍵開けに出張する際には、作業員と現場までの距離に応じて出張料金がかかる事があります。
費用を抑えるには全国対応の鍵屋に依頼するのがオススメです。
待機費用
鍵屋が現場に到着後、執行官や貸主が借主と揉め事になっていることがあります。
一定時間が経過すると待機費用が発生してしまうので注意しましょう。
キャンセル費用
鍵屋が到着後、借主が自ら玄関の鍵を開けて強制執行に応じた場合は出張キャンセル費用が発生します。
しかし、鍵のレスキューでは鍵開けだけでなく、鍵交換もその場で対応可能です。キャンセルせず鍵交換を行うのも一つの手です。
強制執行後は鍵開けだけでなく鍵交換も必要
強制執行で鍵開けして、荷物を運び出した後は玄関の鍵交換を行う必要があります。
前の住人が戻ってきた時、同じ鍵のままでは開けられる可能性があるからです。
強制執行時の鍵開けも鍵のレスキューにお任せ!
ここまで、強制執行の流れや鍵開けにかかる費用について解説してきました。鍵のレスキューでは強制執行の鍵開けや鍵交換に24時間365日全国対応しております!
執行官や貸主を待たせることなく迅速に対応できる鍵のレスキューにお任せください!