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平屋の防犯対策は念には念を!
地震の多い日本では、耐震性の高さを買われて昔から平屋が多くあります。
たしかに、田舎の家を想像するとだいたい平屋ですよね。
最近ではデザインとしてオシャレ、という観点から平屋を選ぶ方も増えているようです。
このコラムを読んで、防犯対策に優れた平屋にしましょう!
平屋で防犯対策が大事なワケ
なぜ、平屋は二階以上の家と比べて、防犯対策を念入りにしなくてはいけないのでしょうか?
ポイントを絞って解説します。
平屋はすべての部屋が一階にある
平屋の一番の特徴として、部屋だけでなく、寝室・バスルームなど、全て1階にあります。
空き巣にとって上下の移動がなく、導線が確保しやすいので素早く入り、出てくることができます。
平屋には窓が多い
入れる窓が多いというのも、平屋の注意しなければならないところです。
窓の数は、そのまま侵入経路の数に直結しているようなものなのですべての窓を施錠しなくてはなりません。
塀や垣根が不審者を気付きにくくする
開けているのを嫌がり高い塀や垣根を設置している住宅も少なくありません。
ですが、この塀や垣根が、不審者の隠れる絶好のポイントになってしまうのです。
塀や、垣根があまりにも高すぎる場合は高さの調整を検討したほうがいいかもしれません。
平屋の防犯対策は窓に力を入れる
上で解説したように平屋には一般家屋とは異なる注意点があります。
特に、どこの窓に注意し、どのような対策をするのかを解説します。
人が出入りできる大きい窓にはシャッターで対策
リビングなどにある光を多く取り入れるための大きな窓。
人が出入りできるサイズは、侵入も簡単なので、シャッターで窓ガラスを見せないようにしましょう。
面格子を設置して窓は対策できる
面格子とは柵のようなもので、外からみて侵入に時間がかかることがすぐにわかるので抑止効果があります。
面格子を設置すると良い場所をご紹介します。
トイレの窓
意外に思われるかもしれませんが、そこまで窓は大きくなくても上半身さえ入ってしまえば、簡単に侵入できます。
人目につきにくい場所にトイレがある家がほとんどだと思いますので、面格子を取り付けましょう。
クロスの格子を使用するとオシャレな外観になります。
浴室の窓
人目につかない場所にあるのが浴室の窓です。
浴室の窓には「ルーバー窓」と呼ばれる板状の窓が設置されていることがありますが、ルーバー窓はあくまでも換気目的に作られているので防犯性はほとんどありません。
あの窓を外すのには、そこまで時間がかかりません。浴室の窓にも面格子を取り付けましょう。
覗き防止のために、細かい格子にするのがオススメです。
脱衣所の窓
「換気のため」と思い、お風呂と隣接している脱衣所の窓を開けっ放しにしておいたら
侵入された。
というのもよくある空き巣被害報告の一つです。
面格子を取り付け、泥棒の侵入する気持ちを阻害しましょう。
覗き防止のために、細かい格子にするのがオススメです。
平屋の防犯対策に使える防犯グッズ
続いて、手軽に家の防犯性能を強化できる商品をご紹介します。
防犯対策にやりすぎはありません、しっかり強化しましょう。
防犯フィルムを貼る
ガラスをハンマーなどで破られるのを、防いでくれるのが防犯フィルムです。
きちんとした防犯フィルムであれば、鋭利なもので突き刺してもなかなか壊れないので、強力な効果があります。
鍵のピッキングは年々難易度が上がっているため、無理矢理窓ガラスを割って家に侵入する手口が増加傾向にあるので、貼っておいて損はないでしょう。
注意点として、ガラス飛散防止フィルムと混同しないように気を付けてください。
防犯フィルムの貼り付けは鍵のレスキューにお任せください。
補助鍵を取り付ける
補助鍵には様々なタイプがありますが、場所に適したものを取り付けるのが大事です。
窓に補助鍵を取り付ける場合
窓に取り付けるのであれば、ワンタッチタイプで窓のフチに張り付けるものや、窓のレールに取り付けるタイプもあります。
勝手口・玄関に補助鍵を取り付ける場合
玄関は2ロックになっていることが多いですが、勝手口もきちんと2ロックにしておきましょう。
勝手口を2ロックにするときは、工具不要で防犯に強いディンプルキーを取り付けられる補助鍵がオススメです。
鍵の交換、補助錠の取付、その他何でもお電話でご相談ください。
振動感知センサー
不審者がガラスなどを叩くと大きな音を出す仕組みの防犯グッズです。
かなり大きい音がなるので、強行突破を前提に考えていない不審者に対してはとても有効です。
センサーの感度が商品によってまちまちなので、事前に調べてから買うようにしましょう。
防犯カメラ・感知式照明
防犯カメラは万が一のとき、侵入されたあとでも証拠が残るので強力な対策になります。
感知式照明は、人が来るだけでライトが点灯するので夜間の不審者に対して有効です。
鍵のレスキューでは防犯カメラの施工も行っております。お気軽にいつでもご相談ください。
防犯砂利
最後に紹介するのはやや大掛かりな対策です、それは庭や窓に面する部分に防犯砂利を引くことです。
防犯砂利とは、踏むだけで大きな音が出る砂利のこと。
商品によっては草が生えてくるのを防ぐものもあるので、草木の手入れをしなくてもいいというメリットもあります。
防犯砂利の音で、万が一誰かが入ってきたら、すぐにわかるので防犯対策として採用されています。
普段からできる平屋の防犯対策
最後に普段からできる、平屋の防犯対策についてご紹介します。
平屋に限った話ではありませんが、特に大事な日々の防犯対策をご紹介します。
近所の人と仲良くしておく
ご近所付き合い、地域コミュニティというのはとても大事です。
外出中に、怪しい動きをする人がいたので、近所に住んでいる人が声をかけたら空き巣狙いだったという事例もあります。
地域で協力して、不審者のいない街づくりを目指しましょう。
鍵をかける癖をつける
空き巣は、ゴミ出しの一瞬や近くの出先に外出したスキを狙っています。
すぐ戻るからといって鍵を開けっぱなしで、外に出るのは危険です。
日々の習慣で、家を出るときには戸締りする癖を付けましょう。
郵便物をためない
郵便物をためておくと、長い期間家に戻っていないということがわかってしまいます。
長期外出の際は新聞を止め、郵便受けには何も受け付けないようにしておきましょう。
自宅周辺に物を置きっぱなしにしない
自宅の回りに、バケツや脚立を置いておくと、少し高い窓でも侵入できてしまいます。 絶対にやめましょう。
防犯対策に優れた平屋にするなら鍵のレスキューにお任せください
平屋の防犯対策についてお分かりいただけたでしょうか?
平屋はオシャレですが、それに伴うリスクも存在しています。
住居侵入の約半数は空き巣なので、まずは鍵をきちんと施錠することを意識しましょう。