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網戸で寝たい時に行うべき防犯対策について解説
涼しい風を部屋の中に入れて、快適な室温で眠りにつきたいですよね。そのためには窓を開けて網戸にした状態で寝るのが一番です。
しかし、網戸で寝ることは危険と隣り合わせになってしまいます。
今回は網戸で寝たい方向けに行うべき防犯対策について解説しますので、安全のためにもぜひ行ってみてください。
網戸で寝ると防犯性が無くなる
網戸で寝る危険性で一番大きいのが、防犯性が無くなることです。
網戸には鍵が付いていないことが多く、外側から簡単に開けることができます。
また、網戸で寝るということは窓を開けていることになるので、鍵を開けずとも侵入が可能です。
音も手間もなく侵入できるので、寝ていても忍び込みに気付きません。
また、女性宅を衝動的に狙う犯人がすぐに入ってきてしまうので、襲われる危険性も高いです。
窓からの侵入が一番多い
事実、侵入経路として一番使われているのが窓です。特に、一軒家の寝室や子供部屋などは侵入経路として多く使われています。
そんな窓が無防備だったら、空き巣にとってこれほど好都合なことはありません。
無施錠での侵入も一番多い
窓からの侵入手口として一番多いのが、鍵がかかっていない場所からの侵入です。網戸で寝ることは鍵がかかっていない状態を作り出してしまいます。
最も侵入される場所で、最も侵入しやすい状態を作り出してしまうので、網戸で寝ることは防犯上危険です。
空き巣や暴行の被害に遭わないためにも対策をしっかり講じましょう。
網戸で寝る時の防犯対策
網戸で寝ることの危険性について解説しました。対策を講じれば、犯罪に遭う確率を減らすことができるので、是非とも行ってください。
今回は、網戸と窓の2箇所に分けて防犯対策を解説します。
網戸に行う防犯対策
網戸に行う防犯対策としては、
- ・ストッパーの設置
・ステンレス製の網戸にする
・網戸に鍵を取り付ける
の3つです。
ストッパーの設置
網戸の枠にストッパーを取り付けて、外側から網戸を開けられなくする対策です。
つまみを回して固定するタイプだとサッシに合わないので、両面テープで貼り付けるタイプにしましょう。穴を開けないので、賃貸住宅でも導入可能です。
ストッパーを上げれば網戸が動かなくなり、下げれば開くようになります。これだけだと、網戸を破られて侵入される危険性があるので、網戸自体の対策と組み合わせてください。
ステンレス製の網戸にする
網戸を破られないようにするために、ステンレス製の網戸へ交換しましょう。
ステンレス製ならカッターナイフなどで切っても敗れる確率が低いです。ペットが網戸を破ってしまうのも防ぐことができます。
網戸に鍵を取り付ける
最近では網戸に鍵が付いた製品も登場しています。鍵をかければ網戸が動かない状態になりますし、ロック機能もあるので外側から鍵を開けることがほぼ不可能です。
鍵の後付けは難しいので、網戸や窓を交換することになります。新築戸建ての場合は、そのような網戸を導入してみてはいかがでしょうか?
窓に行う防犯対策
網戸が開かなくなったとしても、反対の窓を開ければ侵入できてしまう窓もあります。
また、網戸が破られても窓を破られなければ侵入されないこともあるので、ぜひこちらも行ってみてください。
窓の補助錠を設置する
網戸ではなく、窓に補助錠を設置します。窓の中間から少し離れた場所に設置することで、体が入らないくらいの位置で窓を固定することが可能です。
外から窓を開けようとしても補助錠がストッパーとなって動かなくなります。つまみを回すタイプでも良いですが、窓枠に合わないことがあるので両面テープの方が確実です。
なお、窓を開ける衝撃や補助錠の固定具合によっては、補助錠がずれてしまうこともあるので注意しましょう。
窓に防犯フィルムを貼る
窓ガラスを割られて補助錠を取られてしまうと、窓を開けられてしまいます。それを防ぐには、窓ガラスに防犯フィルムを貼りましょう。
防犯フィルムがあると、窓ガラスが割れても脱落しないので穴が開きにくくなります。侵入にかかる時間が増える他、防犯フィルムのマークが抑止力にもなるのでおすすめです。
防犯対策でご相談があればいつでも当社にご相談下さい。
網戸の防犯対策で安心して寝よう
網戸で寝ることは危険ですが、対策をしていればその危険度を下げることができます。しかも、補助錠は100円ショップでも販売されているので、お手軽に導入可能です。
空き巣や暴行被害に遭わないためにも、対策をしっかりとして、網戸で寝ても安心できる環境を作りましょう。