手提げ金庫の鍵を紛失したら

手提げ金庫の中身は重要なものが入っていることが多いため、すぐに開けたいところですよね。緊急時の開け方の方法をご紹介します。

すぐに開錠方法を知りたいところですが、まずは金庫の鍵を探してみましょう。案外簡単に見つかることも多いです。

①最後に手提げ金庫の鍵を使ったのは誰か調べる
②その人が最後に手提げ金庫を使ったのはいつか調べる
③手提げ金庫を閉めた後の行動を思い出してみる

という順番で探すのがおすすめです。ぜひ一度試してみてください。

手提げ金庫の中でも電子キ―を採用している金庫は鍵穴を非常用開錠として使っている場合が多いです。そのためこのタイプの金庫の鍵紛失は急いで解決する必要はありません。 後ほど紹介する「手提げ金庫の鍵を発注する」をご覧ください。

手提げ金庫は防盗金庫や耐火金庫と違い、比較的防犯性は低いと言えます。そのため、自分で開けられる可能性は十分に高いです。

自分で手提げ金庫をピッキングしてみる

手提げ金庫をピッキングして開ける方法です。鍵屋さんの場合、ピックツールと呼ばれるものを使いますが、身近なものでない場合、針金などの金属棒を曲げて代用することも可能です。

1ピッキングの仕組みを理解する

鍵穴の中にはシリンダーと呼ばれる円筒型のパーツが入っており、この中にピンと呼ばれる金属棒が突き刺さています。
このピンの組み合わせは手提げ金庫によって様々なのですが、正しい形の鍵を差し込むと、ピンの高さがそろうようになっています。
ピッキングでは意図的に「ピンの高さがそろった状態」を作り出します。

2道具を用意する

テンションをかけるための道具とピンを持ち上げる道具が必要です。ここでは小さなマイナスドライバーと「先端をくの字に加工した」針金を使用します。

3手提げ金庫のピッキングに挑戦

利き手ではない方でマイナスドライバーを持、利き手で針金をもちます。マイナスドライバーを鍵穴に浅く差し込み、開錠方向にテンションをかけます。
マイナスドライバーでテンションをかけながら、針金で奥側からピンを１本ずつ押し上げていきます。
見事ピンの高さがそろえば、開錠成功です。

自分で手提げ金庫を破壊開錠してみる

破壊する方法として

があります。

ハンマーで叩く

ハンマーで叩いて破壊する方法です。手提げ金庫のような簡単なものだと、叩くだけでロックが解除されることがあります。ただし、手提げ金庫が壊れる可能性があることを十分ご承知ください。

バールでこじ開ける

バールを使い、金庫をこじ開ける方法です。バールを金庫の隙間に差し込み、テコの原理を利用してこじ開けます。

ドリルで鍵穴をくり抜く

ドリルを使って鍵穴をくり抜く方法です。ゴーグルを当ててから鍵穴にドリルを押し当てましょう。飛び散った金属片が目に入ってしまうと、最悪の場合失明してしまいます。

出張専門の鍵屋さんに頼むことが、「確実」「手提げ金庫を壊さない」鍵開け方法としておすすめです。防盗性の高い業務用金庫の鍵開けも行っている鍵のレスキューからすると、手提げ金庫の鍵開けはお茶の子さいさいです。24時間365日いつでもお電話ください。

手提げ金庫は小さくて、重量も少ないため簡単に持ち運ぶことが出来ます。店舗を構えている鍵屋さんでは、ピッキングやダイヤル開錠で手提げ金庫を開けてもらえる可能性があります。

手提げ金庫内の収納物をすぐに使うことがない場合、合鍵を発注して対応するのが一般的です。

手提げ金庫の鍵を発注します。必要な情報はメーカー名、金庫の製品名、金庫の鍵番号です。 金庫の鍵番号は多くの場合、シリンダー横に記載があります。

金庫メーカーの販売店で金庫の鍵を作成する

手提げ金庫の鍵は販売店経由で合鍵を発注することができます。 金庫販売サイトの「日本金庫センター」でも注文することができます。「日本金庫センター」をご用命の際はメーカー名、製品名、鍵番号をお伝えください。
※作成費用は金庫によって異なります。
※納期は注文を受けてから10日前後です。

鍵屋さんで金庫の鍵を作成する

鍵屋さんでも手提げ金庫の鍵を作製することが出来ます。出張鍵屋さんは鍵穴から鍵を 作成しますので、１本も鍵がない場合でもお作りすることができます。手提げ金庫の鍵作成は鍵のレスキューまでお電話を！

合鍵ショップで金庫の鍵を作成する

合鍵ショップでも、金庫の鍵を発注することが出来ます。メーカー名、製品名、鍵番号をショップにお伝えください。

いかがでしたでしょうか？手提げ金庫はそれほど防盗性のある金庫ではありません。そのため、鍵紛失時ピッキング、破壊開錠、持ち運びどれも比較的容易です。
そのような手提げ金庫でも、壊さずに開けたい、すぐに確実に開けたいといった場合はやはり鍵屋さんにお願いするのが確実です。
手提げ金庫の鍵紛失時は鍵のレスキューまでお電話を！認定錠前技師が24時間お待ちしています。

目次に戻る