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- ホテルの鍵/ルームキーを紛失!対処法や弁償費用、鍵紛失防止対策など詳しく解説
ホテルの鍵を紛失した時の対処法
ホテルや旅館等の宿泊施設に泊っている際に、ホテルの鍵を紛失してしまったら大変ですよね。
また、弁償費用やどう対処したらいいか分からず不安になると思います。
そこで今回は、ホテルの鍵を紛失した際の対処法を、弁償費用や鍵紛失防止対策なども含めて解説します。
ホテルの鍵の種類
ホテルの鍵には、シリンダーキー、カードキー、暗証番号が採用されています。
それぞれの鍵の種類によって紛失の弁償費用などが異なる場合があるので、ご自身が宿泊しているホテルの鍵がどのタイプなのか確認しましょう。
シリンダーキー
シリンダーキーは、ギザギザした金属製の鍵を鍵穴にさして回すことでホテルの部屋の鍵を開閉することができます。
シリンダーキーは丈夫なつくりのため長く使用できるのが特徴です。
オートロックが採用されているのがほとんどですが、中にはオートロックではない場合も多いので鍵の閉め忘れには注意が必要になります。
カードキー
カードキーには、電子式と機械式のカードキーがあります。
電子式カードキーは、最近の主流となっている鍵で、専用のカードをドアの所定の位置にかざす、もしくは差込口に差し込むことでホテルの部屋の鍵が開きます。
また、オートロックでドアを閉めると自動で鍵が閉まるため、鍵の閉め忘れが起きません。
機械式カードキーは、穴のある専用のカードを挿して回すと鍵が開きます。
今はこの鍵を採用しているホテルは少ないですが、比較的古い宿泊施設で採用されていることがあります。
暗証番号
ホテルの鍵が暗証番号の場合、決められた番号を入力するだけでホテルの部屋の鍵が開きます。
暗証番号はメールで送る、もしくはセルフチェックイン機の画面に表示させることによって、対面での鍵の受け渡しが不要になります。
渡される暗証番号には有効期限があり、番号はいつでも変更可能なので防犯面でも安心です。
ホテルの鍵を紛失した際にすべきこと
ホテルの鍵を紛失してしまったら相当焦りますよね。
しかし、焦っては正常な判断ができず、鍵が見つからない、高額な弁償費用を払ってしまう可能性があります。
そのためホテルの鍵を紛失してしまったら、まずは落ち着いて紹介する対処法を実践してみて下さい。
まずは鍵を探す
ホテルの鍵を紛失したらまず鍵を探しましょう。
最後に見たのはいつか、どこに鍵を置いたか等を思い出しながら探すと見つかりやすくなります。
よく鍵が見つかるのはズボンや上着のポケット、カバンの中などです。
また、足元付近にもよく落ちているケースがあるのでご自身の周りも見渡してみましょう。
それでも見つからない場合はどこかに落としたか置き忘れた可能性があるかもしれません。
ホテルの中や外で考えられる場所が変わってくるのでそれぞれ確認しましょう。
ホテルの中で鍵を紛失した場合
ホテル内で鍵を紛失した場合は、下記の場所に落ちている可能性があります。
見つかりそうな場所を探してみましょう。
・ベッドの上や下
・トイレや脱衣所、洗面所
・ソファーの隙間
・クローゼット周辺
・部屋の階の廊下
・プールや大浴場等の更衣室
・ホテル内のレストランの着席した椅子周辺
・ランドリールーム
ホテルの外で鍵を紛失した場合
外出中にホテルの鍵を紛失した場合は、下記の場所に落ちている可能性があります。
参考に探してみて下さい。
・ホテルのエントランス付近
・ホテルなどの駐車場や車内
・外出先の飲食店やその他施設
・ホテルの最寄り駅
探してもホテルの鍵が見つからない場合は、交番に届けられてないか確認するのも良いかもしれません。
フロントに報告する
ホテルの鍵がどうしても見つからない場合は、フロントに鍵を紛失したことを報告しましょう。
多くのホテルでは24時間スタッフが滞在しているので深夜でも対応してくれます。
鍵紛失の報告をすることで鍵の弁償費用を請求されるかもしれませんが、フロント側がマスターキーなどで部屋の鍵を開けてくれます。
また、部屋の鍵を開けてもらったら部屋の中にある自分の貴重品などを確認しましょう。
誰かが拾った鍵で部屋に入り盗んでいる可能性もあるので、自分の貴重品の管理は怠らないでください。
弁償費用が必要な場合は保険会社に相談する
ホテルの鍵を紛失した際の弁償費用は、鍵の種類によっては高額になるケースもありますが、高額な費用を払う前に一度ご自身が加入している保険会社に相談しましょう。
国内旅行保険や海外旅行保険などを利用すると、弁償費用を補償するサービスが適用される場合があります。
旅行保険に入っていなくても、クレジットカードによっては旅行保険が自動付帯しているものもあるので一度確認してみて下さい。
また、火災保険や自動車保険でも鍵の紛失が適用される場合があるので確認しておきましょう。
しかし、支払い後や保険の内容によっては保険の適用外になる可能性もあるので注意して下さい。
鍵屋さんを呼ぶ
ホテルのルームキーを紛失した際は、鍵交換が必要になる場合があります。
この時ホテル側が業者を呼ぶことが多いですが、一部のホテルでは宿泊者自身で手配しないといけない場合があります。
こういう場合は、全国対応の出張鍵屋さんに依頼することをおすすめします。
全国対応の鍵屋さんだと、24時間営業しているところもあり、深夜や早朝でも安心して依頼することができます。
ホテルの鍵を紛失した際にかかる弁償費用
ホテルの鍵を紛失した際は弁償費用を請求される場合があります。
この時、ホテルの鍵がシリンダーキーの場合とカードキーの場合で費用が異なることがあるのでそれぞれ確認しましょう。
シリンダーキーの再発行にかかる費用
シリンダーキーの再発行費用には、ホテルによって金額が異なりますが、数万円~数十万円かかることが多いです。
シリンダーキーは鍵を紛失した場合はと、その鍵を拾った者に侵入されてしまうこともあるので鍵交換をする必要があります。
また、複数の部屋を開閉できるマスターキーも作成しないといけない場合や全部屋の鍵も交換しないといけない場合があるため、高額な弁償費用になってしまいます。
そのため、ホテルの鍵がシリンダーキーの場合は十分注意して管理してください。
カードキーの再発行にかかる費用
カードキーの再発行にかかる費用は、ホテルによって異なります。
作業自体は、鍵のデータを書きかえるだけで、紛失した鍵で部屋を開けられる心配もなく鍵交換をする必要もないです。
しかし、カードキーを複数枚紛失した場合や、機械式のカードキーを紛失した場合は費用が高くなる可能性もあるので注意してください。
ホテルの鍵を紛失しやすいパターン
次にホテルのルームキーを紛失するときによくあるパターンを紹介します。
よく紛失するパターンを理解して、鍵紛失防止に活かして下さい。
ホテルの鍵を落としやすい場所に入れて持ち歩く
ホテルから外出する際や管内を移動する際に、ズボンのポケットや深さのないポケットに鍵を入れていると、落としてしまう可能性があります。
また、カバンの中でも頻繁に出し入れするものの近くに入れていると落とす可能性が高くなるので注意しましょう。
ホテルの鍵を置く場所がバラバラ
ホテルのルームキーを置く場所が毎回バラバラの場合は、鍵をどこに置いたか分からなくなり紛失しやすいです。
特に、ソファーの上やベッドの上に置くと、ソファーの隙間に入ったりベッドの下に落ちたりして鍵の行方が分からなくなります。
また、トイレや洗面所に置きっぱなしの場合も紛失しやすくなるので注意してください。
ホテルの鍵を子どもに持たす
子どもがホテルの鍵を持ちたがるがために、鍵を持たせている方もいると思います。
しかし、子どもはいろんなことに好奇心が湧くので鍵を持っていることを忘れてしまい、どこかに置き忘れたり、落としてしまったりすることに繋がります。
そのため、子どもにホテルの鍵を持たす際は注意してください。
ホテルの鍵を紛失しないための対策
ホテルのルームキーは、普段使っている家の鍵と違うのでうっかり紛失してしまうことがあります。
鍵を紛失して弁償費用を払うとなると、気分が落ち込み、旅先や出張先などにも影響が出るかもしれません。
そのため、ホテルの鍵の紛失を未然に防ぐための対策を行いましょう。
外出時はホテルの鍵をフロントに預ける
外出する際はできるだけホテルの鍵をフロントに預けておきましょう。
フロントに鍵を預けることで、外出先で鍵を紛失する心配がなくなります。
特にシリンダーキーは紛失すると高額な費用を請求される可能性があるので、預けておくのが無難です。
部屋を出る際は鍵を落とさないように持ち歩く
ホテルの部屋から出る時に、鍵を落とさないように持ち歩くのも鍵紛失対策の一つです。
ポケットやカバンの中でも、鍵をお落としにくい箇所に入れておくことをおすすめします。
例えば、チャックなどがついているポケットやカバンの奥・内ポケットなどにしまうといいかもしれません。
ホテルの鍵の置き場所を固定する
ホテルのルームキーの置き場所をあらかじめ決めておくことによって、部屋のどこに置いたか分からずに慌ててしまうということが無くなります。
また、紛失した鍵を探す際にもどこに鍵があるか推測しやすくなるので、鍵の置き場所を固定しておくのはおすすめです。
ホテルの鍵を子どもに持たせないようにする
ホテルの鍵を子どもに長時間持たせないようにするのも良いでしょう。
子どもはホテルの鍵を開けたがったり、鍵を持ちたがったりします。
しかし、子どもに鍵を長時間持たすと注意力が散漫になり紛失してしまうケースが多いです。
そのため、鍵を子どもに持たせる場合は数分間程にして、あとは大人が管理するようにしましょう。
ホテルの鍵が暗証番号の場合は番号をメモする
ホテルの鍵が暗証番号の際は、番号を忘れるのを防ぐために携帯や紙にメモを取ることをおすすめします。
普段使わない暗証番号だと忘れてしまう可能性もあるのでメモを取っておくと安心です。
また、複数人で宿泊している場合は鍵の番号を共有しておくといいでしょう。
もしホテル側がマスターキーを紛失した場合の対処法は?
マスターキーとは、一つの鍵で複数の部屋の鍵を開けることができる鍵です。
ホテルには、火災等の緊急時の避難やホテルの管理をスムーズに行うためにマスターキーを持っています。
そこで、このマスターキーを紛失してしまったらどう対処すればいいのかをご紹介します。
マスターキーの仕組みなどについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
鍵を探す
まず鍵を探します。最後に所持していた時間や場所等を思い出して探してみて下さい。
また、すでに帰宅した従業員の制服のポケットや清掃作業時に出たゴミ袋の中などに入っている可能性もあるので、できる範囲で確認してみましょう。
しかし、ホテルに規定がある場合はその指示に従って行動してください。
鍵屋さんに鍵交換を依頼する
マスターキーが1つでもなくなると、マスターキーで開けられる部屋全部の鍵交換が必要な場合があります。
この時、鍵業者を手配する場合は24時間出張サービスのある鍵屋さんがすすめです。
24時間出張サービスがある鍵屋さんだと、急なトラブルでもすぐに駆けつけることができます。
そのため、鍵交換で営業ができなくなる場合でも、すぐに作業に取り掛かることができるので、営業再開までの時間を短縮できるので安心です。
ホテルの鍵の交換や作成は鍵のレスキューにお任せください
ホテルの鍵やマスターキーをした際は、鍵のレスキューにお任せください。
鍵のレスキューは、全国で鍵開け、鍵交換、鍵作成に対応しています。
また、24時間365日営業しているので、急なトラブルの際でもすぐに認定錠前技師が駆けつけることができます。
そのため、ホテルの鍵トラブルの際は鍵のレスキューに一度ご相談ください。