大和ハウスの賃貸アパートにて
鍵はカードキーがついているのですが、そのカードキーの鍵を失くしてしまったと依頼で、鍵開け作業に伺いました。
一般的な金属鍵と同様に、カードキーの場合であっても鍵となるカードを失くしてしまえば開けることができません。またカードキーを使用されているお客様のほとんどが、カードをポケットに入れていたり、どこかに置いたまま忘れてきてしまったり等のうっかり紛失が多い印象です。特にsuicaやパスモなどカードタイプのものが増えていますから、〝鍵〟という認識が薄れてしまいがち。カードキーを使用している方なら一度はカードがどこかに消えた!どこにしまったっけ?など、無意識のうちに失くしかけてしまったことがあると思います。
ただ、カードキーであっても、トラブルが起きたときの開錠法は一般的な金属鍵での作業と変わりはありません。扉にドアスコープがついていれば、ドアスコープからオープナーという工具を通し入れて開けていきます。
今回の住宅鍵で唯一難しかった点は、内鍵のつまみが小さかったこと。オープナーを通し入れたとき、つまみが小さいと引っかけにくいため、手の感覚が重要になります。また内鍵に防犯上のカバーがついていたり、サムターン回し防止の特殊鍵になっていたりすると、オープナーではなく特殊鍵専用の工具が必要になることも。開錠作業の平均時間は5~25分を目安にしていただければと思います。