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- 地域媒体から得られる犯罪情報
今からできる空き巣対策
地域の情報に注目しよう
空き巣の被害が多いところや犯罪被害が多い地域には自治体から犯罪被害情報が発せられます。
同一犯が一つの地域を荒らし回ることはよくあるので、近所で被害があった場合は充分に注意することです。
女性や学生、若いサラリーマンなどの一人暮らしの人、定年後で人と疎遠な老人などはそういう地域の情報から取り残されがちです。
若い人は住む地域や近隣に無関心なことが多いが、住んでいるマンションの管理組合や自治体などから率先して情報を収集することが重要となります。
例えば回覧板や新聞の地方版にはきちんと目を通すべきで、新事件が報じられていればよく読み自分に関連するかもしれないという可能性を考えること。
事件に限らず、訃報や地域ごとの祭りやイベントなどの日時や場所にも注目して欲しい。
訃報記事は、犯罪者も目をつけるポイントです。
通夜や葬儀での香典泥棒、遺族の家に侵入して香典を盗む事例も大変多いが、通夜や葬儀に出かけて誰もいない不在の家に空き巣に入るという事件も多々あります。
見知らぬ人がいても喪服を着ていれば遺族を悼んで葬儀に参列している人にしか見えません。
花火大会や盆踊り大会などの祭事も同様で不在宅を狙われる可能性があります。
行政の広報や役所・警察の貼り紙にも注意し、ご近所さんなどのコミュニティなどから情報を収集するように心がけましょう。