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- 中山貴之の防犯コラム
- ドアガード施錠で二割増しの防犯対策
今からできる空き巣対策
玄関での対応の注意点
施錠だけでなく、ドアチェーンやドアガードを掛ける習慣も持とう。ドアチェーン・ドアガードを施錠することにより隙間から訪問者を確認できるし、犯罪者が外から鍵を聞けても、ドアチェーンを壊さない限り侵入できないからだ。訪問者への応対は、まずインターホン、さらにドアチェーン越しの確認が原則といえる。
同じマンションの住人を装う犯罪者も多い。上階の者ですが、洗濯物を落としてしまったので取りにきました」「下の階の者ですが、上から水が漏れてきて困っているのですが」などと言われれば、こちらも簡単にドアを開けてしまう。そして確認に行ったり、ドアを開けっ放しで奥に引っ込んだ隙に入られるのだ。
引っ越しの挨拶と言われて扉を開けたところ、強盗に押し込まれたケースもある。まずはドアチェーンを掛けたまま応対しよう。
引き戸の玄関でも、70㎝くらいの棒つっかえ棒として置けば、20㎝以上は扉が開かない。それで相手を確認後、棒を外してから引き戸を開ける習慣をつければよい。