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- 鍵が開かない!玄関・車・トイレの鍵トラブルの原因と対処法
鍵が開かないときの対処法
急いでいるときや寒い日の外出先で、突然「鍵が開かない!」と焦った経験はありませんか?
この記事では、鍵が開かない原因と対処法、注意すべき行動をわかりやすく解説します。
鍵が開かない5つの原因
鍵が開かないトラブルは、次の原因で起こります。
・鍵穴のゴミや汚れ
・鍵のすり減り、変形
・錠前の部品の破損
・電子錠の電池切れ
・鍵やドアの凍結
鍵穴にゴミがたまっている
鍵をポケットやカバンにそのまま入れていると、鍵に付着したホコリやゴミが鍵穴に入り、鍵の動作を妨げることがあります。
鍵がすり減っていたり、変形している
同じ鍵を長く使っていて表面が摩耗すると、鍵穴とうまく噛み合いません。
鍵の曲がりや細かい傷も開かなくなる原因です。
錠前の部品が壊れている
鍵ではなく、内部のロック機構が故障するケースもあります。
外見に異常がないのに鍵が開かないときは、錠前が壊れている可能性が考えられます。
電子錠の電池が切れている
暗証番号やICカード式の電子錠は、電池が切れると反応しません。
長く使っていなかった鍵で起きやすいトラブルです。
鍵やドアが凍っている
冬場や深夜は、鍵穴やドアの一部が凍ると開かなくなります。
力任せに開けようとすると鍵が折れる恐れもあります。
鍵が開かないときの対処法
鍵が開かないとき、次の方法で対処すれば自分で開けられることがあります。
鍵を紛失したら遺失届を提出する
鍵を失くして開かないときは、警察に遺失届を出してから心当たりのある場所を探しましょう。
防犯のため、その後は鍵の有無にかかわらず鍵交換をおすすめします。
鍵穴を掃除する
鍵穴の中にゴミがあるなら、エアダスターや掃除機で取り除くことで鍵がスムーズに回ります。
防犯のため抜けなくなる恐れがあるので、爪楊枝など細いものを鍵穴に差し込んではいけません。
潤滑スプレーや鉛筆を使う
鍵穴に潤滑スプレーを軽く吹きかける、または鍵に鉛筆を塗ると鍵の滑りがよくなります。
潤滑剤は鍵専用のものを使用してください。
スペアキーを使う
鍵のすり減りが原因で開かない可能性があります。
スペアキー(予備の鍵)があれば、それで開かないか試してみましょう。
ブランクキーを加工して鍵を作る
加工前の鍵(ブランクキー)を金属ヤスリで削って鍵を作る方法もあります。
鍵屋さんによっては鍵穴から型を取って作成できるので、鍵がなくても安心です。
ピッキングで鍵を開ける
特殊工具を鍵穴に差し込んで開ける方法(ピッキング)もあります。
工具はクリップなどで代用することも可能ですが、鍵を壊すリスクが大きいので鍵屋さんに相談してください。
電子錠の電池を交換する
電子錠の電池切れが開かない原因のときは、電池交換ですぐに復旧できます。
非常用の電池差込口や鍵穴がある機種もあるので説明書を確認してください。
凍った鍵を温める
ドライヤーの温風やカイロ・温かい飲み物などを当てて、鍵穴をゆっくり温めてください。
再凍結や故障のリスクがあるので、水やお湯をかけるのは避けましょう。
外側にある非常解錠装置を解除する
トイレや浴室の鍵には、外から開けられる非常用の小さな溝やボタンがあります。
10円玉を溝に差し込んで回すか、ボールペンなどでボタンを押すと鍵が開きます。
新しい錠前に交換する
内部が破損しているなら、錠前そのものを取り替えることが必要です。
鍵が開かないと錠前交換ができないので、解錠と錠前交換をあわせて鍵屋さんに相談してください。
自分で鍵が開かないときの対処法
上で紹介した方法を試してもうまく鍵が開かないときは、鍵屋さんに任せましょう。
うまくいかないときは鍵屋さんに相談
自分で鍵が開かない対処法の結論は「鍵屋さんに相談」です。
無理に開けようとするとケガをしたり、鍵が壊れて余計な費用がかかる恐れもあるからです。
鍵屋さんに鍵開けを依頼する費用
鍵開け費用の目安は8,000円~です。
トイレや郵便ポストなどの簡単な鍵だと安く、玄関や車など防犯性の高い鍵は高くなる傾向なので、まずは見積もりを出してもらいましょう。
鍵が開かない現場に鍵のレスキューが24時間いつでも急行!
鍵が開かないトラブルは深夜・早朝を問わず突然起こるから厄介です。
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