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- シャッターの鍵が故障して閉まらない・下りないときに修理する方法と原因解決策
シャッターの鍵は自分で修理できる?故障する原因は?
「店じまいなのでシャッターを閉めようとしたら閉まらない!」 「家のシャッターの鍵が故障してかからない」
こんな経験ありませんか? このコラムではシャッターが閉まらない原因とその解決方法をご紹介します。
また、開かないという方はこちらのコラムの方が参考になるかもしれません。
手動シャッターが閉まらない原因と解決方法
近年では電動シャッターの数も増えてきましたが、電動シャッターはお値段が高く、シャッターの強度そのものは手動も電動もあまり差がないため手動のところも多いようです。
手動シャッターは電動シャッターと異なり、人が毎日違う力をシャッターに加えるのでシャッターが傾いたり、鍵が錆びたり、鍵がまわらなくなったりします。
内外錠が故障したとき
シャッターで壊れやすいといえばこの部分で、毎日鍵を開け閉めするため壊れる頻度が非常に高いところです。
内外錠が錆びたり、歪んだりすることでうまくシャッターが閉まらない原因となります。
内外錠の直し方・解決方法
シャッターの内外錠はDIYで直すこともできます。工務店(ドイトやビバホームなど)で探す、メーカーに問い合わせて部品を取り寄せるなどの方法があります。
STEP1 内外錠の位置を確認する
内外錠とは赤い丸の部分のことです。かんぬきのような役割を果たしている鍵になっています。
まずは下ろせる位置まで下ろし内外錠を確認しましょう。 この時点でシャッターが下りてこないのであれば、鍵が原因ではない可能性が高くなります。
STEP2 新しい鍵と交換します
プラスドライバー1本で直せます。腕に自信があれば鍵のお値段だけで済むので挑戦してみてもいいかもしれません。
鍵が錆びてしまったとき
シャッターは雨風にさらされているため、シャッターの鍵穴、鍵が錆びるというトラブルはよく遭遇する案件です。
錆は、鉄に水分が付着し、酸素に触れ、酸化することで錆という現象が発生します。
水分とは、雨だけでなく、大気に含まれている湿気も大きく関係しており、梅雨の季節や、海沿いの地域では錆が発生しやすい環境となっています。
ですので、錆を発生させないように日ごろのお手入れが大切になってきます。
錆びた時の直し方・解決方法
錆の腐食が進んでいなければ、錆落としやクエン酸、お酢などを使用し簡単に錆を落とすことができます。
今回はご家庭にあるお酢を使って錆を落としていきます。
STEP1 お湯とお酢を用意します
2~3倍に希釈したお酢+お湯の液体を用意します。直接お酢を温めても良いですが、強烈なにおいを発するため換気をするなどしてください。
STEP2 30-60分くらいお酢につける
お酢が錆に反応して、泡が出ます。 30-60分ほどお酢につけたら水でよく洗い流し、ふき取ってください。
鍵が曲がってしまったとき
鍵の老朽化や、一緒に入れている鍵などが接触し曲がってしまうことがあります。曲がってしまった場合ペンチなどで直してもいいのでしょうか?
答えはNO。ペンチなどで元に戻せると思われる方もいるかもしれませんが、残念ながらそんなことはないです。
金属疲労から鍵が折れてしまうことがあるため、「鍵屋を呼んだ方がよかった」「労力がかからずに済んだ」という声もお客様からよく聞きます。
鍵のレスキューにお電話いただければ最短5分でお客様の元へお伺いし、その場で鍵を作製させていただきますのでお気軽にお電話ください。
鍵穴から鍵を作製しますので、鍵が折れていても、鍵がなくても大丈夫です。
電動シャッターが閉まらない場合と解決方法
電動シャッターが閉まらない場合はどのような原因があるのかも見ていきます。
電動シャッターが閉まらない原因は意外に些細な理由なことが多いようです。一つ一つ丁寧に確認していきましょう。
センサーの誤作動
鍵の電池切れ
ブレーカーの確認
エマーゼンスイッチの誤作動
まずはセンサーの回りから見ていきましょう。
障害物の確認
センサーの回りや、センサー間に障害物はないか確認しましょう。
立てかけておいた掃除用具などが引っかかる、ガレージですと車のナンバープレートが微妙にセンサーを阻害していることがあります。
センサーが汚れていないか確認
ホコリがたまってしまい、センサーを阻害していることがあります。
シャッターのセンサーは置いてある位置はゴミがたまりやすいので定期的に確認すると良いしょう。
これもよくあるトラブルです。どのメーカーも1年に1回は電池の交換を推奨しています。
写真のようにランプが点灯しなかったら電気切れのサインです。
最近では、自分のスマートフォンをシャッターの鍵代わりにできる商品も出てきました。これなら鍵の電池切れは心配ないですね。時代の進化を感じます。
電気を使用しているためブレーカーが落ちると当然ですがシャッターは使えなくなります。落ちていたらスイッチを上げましょう。
緊急時に、手動に切り替えることができるタイプのシャッターもございます。
ガレージや、店舗の大型シャッターの場合はブレーカーが落ちていないか、落ちた原因を確認してみましょう。
エマーゼンスイッチとは、シャッターを巻き取る時にスラットがたるんでエマーゼンスイッチに接触したら、自動で止まる仕組みのものです。
ここに接触するとシャッターに危険と判断され動かなくなるので、少し位置をずらすなどして対処しましょう。
鍵だけの交換は可能?大手メーカーの対応
上記方法を試しても「鍵が折れてしまった」「電子キーの反応がない」という場合は鍵交換ということになります。
鍵のレスキューももちろん品質に自信はありますが、「急ぎではないので、純正がほしい」という方もいらっしゃると思いますので、このセクションでシャッターのシェアトップ3社を見比べてみます。
三和シャッター
文化シャッター
東洋シャッター
正式な表記は三和(さんわ)シヤッター。お電話・お問い合わせフォームで修理交換の受付をしており、急ぎであれば電話のほうが良いようです。
対応時間は24時間365日。修理を専門としている部署があります。
必要なものはキーの刻印ナンバー、キーパーツとシリンダーの裏側に刻印されています。納期目安は2週間ほどだそうです。
他にも取手部分(持ち手)のところのパーツも承っているようです。
正式な表記は文化(ぶんか)シヤッター、お客様窓口は電話もメールもあります。
こちらも24時間365日いつでも受け付けているようです。
鍵交換に関しては10年以上前の電動シャッターは在庫がなく交換できないものもあるようです。
また、手動シャッターに関しても鍵の追加購入できるもの、購入できないものがあるようです。
関西方面で強い信頼があるのが東洋(とうよう)シャッター、個人シャッターより業務向け重量シャッターが強みの会社です。
東洋シャッターも24時間365日対応を受け付けています。
鍵だけの追加購入もできますが、旧式の鍵については鍵を一式交換することになるそうです。
その他シャッターの故障原因
最後に他にもシャッターの壊れる原因をご紹介します。
変形したスラット
ガイドレールの変形
シャッターに強い衝撃が加わるとスラットがへこんでしまったり、歪んでしまったりします。
こうなるとスラットの交換もしくは、シャッターの交換が必要になります。
鍵とスラットが一体化しているシャッターの場合ですと、スラットのみの交換はできないので、シャッターまるごと交換という方法になります。
こちらもシャッターの故障でよくある原因の一つです。 ガイドレールとはシャッターの重要な部分です。この赤丸の部分のように歪むとシャッターがスムーズに下りなくなってしまいます。
シャッターレールは1~3万円くらいで購入することができるのでお時間に余裕のある方はDIYしてみるのも手かもしれません。
シャッターの鍵が閉まらないときは鍵のレスキューまで
いかがでしたでしょうか、シャッターの鍵が壊れてすぐに合鍵を作りたいときはぜひ弊社にお任せください。その場で鍵をお作りいたします。