- ホーム
- 鍵屋さんの防犯コラム
- 鍵交換業者のおすすめの選び方
鍵交換を依頼する業者の選び方を解説
どの業者に鍵交換を依頼すればよいのか迷っていませんか?変な業者に依頼して無駄に高い料金を支払いたくないですよね。
そこで、鍵交換を依頼する業者の選び方について解説します。失敗しない業者の選び方や避けるべき業者の特徴、自分で交換する方法などを詳しく解説していますので、参考にしていただけると幸いです。
鍵交換を依頼できる業者とは
そもそもどの業者が鍵交換に対応しているのでしょうか?それぞれの業者のメリット・デメリットをご紹介します。
鍵屋
鍵のことなら鍵屋に任せるのが良いでしょう。様々な種類の鍵を取り扱っているので、その日の内に今ある鍵に対応したものに交換することができます。
また、鍵交換作業も難なく行え、防犯性を損なわずに使用できるので安心です。
鍵屋は各地にたくさん存在しているので、どの鍵屋に依頼すればよいのか分かりにくいのがデメリットとして挙げられます。
鍵屋にご相談したい方がいましたらお気軽に当社までご相談ください。
メーカー
戸建ての場合、ハウスメーカーなどに鍵交換を依頼することがあります。一般的な鍵屋では取り扱っていない電子錠などの場合、メーカーに鍵交換を依頼することが多いです。
メーカー純正の鍵が使用できるので、これまで通り鍵を使うことができます。
デメリットは、取り寄せまでに時間がかかることや費用が高くなりやすいなどです。
工務店
玄関のリフォームなどを行う工務店も鍵交換を行っていることがあります。鍵だけでなく、玄関ドアも一緒にリフォームすることも可能です。また、鍵屋と同じようにたくさん存在しているので、依頼しやすい状態になっています。
しかし、鍵専門ではないので、在庫を多く用意しておらず、すぐに交換できないかもしれません。
便利屋
鍵や水、掃除、害虫駆除など様々な困りごとを解決する便利屋も鍵交換を行っています。鍵交換だけでなくエアコンの掃除なども一緒に依頼できるので便利です。
便利屋も鍵専門ではないので、使っている鍵の在庫が無いかもしれません。また、鍵交換の技術力も専門業者に比べて劣る可能性もあります。
鍵交換を業者に依頼する前に確認すること
鍵交換を業者に依頼する前に確認しておくことがあります。これによって鍵交換できるかどうか、鍵交換を依頼する業者を選べるかどうかが変わりますので、しっかりと押さえておきましょう。
どの業者でも対応できる鍵か
鍵の種類によって鍵交換ができる業者が異なります。一般的に使われているMIWAやGOALの鍵ならほとんどの業者で対応可能です。
しかし、LIXILの電子錠やYKKAPのスマートコントロールキーなどはメーカーでないと対応していないことがあります。
電子錠などが故障した場合、説明書や保証書などに記載してある修理依頼業者に依頼しましょう。
マンションや賃貸住宅なら管理会社の許可を取る
中古マンションを購入した時や賃貸住宅の鍵が故障した時は、勝手に鍵交換を行うのではなく、管理会社や大家に許可を取ってから鍵交換を行いましょう。
鍵に関係することが管理規約として決まっているので、勝手に交換を行うと後々厄介なことになりやすいです。
許可なく鍵交換を行ってしまうと、元の鍵に戻さなくてはいけないことがあるので、業者に依頼したお金が無駄になる可能性があります。
自分で鍵交換の業者を選べるか
マンションや賃貸住宅だと、管理会社が提携している鍵交換の業者を指定してくることがあります。
その場合は、自分で鍵交換業者を選ぶことが難しいので、指定された業者を使用してください。
提携しているおかげで、安く鍵交換をできる場合もあります。
鍵交換の業者を選び方
自分で鍵交換を依頼する業者を探すことになった場合、業者の数が多すぎてどこに依頼すればよいのか分からなくなってしまいますよね。
そこで、業者の選び方や選ぶ基準を解説します。この選び方を参考に鍵交換業者を探してください。
取り扱っている鍵の多さ
取り扱っている鍵が多いほど、今使っている鍵に適した製品へすぐに交換することが可能です。
また、防犯性や機能は製品によって異なるので、お気に入りの鍵が見つかったとしても、業者によって交換できないこともあります。
どのような鍵を取り扱っているのかは、製品紹介ページや過去の実績から確認しましょう。
営業時間
鍵交換を行う業者の営業時間も確認しましょう。土日も対応しているか、深夜でも対応可能かなど、あなたが確保できる時間に適した業者を選んでください。
土日祝日や深夜に依頼する場合、割増料金がかかるかどうかも確認すると良いです。
また、時間がある時に対応してもらうため、あらかじめ作業の予約をしておきましょう。
出張範囲
業者によって対応できる地域が異なるため、依頼する前にその業者の対応可能エリアかどうか確認しましょう。たとえ、良い鍵交換業者が見つかったとしても対応エリアでなければ依頼することができません。
また、拠点から遠いほど、出張料金が高くなる傾向にあります。近くの業者や全国対応している業者に依頼するのが無難です。
見積もりの有無と費用
鍵交換業者選びで一番気になるのが費用ですよね。実際、交換する製品や状況によって費用は違うのです。安い料金が記載されていても、実際は高額な料金になる業者も存在します。
そのため、作業前に現地で見積もりを行ってくれる業者を選ぶと良いです。そうすることで、作業後に高額な請求をしてくる業者を避けることができます。
鍵交換の技術と実績
鍵をしっかり取り付ける技術がないと、鍵の防犯性が低下して『カム送り』などの不正解錠に遭うかもしれません。そのため、交換できる技術力があるか確認しましょう。
作業実績が多く、様々な鍵交換を行っている業者は対応できる鍵の種類が多く、技術力もあると言えます。
保証やアフターサービス
ごくまれに、鍵交換後、製品に不具合が生じることがあります。その時に無料で対応してくれる保証やアフターサービスが充実している業者を選ぶと良いです。
もし、保証が無いと、不具合が起こるたびに業者を呼ばなくてはいけません。何度も呼ぶと相当な料金がかかってしまうので、保証の有無や長さを確認しましょう。
鍵のレスキューは全国対応で技術力、保証サービスなどに自信があります。鍵屋さんをお探しの方は当社までお電話下さい。
鍵交換をこんな業者には依頼してはいけない
鍵交換業者の中には、不当な方法で高額料金を請求する業者も存在します。
そのような業者に引っかからないため、依頼してはいけない業者の選び方をご紹介します。
料金の記載や提示方法が曖昧
ホームページなどに詳細な料金が記載されておらず、料金に関する情報が少ない業者は避けましょう。また、料金提示に関する記載が無い業者も避けた方が良いです。
「作業前に見積もりを行う」「料金が変わることはありません」などの記載がなく、最安の料金のみが記載されている業者は高額請求をしてくる可能性があります。
会社概要などが明確でない
会社概要の住所が存在しない、代表者名がサイト内のどこにも記載されていないなど、会社概要などが明確でない業者は避けましょう。
何か問題が起こった時に逃げられてどうしようもなくなってしまう可能性があります。責任者や代表者が存在し、電話がしっかりと繋がる業者を選びましょう。
余計な手数料がかかる
インターネットで出てきたサイトの中には、受付や斡旋などのみを行う業者が作成したものがあります。
仕事を紹介した業者から手数料をもらうビジネスモデルの業者が多いです。手数料を引かれた業者は正規の料金だと稼ぎが少なくなるので、手数料を上乗せした料金を請求することがあります。
無駄な手数料を払わないためにも、加盟店などの記載がある業者は避けた方が良いかもしれません。
キャンセルができない
見積もりの段階でキャンセルできる業者がほとんどですが、ごくまれに電話依頼後にキャンセルを拒否する業者が存在します。キャンセルできないのをいいことに、高額請求を行うのです。
電話で言われなくても「ホームページに書いてあった」と押し切られる可能性があるので、Q&Aなど細かく確認しましょう。
ただし、見積もりに納得し作業を依頼した後や商品取り寄せ後のキャンセルを不可にしている業者は多いので、そこは間違えないようにしてください。
見積もりをせずに作業を開始する
現地に到着後、すぐに作業を開始する業者は危険です。頼んでもいない作業を行い、終了後に高額請求をしてくる可能性があります。
作業前には見積もりをもらい、作業後には見積もりと同じ料金かどうか確認しましょう。
料金があらかじめ決まっている業者でも、作業に入る前に料金について聞いておくと良いです。
鍵屋さん選びに不安になったらいつでも鍵のレスキューへご相談ください。
鍵交換を業者に依頼した時の費用
鍵交換を業者に依頼した時にどれくらいの料金がかかるのか気になりますよね。鍵交換の料金がどのように決まるのか、どれくらいになるのか解説します。
鍵交換の費用の決まり方
鍵交換の費用は、出張料+作業料+部材代の3つの要素から構成されています。それぞれ、現地へ行くための費用、作業に対してかかる費用、鍵本体の費用です。
この要素はそれぞれの業者が自由に設定できるので、業者によって大きな差が出ます。
詳しくはこちらで解説していますので、ご覧ください。
シリンダーと錠前で費用が異なる
シリンダー(鍵穴)と錠前(鍵全体)で交換する手間や部材代が異なります。シリンダーだけだと安いが、錠前ごと交換するとなると費用が急に高くなることも多いです。
鍵穴だけ使えなくなったのか、ドアノブも含め鍵全体が使えなくなったのかを把握して、どれくらいの料金がかかるのか想定しておきましょう。
鍵の種類ごとの費用相場
鍵交換を業者に依頼した時の費用相場を、鍵の種類ごとに紹介します。鍵の種類によって部材代が異なるので、このように分けました。
今回はシリンダー交換の場合を想定しています。
種類 | 値段(1個) |
---|---|
ロータリーディスク | 10,000円~20,000円 |
ディンプルキー | 20,000円~30,000円 |
ウェーブキー | 20,000円~30,000円 |
電子錠 | 50,000円~100,000円 |
同じ鍵の種類でも製品によって値段が異なりますので、あくまでも目安としてください。
鍵交換の費用を抑えるなら業者に依頼しない
鍵交換の費用をなるべく抑えたい方は、業者に依頼せず自分で交換をしましょう。そうすれば出張料や作業料をカットすることができます。
鍵はインターネットやホームセンターなどで購入できますので、ぜひ挑戦してみてください。
1フロントプレートを取り外す
ドア側面にある金属のプレートをドライバーで外します。
2シリンダーを外す
シリンダーを固定しているビスをマイナスドライバーやペンチで引き抜きます。そうするとシリンダーが外れます。
3鍵を取り付ける
新しいシリンダーを鍵穴に入れ、ビスで固定します。その後、フロントプレートを取り付けたら交換完了です。
鍵の選び方やその他の鍵の種類の交換方法はこちらで詳しく解説しています。
安心できる鍵交換業者を見つけて依頼しよう
鍵交換を業者に依頼する時は、とにかく失敗しないことが大切です。良い業者か悪徳業者かをしっかりと見極めましょう。
そのためにも、今回紹介した業者の選び方や悪徳業者の避け方を実践してみてください。