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- 車の鍵を紛失した際にかかる鍵作成の料金や依頼方法などを詳しく解説
車の鍵紛失時の鍵作成にかかる料金と依頼方法
車の鍵を紛失したら、鍵を作成してもらうかと思います。
しかし、目安料金や業者への依頼方法が分からないと不安ですよね。
また、スペアキーが手元にあるか無いかでも金額が大きく変わってくることも頭に入れておかなければなりません。
そこで今回は、車の鍵紛失時の鍵作成にかかる料金をスペアキーがない場合も含めて詳しく解説します。
また、鍵作成業者への依頼方法や注意点なども詳しくご紹介します。
車の鍵作成にかかる料金は業者や鍵の種類などによって違う
まず、鍵作成を依頼する前に、知っておいてもらいたいことがあります。
それは、車の鍵作成にかかる料金は、業者や車の鍵の種類、車種、年式、スペアキーが手元にあるか・無いかなどによって異なるということです。
そのため、車の鍵作成といっても数千円で済むときもあれば数万円、数十万円かかることもあるので注意しましょう。
詳しくは後ほど説明するので確認してみて下さい。
車の鍵紛失時の鍵作成にかかる料金
車の鍵を紛失した際、鍵を作成してもらうときに掛かる目安料金を、ギザギザの鍵、ウェーブキー、イモビライザーキー、リモコンキー、スマートキーに分けてご紹介します。
また、スペアキーがある場合とスペアキーがない場合では料金が異なるので、それぞれ確認してみて下さい。
車の鍵作成にかかる料金
ギザギザの鍵の作成料金
ギザギザの鍵とは、鍵の左右にギザギザの山がある鍵で、鍵穴に差し込んで車のドアの開閉やエンジンの始動を行う一般的な鍵です。
最近の車ではこのギザギザ鍵は少なくなってきましたが、昔の車などの多くはこのギザギザ鍵が採用されています。
このギザギザ鍵の鍵作成の料金は、スペアキーがある状態だと、店舗型の鍵屋さんで1100円~ 、ディーラーに依頼すると安くて数千円~の料金で鍵を作成してもらえます。
しかし、高級車や外国車だと防犯性が高い場合があり、国産車の鍵作成料金の2倍以上の料金が発生してしまうケースもあるので注意してください。
スペアキーがない場合のギザギザの鍵の作成料金
スペアキーがない状態で車の鍵を作るには、鍵穴から鍵段差を読み取る必要があるため、その分技術料が高くなってしまいます。
そのため、スペアキーがない場合に鍵作成を鍵のレスキュー以外の鍵屋さんに依頼すると、2万円以上はかかることが多いです。
鍵の種類などによっても金額が変わってくるので、詳しい金額は鍵屋さんやディーラーなどに電話で聞いてみましょう。
ウェーブキーの作成料金
ウェーブキーとは、鍵の表面に波のような溝があるのが特徴で、ピッキングがしにくく防犯性の高い鍵となっています。
このウェーブキーは最近の車や、外国の車などに採用されていることが多いです。
こちらのウェーブキーはスペアキーがある状態で、店舗型の鍵屋さんだと4~6000円、ディーラーだと1万円~の料金になることがあります。
しかし、ウェーブキーは複製が難しいため業者によっては技術料が高くなる可能性が高いです。
また、車の年式などによっても鍵作成の難易度が違い、料金が異なるので注意してください。
スペアキーがない場合のウェーブキー作成料金
ウェーブキーをスペアキーなしの状態で鍵作成を依頼することができますが、鍵穴から鍵の形を読み取る必要がありその分工賃費が別途必要になります。
そのため、鍵のレスキュー以外の鍵屋さんに依頼した場合だと2万円以上、ディーラーだと1万円前後以上することが多いです。
また、外国産や高級車などの防犯性が高い車両の場合だと料金が高くなる可能性もあるので注意してください。
イモビライザーキーの作成料金
イモビライザーキーとは、キー内部に電子IDが組み込まれている鍵で、鍵と車体の電子IDが一致することでエンジンがかかる仕組みとなっています。
このイモビライザーが搭載された鍵は、最近のほとんど新車の鍵に採用されており、リモコンキーやスマートキーと組み合わさっていることがほとんどです。
イモビライザーキーの作成料金は、スペアキーがある状態で、店舗型の鍵屋さんだと技術料や出張料など込みで安くても11000円程~、ディーラーだと安くて12000円~となっています。
この料金はメーカーや車種、業者などによって異なるため、もっと高額になることもあるので注意してください。
スペアキーがない場合のイモビライザーキー作成料金
車両のエンジンコンピューター内にイモビライザーのキーデータが入っているのですが、スペアキーがない状態でイモビライザーキーの作成をディーラーで依頼すると、コンピュータごと交換になる場合があり、そうなると費用が10万~30万円以上と高額です。
しかし、鍵屋さん(鍵のレスキュー以外)の場合だとコンピュータのデータの書き換えで済むので、5万円~10万円以上となり、ディーラーでの鍵作成料金よりも安く済む可能性があります。
詳しい値段は、電話で問い合わせて見ましょう。
リモコンキーの作成料金
リモコンキーとは、通常の鍵に遠隔で車の施解錠ができる機能が備わった鍵です。
リモコンキーは、車のドアの鍵を開閉する時はボタンでできますが、エンジンを始動するときは鍵をさしてまわさないといけません。
このリモコンキーの作成料金は、イモビライザーが搭載されている場合は、鍵屋さんで11000円程~、ディーラーで12000円程~になることがあります。
イモビライザーが搭載されていない場合は、数千円~の安い料金で鍵作成ができることもあります。
しかし、車種や年式、業者によって料金が異なるので事前に見積もりを行ってもらいましょう。
スペアキーがない場合のリモコンキー作成料金
リモコンキーもスペアキーがない状態で鍵作成を依頼すると、技術料が高くなる場合があります。
また、イモビライザーが搭載されている車両だと、鍵のレスキュー以外の鍵屋さんで5万~10万以上、ディーラーだと3万円以上で、さらに高額になることもあるので注意して下さい。
詳しくは電話などで値段等を聞いてみましょう。
スマートキーの作成料金
スマートキーとは、遠隔やハンズフリーで車の施解錠ができるだけでなく、エンジンも鍵をささずに始動できる鍵です。
最近の新型の車のほとんどがこのスマートキーを採用しています。
このスマートキーの作成料金は、スペアキーがある状態で、店舗型の鍵屋さんだと安くて40000円~、ディーラーの場合だと安くて30000円~の料金で鍵作成が可能です。
スマートキーはリモコン部分とメカニカルキーがセットなのでその分金額が高くなってしまいます。
また、車種や年式によって料金がもっと高額になるケースもあるので注意しましょう。
スペアキーがない場合のスマートキー作成料金
スペアキーがない場合は、ディーラー依頼で鍵のみだと3万円~ですが、コンピュータを交換して新しく鍵作成をしないといけない場合は10万円以上することが多いです。
一方鍵屋さん(鍵のレスキュー以外)では、コンピュータのデータを書き換えるだけなので、料金は5万円~10万円以上になることがあり、ディーラーに依頼するより安く済む場合があります。
しかし、2000年以前のイモビライザー搭載車は、コンピュータの書き換えが難しいことが多く、その分料金も高くなる可能性があるので注意してください。
詳しい料金は電話で一度問い合わせてみるといいかもしれません。
車の鍵を作成できる業者
車の鍵を作成できる業者をご紹介します。
車の鍵を紛失した際に鍵作成ができる業者は下記の3つです。
業者ごとの依頼方法や注意点なども解説するので、それぞれ確認してみて下さい。
鍵屋さん
鍵屋さんに鍵作成を依頼すると、依頼をした日の内に新しい車の鍵作成が可能です。
また、全国対応で24時間出張サービスを行っている鍵屋さんもあるので、旅行先で車の鍵を無くした場合や深夜・早朝などの時間帯でもすぐに駆けつけてくれるので安心です。
鍵屋さんはスペアキーが無くても鍵穴から鍵番号を読み取り、専用の機械で鍵を作成することもできるので一度相談してみて下さい。
鍵屋さんに依頼するときの方法や注意点
鍵屋さんの中には、イモビライザーや外国車に対応していないところもあるため、鍵屋さんに依頼するときは、車種や年式、グレード、鍵の種類などを事前に伝えておくとスムーズに行えます。
また、車の鍵作成を依頼する際は、車検証と運転免許証などの身分証が必要です。
そのため、車内に車検証などがある際は、事前に鍵屋さんに報告しておくといいでしょう。
ディーラー
ディーラーに車の鍵作成を依頼すると、純正の鍵を作成してもらえます。
また、ディーラーで鍵作成を依頼すると比較的安価で済むことがあり、鍵作成に費用があまりかかりません。
しかし、鍵が手元に来るまでに、1~2週間ほどかかります。この日数は場合によっては2週間以上かかることもあるので注意してください。
ディーラーに依頼するときの方法や注意点
ディーラーに依頼するときは、車検証、免許証、鍵番号が必要になります。
鍵番号が無くても車両から鍵番号を特定し、鍵を作成することが可能です。
しかし、自宅でない場所に車がある状態やスペアキーが1つもない状態でディーラーに鍵作成を依頼するときは、車のレッカー移動の費用や鍵番号調べる工賃費などが掛かることがあるので注意してください。
詳しくはディーラーにお問い合わせください。
自動車整備工場
自動車整備工場でも鍵作成に対応しているところであれば、車の鍵作成をしてもらえます。
自動車整備工場で鍵作成を依頼すると、在庫があれば即日で鍵の作成が可能です。
しかし、レッカーで車を持ち込まないといけない場合があるので、鍵作成費用とレッカー移動の費用の両方がかかることを頭に入れておきましょう。
自動車整備工場に依頼するときの方法や注意点
自動車整備工場に依頼するときは、車種や年式によっては鍵作成の依頼を断られてしまう場合もあるので、事前に確認を取っておくといいかもしれません。
また、工場によっては鍵作成ができないとことやイモビライザーやスマートキーの鍵作成に対応していないところもあるので注意が必要です。
車の鍵を紛失した 状況別の鍵作成業者の選び方
車の鍵の作成ができる業者を紹介しましたが、具体的にどの業者に依頼したらいいのか判断が難しいですよね。
そこで、4つ状況別にどの業者がおすすめなのかをご紹介します。
すぐに車の鍵を作成したい場合
旅行中の方や車で通勤をしている方、車を毎日運転する方など、すぐに車の鍵を作成したい場合は、鍵屋さんに依頼するのがおすすめです。
出張対応のある鍵屋さんだと、ご自身の車がある場所まで駆けつけてくれるので、車をレッカーで移動させる必要がありません。
また、イモビライザーキーやスマートキーに対応したところもあり、即日に鍵作成ができます。
そのため、旅行中などでもすぐに車を動かすことができるので、一度鍵屋さんに相談してみて下さい。
とにかく安く済ませたい場合
車の鍵作成のスピードが遅くても費用をとにかく安く済ませたい場合は、ディーラーに依頼するのがおすすめです。
ディーラーに車の鍵作成を依頼すると、鍵が手元に来るまでに1~2週間程かかりますが、出張費などがかからないためその分安く済ませることができます。
またロードサービスの会員だと、車のレッカー移動費用が無料もしくは格安で行えるので、鍵屋さんよりも安い料金で鍵作成ができるかもしれません。
しかし、イモビライザー搭載車だと鍵作成費が高額になるケースもあるので一度見積もりをしてもらうことをおすすめします。
自動車整備工場が近くにある場合
車が自動車整備工場の近くにある場合は、自動車整備工場で依頼した方が早く車の鍵作成をしてもらえるかもしれません。
レッカー移動の費用も移動距離が短いと料金も安いのでお得です。
しかしロードサービスの会員でない場合は、レッカー移動だけで数万円かかる場合があるので注意してください。
また、一部の自動車整備工場ではイモビライザーやスマートキーの鍵作成に対応していない場合があるので事前に相談することをおすすめします。
車両のコンピュータの交換が必要な場合
イモビライザーが搭載されている車の鍵作成を、スペアキーがない状態でディーラーに依頼する場合は、コンピュータごと交換する必要があります。料金も数十万円かかることもあり高額です。
しかし、このような車両のコンピュータの交換が必要の場合は、鍵屋さん依頼するとコンピュータのデータの書き換えるだけで解決できるので、ディーラーより安く済むことがあります。
そのため、鍵屋さんとディーラーのどちらも見積もりを取ってもらって安い方に依頼するといいかもしれません。
鍵紛失でも自動車保険に適用される?
一部の自動車保険では、鍵紛失でも適用される場合があります。
ご自身の加入している保険に鍵紛失も対象になっている場合は、自動車保険のロードサービスを利用して鍵を作成してもらいましょう。
しかし、鍵紛失も対象となっている自動車保険はごくわずかなので一度保険内容を確認するか、電話で相談してみることをおすすめします。
車の鍵作成なら鍵のレスキューにお任せください
車の鍵を紛失してしまった場合は、鍵のレスキューにお任せください。
鍵のレスキューでは、24時間365日全国で認定錠前技師が巡回しながら待機していまいます。
そのため、旅行先や夜中、早朝、急なトラブルでもすぐに駆けつけて鍵作成が行えるので、すぐにトラブルの解決が可能です。
また、鍵作成だけでなく鍵開け等も対応していますので、一度鍵のレスキューまでご相談ください。