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ITOKI(イトーキ)の金庫が開かないお悩みを解決!
ITOKIの金庫の鍵が開かなくてお困りでしょうか?
重要なものを入れている金庫ですから、いざというときに金庫が開かないと大変ですよね。
このコラムではITOKIの金庫の鍵の開かない時の対処法をご紹介します。
ITOKI(イトーキ)の金庫の種類
イトーキでつかわれている金庫は大きく分けて5つの種類があります。
ITOKI(イトーキ)のニューゴールドセーフ
100万変換ダイヤルを採用しており、防犯性に非常に優れた商品です。
貴金属の買い取りショップや、オフィスの重要書類の保管、株券保管などで使われています。
ITOKI(イトーキ)のシンラインセーフ(キャビネット)
シンラインセーフはキャビネットに取り付けられている金庫のような棚です。 重要な書類や、機密事項などを保管しておくときに使われています。
重要な書類や、機密事項などを保管しておくときに使われています。
横開き、引き出し式の両方あるのでオフィスの場所に適したものを選ぶことができます。
ITOKI(イトーキ)のファイアマスター(耐火金庫)
イトーキのファイアマスターは、名前の通り耐火に優れたモデルです。
引き出し式の金庫で、全ての段に鍵シリンダー錠をつけることも可能です。
ITOKI(イトーキ)のアレスト
イトーキのアレストは対破壊、耐火にすぐれたフラグシップモデルです。
どのモデルでも重量が200kg以上になるため家庭用としてはあまり向いてはいません。
ダイヤルロックとテンキーロックの二種類から選ぶことができます。
ITOKI(イトーキ)のリリーフセーフ
イトーキのリリーフセーフは一般的な家庭用金庫です。
60kg前後の商品が多く、GGR-506AN-TSとGE-OSDシリーズ以外は全て100kg以下です
イトーキの金庫が開かないときの原因
金庫が開かなくなるトラブルを事例ごとに見ていきましょう。
金庫の鍵を紛失した
よくあるトラブルがこちら。
金庫は何度も開け閉めをするものではないので、鍵の存在があやふやになりがちです。
金庫の暗証番号を忘れた
金庫の暗証番号忘れというのもよく頂くご依頼の一つです。
ダイヤルを回して開ける金庫や、テンキー式は長い間使用していないと番号を忘れてしまいます。
スマホのメモなどで保管しておきましょう。
金庫の鍵が引っかかるときの原因
金庫の鍵が引っかかる現象は主に、シリンダー錠が使用されている金庫で発生します。
シリンダー錠の金庫の鍵が引っかかるときは、鍵が劣化しているか、シリンダー内部が故障している可能性があります。
イトーキの金庫が開かないトラブルごとに解決する業者を紹介
イトーキの金庫が開かない時、解決できる業者についてご紹介します。
金庫の鍵を紛失した時
金庫の鍵がないときに対応してくれる業者は大きく分けて二つです。
メーカーと鍵屋このどちらかになります。
メーカーに依頼する
メーカーに依頼するという手段がまずは挙げられます。
納期目安はだいたい1週間から2週間くらいになります。
金庫を壊すことなく開けられる代わりに、時間を要するのが欠点です。
鍵屋に頼む
鍵屋にご依頼いただければ即日鍵の作製も、開錠もできます。
商品名なども作業員が現地で判断し、手元に鍵がなくてもその場で鍵穴から作成することができます。
カギのサポートなら様々なタイプの金庫の鍵トラブルを解決することができます。いつでもお気軽にご相談ください。
金庫の暗証番号を忘れた時
金庫の暗証番号忘れは場合によってはメーカーが対応してくれるときもあります。
自分で開ける
自分で開けるというより、開ける可能性が広がる方法ですがご紹介します。
ダイヤル式金庫の場合、暗証番号を入力する前に右に4回以上回してから再度入力してみましょう。
この工程をダイヤルリセットと呼び、番号が入力される前の状態に戻します。
メーカーに依頼する
暗証番号を変更したかどうかで対応が異なります。
プッシュボタン式の暗証番号を忘れた場合
プッシュボタン式は購入時にお客様が暗証番号をセットするので、初期設定番号のまま使用し続けている場合を除き暗証番号を確認する方法はありません。
強制解除であれば、イトーキエンジニアリングサービスの技術スタッフが直接現地での作業をします。
ダイヤル式の暗証番号を忘れた場合
ダイヤル式の暗証番号を忘れてしまった場合、ダイヤル番号が初期設定のままであればロット番号から暗証番号がわかることがあります。
暗証番号変更後やそれでも開かない場合は電話で営業所への問い合わせが必要になります。
鍵屋に依頼する
鍵屋は暗証番号変更前、変更後であってもその場で開錠いたします。
番号がわからなくても、腕のたつ認定錠前技師が開けさせていただきます。
金庫の扉が開きにくい、引っかかる場合
金庫の扉やかんぬきが開きにくい場合は自分で解決できることがあります。
金庫の扉が開きにくい原因は“中に物が詰まりすぎている”という原因が多いです。
中に物が詰まりすぎているときは、金庫の扉を押しながら鍵開錠をすることで開くことがあります。
ITOKI(イトーキ)に依頼する方法
ITOKI(イトーキ)に依頼する方法は、ネットから行えます。
ITOKI(イトーキ)に依頼する方法
ITOKIの金庫の修理を受け付けているのはイトーキエンジニアリングサービスという会社です。
こちらに修理依頼フォームがあるので、そちらから
・商品名・品番
・ロットナンバー(製造番号)
・ご購入時期
などを記入して送信することで合鍵を作製してもらえます。
ITOKI(イトーキ)の金庫の製造番号の調べ方
製造番号・ロット番号は金庫正面右下にシールが貼ってあります。
ITOKIまたはJOIFA602という表示があればITOKIの製品です。
どうしても安くすぐに金庫を開けたい場合
1分1秒でも早く開けたい場合は、自分で開けるという手段もあります。
ただし、破壊することになりますのでその後金庫の使用はできなくなることや、中身の安全が定かではないのが欠点です。
開け方を解説します。
①グラインダーとバールを準備する
蝶番を切り落とすグラインダーと、隙間を広げるバールを準備します。
②グラインダーで蝶番を切り落とす
まずは、グラインダーで蝶番を切り落とします。火花が出ることもあるので十分周囲にはお気を付けください。
③バールを隙間にねじ込む
グラインダーで蝶番を切り落とすと、かんぬきだけで金庫の扉を支えている状態になるので、隙間にバールをねじ込みます。
④てこの原理で開ける
ねじこんだバールでてこの原理を利用すれば開けることができます。