セキュリティワイヤーロックの鍵をなくしたら？

一体型“以外“のセキュリティワイヤーロック、例えば南京錠を使うタイプのものです。使い方としては、取り付け金具を二枚に重ね、パソコンの差込口に差し込みます。取り付け金具の穴とワイヤーの輪を、南京錠をかけてロックします。

こちらのタイプの場合、南京錠を外すことができれば、取り付け金具も外すことができ、セキュリティワイヤーロックをパソコンから完全に外すことができます。

南京錠を外す方法とは？

南京錠の開け方は安全ピンを使ってピッキングする方法や、ダイヤルロック式南京錠のロック番号を特定する方法があります。

取付金具を壊す

南京錠ではなく、取り付け金具を壊す方法もあります。南京錠が差し込まれている取り付け金具ごと切り落としてしまえば、外すことができます。

一体型とは写真のように南京錠を使わず、取り付け口に鍵穴やダイヤルロックが直接ついているタイプのものになります。それでは、一体型のセキュリティワイヤーロックを外すためにはどうすれば良いのでしょうか？

鍵穴式の一体型の場合

セキュリティワイヤーロックの鍵は一般的に「エースキー」や「八万ロック」と呼ばれるものがほとんどです。一般人がピッキングするのは難しいと思いますので、ピッキングではなく壊して開けるのが良いと思います。

エースキーの壊し方

電動ドリルを鍵穴の真ん中に押し当てて壊していきます。飛び散った金属片が目に入らないようにゴーグルをかけ、パソコンのキーボードの隙間に入らないように工夫をしましょう。

鍵本体に鍵穴ではなく、ダイヤルがついているものです。ロック解除ボタンを強めに押しながらダイヤルを一つずつ回していくと、どこか一か所引っかかる番号があります。3桁数字のあるダイヤル式の場合、3桁全てその引っかかる部分をそれぞれ探します。そして3つの番号をその引っかかる位置に揃えます。

3桁とも引っ掛かる位置に揃えましたら、３つの数字を同じ方向に1つずつ動かします。3つのダイヤルを1つ動かしてロック解除ボタンを押す、3つのダイヤルを１つ動かしてロック解除ボタンを押す...それを繰り返していくと開くはずです。

もし解除ボタンのないタイプであれば

両端のワイヤーを引っ張りながらダイヤルを一つずつ横に動かすと極端に横に動く番号があります。上記のやり方「ロック解除ボタンを押しながら番号を動かす」→「両端のワイヤーを引っ張りながら番号を動かす」に置き換えて頂ければよいです。

セキュリティワイヤーロックにはケンジントンやエレコム、サンワサプライといった複数のメーカーが存在しますが、外し方は基本的にどれも同じです。メーカーではなく、一体型かダイヤルロック型か南京錠式かを確認しましょう。

いかがでしたでしょうか？「試してみたけれど開けられない」「大切なパソコンを壊さずに開けたい」という方は鍵のプロにお任せください。鍵のレスキューではセキュリティワイヤーロックの解錠実績も多数ありますので、ご依頼の方はまずお電話をください！

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